『韓国はK防疫を通じて復活する!?
メイド・イン・コリアが世界を席巻』
防疫対策が完全に上手くいったと思って、様々な憶測を巡らせておりますが、
自分たちに都合の良い机上の空論で、感染症終息まで持ちこたえれるのでしょうか。
この低迷しか道が無いと見える韓国経済を前にして、能天気なのは国民性なのでしょうか?
最も安全に… 「メイド・イン・コリア」の第2の全盛期来る
ポスト感染症時代で世界的な経済環境に対応するために産業政策は
「製造業リショアリング(海外にある生産拠点を自国内に戻すこと)」を後押ししなければならない。
感染症の拡散で重要な貿易・投資相手国の国境封鎖が相次ぎ、韓国企業が苦戦している。
市場と低賃金労働力を求めて海外に出て行った企業の脆弱性がそのまま露出したのだ。
製造業の生態系は、大企業とそのパートナーを中心に組まれている。
大企業は果敢な政策転換と社会的、文化的認識の改善が必要である。
透明性のある情報開示、世界最高水準の市民意識はポスト感染症時代の「ニューノーマル(新基準)」。
最も安全な「グローバル生産拠点」という評価と言っても過言ではない。
ポスト感染症時代で、安全で持続可能な生産環境は、企業活動の不可欠な要素となった。
文在寅大統領は先月28日の閣議で「韓国は最も安全な生産基地となっている」と述べた。
感染症の渦中に成功した防疫を前面に出して製造中止の事態を防いだという自信の表れである。
文大統領の言葉のように「K防疫」の効果は、製造業を中心に出ている。
感染症終了後の反発の機会を掴むための体力転移が開始された後、
政府と業界が国内Uターンを強調してる理由もここにある。
自動車業界の工場稼働率を見ると、韓国と海外の差が確実である。
先月16日基準のGMとダイムラー(メルセデス)、フォルクスワーゲンなど、
世界的な主要自動車メーカーの工場中断率は80%を超えた。
GMが89.5%、ダイムラーが88.9%、フォルクスワーゲンが60%水準である。
GMは8カ国38工場のうち34箇所を閉めた。ダイムラーは27箇所のうち24箇所、
フォルクスワーゲンは26箇所のうち16箇所の操業を停止。
工場を8〜10カ国に散らばせていたからだ。
一方、国内工場を6箇所運営する現代・起亜車の中断率は35.3%にとどまった。
GMとルノーの生産設備を含めて韓国内の工場は、感染症以降部品の需給などで一時的な中断があったが、
感染症と関連して生産人員が足りなくて稼動を止めたわけではない。
チリ、シンガポール、EFTA(ノルウェー、スイス、アイスランド、リヒテンシュタイン)、
ASEAN(東南アジア諸国連合)、インド、EU、ペルー、アメリカ、トルコ、
オーストラリア、カナダ、中国、ニュージーランド、ベトナム、コロンビア、
中米5カ国(パナマ・コスタリカ・ホンジュラス・エルサルバドル・ニカラグア)、
イギリス、イスラエル、インドネシア。
これらは韓国とFTA(自由貿易協定)を結んだ国である。
2004年に1万8252km離れた地球の反対側の国、チリを始め、16年間発行しているFTAが16件あり、
最終的に妥結され、発行を待っている協定も3件ある。これにより韓国の経済領土は59カ国に広がった。
これらの国の割合は、全世界の国内総生産(GDP)の77%を超える。
政府は、現在交渉中のRCEP(東アジア地域包括的経済連携)と
マレーシア・フィリピン・韓中日FTAなどを含めて2022年までに
全世界のGDPの90%を占める70カ国とFTA妥結を目標にしている。
強固なグローバルFTA網は、海外市場で「メイド・イン・コリア」製品の競争力を高めている。
関税・非関税などの貿易障壁を低くし、市場のアクセスを高めるためである。
輸出で暮らす国、韓国がFTAの地図を拡大させている。そして今、名実共に「FTA強国」になった。
実際、貿易投資振興公社(KOTRAの)の調査によると、海外進出企業が国内復帰を検討している要因は、
海外現地の人件費上昇など経営環境の悪化(87.8%)に加え、
韓国のFTAネットワークとブランド効果(53.6%)を挙げた。
韓国で「メイド・イン・コリア」をつけて生産した場合、FTAの関税メリットはもちろん、
「メイド・イン・チャイナ」より相対的に高いブランド価値も享受できるようになる。
特に国内企業の中核投資地だった中国が、米中通商紛争に加え、感染症による生産中止事態で
「世界の工場」としてのメリットを失って行く状況で、企業の国内Uターン需要は増える見込みである。
