『韓国は中国におんぶに抱っこ状態!?
中国マイナス成長で最悪に進む韓国経済…』
破綻に向かって突き進んでいる韓国経済ですが、感染症の影響を受け、
中国の後ろ盾が無くなった事で、回復の可能性の目まで無くなりそうです。
世界的な恐慌の中、中国に期待できない韓国はどこまでも落ちていくのでしょうか?
中国はマイナス成長、韓国は雇用率60%崩壊…最悪に突き進む韓国経済
中国経済が感染症の衝撃で28年ぶりにマイナス成長した。
中国国家統計局が17日に明らかにしたところによると、
中国の1~3月期の国内総生産(GDP)増加率は
マイナス6.8%で、前四半期の6.0%から12ポイント
以上急落した。
中国の四半期成長率がマイナスを記録したのは1992年
の関連統計発表開始以降で初めてだ。
中国の1~3月期経済成長率急落は予想された。
中国政府は1月23日に感染症の震源地である武漢を
電撃的に封鎖するなど全国的な規模の「シャットダウン」
に入った。
急速な成長鈍化は習近平国家主席が率いる中国共産党
指導部には深刻な挑戦だ。
2010年の10.6%と最後に2桁を記録してから中国の
成長率は下り坂を歩んでいる。
昨年には1990年以降で最も低い水準となる6.1%を
記録した。
当初中国は今年も昨年と同水準の6%ほどの成長率を
無難に達成すると思われたが、感染症の衝撃で状況が急変した。
ただ中国政府は2008年の金融危機より深刻と評価
される感染症にともなう衝撃を克服するために通貨・
財政政策を合わせる強力な浮揚策を出すと予想される。
中国当局は1~3月期までは米国と欧州のように即刻
全方向浮揚策を執行するよりは倒産危機に陥った中小・
民間企業と失業者など弱者を対象に焦点を合わせた
支援政策を推進したと評価される。
ブルームバーグは「米国や欧州で見たのと同じ即刻対応
政策と違い中国当局は感染症の防疫に焦点を合わせて
選別的な支援を提供し穏健な水準で通貨緩和政策を
展開した」と分析した。
中国経済の1~3月期成績表が出てきて韓国経済にも
「Rの恐怖」の懸念が大きくなっている。
韓国は香港を除くと中国と人的交流が最も多い国であり、
中国輸出依存度が25%に達する。
フィナンシャルタイムズは感染症で中国のGDPが
1%減少する場合の各国のGDPに及ぼす影響を計算
したが、韓国は0.35%の減少で24カ国中1位となった。
特に雇用市場は感染症の衝撃で一気に崩れた。
全就業者数が10年ぶりに減少し一時休職者が過去最大
に増えた。
雇用率は60%を割り込んだ。
卸・小売り業、宿泊・飲食店業など消費市場が落ち
込んだのが雇用指標にそのまま反映された。
企業が雇用を減らして雇用弱者である青年層と臨時・
日雇い労働者も大きな打撃を受けた。
感染症発の雇用ショックはこれからが始まりという
ことがさらに大きな問題だ。
韓国政府も対策に乗り出した。
まず16日に発表された2次追加補正予算案のうち
5000億ウォンを雇用維持支援金として支給する
予定だ。
ホン・ナムギ副首相兼企画財政部長官は17日、
感染症にともなう雇用衝撃に対応し来週初めに雇用
安定政策パッケージを発表すると明らかにした。
【この記事に対する私の見解】
韓国経済の構造的弱点は、今回の感染症の影響で浮き彫りになってしまったようです。
さすがにこれほどの急速な感染症の拡大と、経済的な大打撃は
予想していなかった事態ではありますが、韓国経済の歪な構造は、
崩れかけのジェンガのようにいつ崩壊してもおかしくない状況でした。
最低賃金の急激な引き上げによる固定人件費の増加や、週労働52時間制による生産性の低下、
脱原発による電気料金の増加や電力不足の懸念により、韓国企業は弱りきっていました。
力を失った韓国企業は従業員の正規雇用を維持することが難しくなり、
失業者や非正規雇用が増加しました。
経済政策が思うようにいかない文政権は、失業率の増加に歯止めをかけるために、
公務員や、民間の公共事業関連企業の正社員枠を大幅に増加させるように働きかけました。
しかし、そもそも需要がないから求人がない所に、
国策で強引に雇用枠のみを増やしたところで、企業にとってはなんのプラスもありません。
政府からのお達しを守るために、仕方なく正社員化された労働者の大半は、
既存の正社員とは別枠の正社員や、新たに設立された子会社での採用となり、
その雇用条件や労働条件は元々正社員だった労働者よりはるかに条件の悪いものとなりました。
そのため、名ばかりの正社員が増え、数字上の失業率は
改善したかのように見えましたが、実態経済は一向に改善しませんでした。
また、韓国経済が、輸出と輸入に依存しているのは有名な話ですが、
雇用の確保という面でも海外依存が著しい状況です。
しかし文政権以降、政権の方針もあいまって労働組合の暴走が目立ち、
中国以外の外資系企業は次々と脱韓国を進めています。
中国だけは文政権の忖度により、他国よりは良好な関係性を保っているように
見受けられましたが、中国も徐々に経済成長に暗雲が立ち込めて来た上に、
今回の感染症により、中国国内の消費や生産活動が低迷する中で、
中国には韓国をかまうゆとりはありません。
中国の需要を当てにして、韓国が雇用を中心に経済の安定を目指すことは
かなり難しくなっている状況と言えるでしょう。
今回の感染症は各国の経済のストレステストと言って過言ではありません。
堅実で健全な経済構造を作り上げて来た国は、乗り越えることができるでしょうが、
韓国のようにその場しのぎの虫食いだらけの経済ではとても耐えうるものではないでしょう。
経済における最大のリスク分散は外交です。
多くの国と友好的な関係を築くことで、危機的状況下でも経済的連携を強化できれば、
韓国のような対外経済への依存度が高い国も、生き延びることができるのです。
しかし現在の文政権は、外交においても中国への1点集中が目に余ります。
中国から感染拡大が始まった感染症ということで、世界から疑惑の目を向けられている
中国に肩入れし続けることは、韓国にとっても大きなリスクを負うことを、
理解しなければ韓国経済の立て直しはより困難になるでしょう。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・今後の国政運営の責任は文在寅政権と民主党の責任だ。