【この記事に対する私の見解】
新型感染症の拡大状況が他国より緩やかになったことで、検査キットの押し売りや、
上から目線の態度でトランプ大統領をイラつかせたことが記憶に新しい韓国ですが
今度は一度は自身の手により追い出した製造業を再び呼び戻そうとしているようです。
しかし、文政権就任以降の、大企業への規制や締め付けは常軌を逸したものとなっています。
最低賃金の上昇や、週の労働時間の規制、極め付けは労働組合への肩入れでしょう。
韓国の労組は「労働貴族」と揶揄されるほど、好待遇を受けておきながらストライキを繰り返し、
生産性は低く車両1台を生産するのにかかる時間は26.8時間とトヨタの24.1時間に劣っています。
最もひどいはその態度で、現代自の組み立てラインで作業をする労働者が
タブレットやスマホでユーチューブ、ドラマ、映画を見たり、
株式取引をしているという告発記事が報じられたのです。
また、その仕事のクオリティもかなりひどいものでした。
車体と色違いのサイドミラーが付いている車など、作業ミスを連発しています。
そんな杜撰な仕事を繰り返しているのにも関わらず、韓国の自動車産業の平均年収は9072万ウォン、
多くの韓国市民が務める中小企業の平均年収2840万ウォンと比べると、3倍以上の開きがあります。
文大統領は労働組合に加担することで、労働者の味方をアピールしてきましたが、
そもそも労働組合を結成できるような大企業で働けるような、
いわゆる「勝ち組」の肩を持ってきたことに過ぎないのです。
前述のような韓国の製造業の実態に愛想を尽かした外資系企業や、
韓国国内の大企業は次々と脱・韓国を進めて、海外に拠点を移してきました。
そのせいで韓国の産業の空洞化は進み、失業率はますます悪化したわけですが、
文政権はどこ吹く風と引き止める素振りすら見せませんでした。
それがここにきて急に製造業を韓国の誇りにしようなどと言い出したのですから、噴飯ものです。
税制度や規制の緩和など、土壌を整備した上でこういったアピールをするのならまだしも、
机上の空論の段階でこうした声が各所から上がるのは、さすが韓国といったところでしょうか。
感染症の規制を徐々に緩和している韓国ですが、先日もナイトクラブで大規模集団感染が起き、
感染者は再び増加傾向を見せ始めているというのですからお粗末なものです。
このような非現実的な夢物語より先に、孤立している外交を改善して、
他国に助けを求める基盤を作っておく方が先決でしょう。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・文大統領の防疫措置のおかげで世界で最も安全な国になった。
・感染症が終息したら必ずコリアプレミアムが付く。
・世界の中で韓国人の優秀性が陽の目を浴びる機会が来た!
・全世界が韓国のコロナ防疫に驚きを示している。
・FTAに反対してた奴らが何をいまさら…
・韓国人は危機に強い民族である、危機が来たら一丸になる!
・国内の経済状況は最悪なのだが…?
・夢ばかり見るな!今は感染症の第二次爆発寸前である。
・ただの夢物語を語られてもね…
・第2次大流行も韓国から始まるのでは?
【これに対する私の見解】
このように、韓国国内の文政権賞賛報道に踊らされている国民がいる一方で、
現実的な意見も多く見られることもまた事実ではあります。
FTAに反対するだけでなく、在韓日本企業を追い出したり、
韓国国内に化学工場が作りにくくなるように、規制や化学物質の恐怖を煽ることに躍起になってきた
文大統領が急にこのようなことを言い出したところで、信用する企業はいないでしょう。
また、韓国国内の感染症拡大状況も懸念材料となりそうです。
自粛疲れをした若い世代を中心に、感染爆発の第二波が起きようとしています。
人権や経済を犠牲にしてまで、自国の防疫対策を大々的に売り出してしまった以上、
感染爆発を再び起こすことは何としてでも避けたいようですが、
こればかりは政権が簡単にコントロールできるものではありません。
輸入と輸出に頼っている韓国は、他国の状況が改善しなければ経済は回復できないだけでなく、
多くの製造業が脱・韓国を進めてしまったことが原因で、
いまひとつ小康状態に抑えたことの恩恵を受けれない韓国ですが、
文政権に経済立て直しの秘策はあるのでしょうか?
その後の経済に期待を持つより、
どうしてもっと目の前の問題である
悪化しまくった経済状況に対して
何とかしようと思わないのでしょうか?
続きは動画で…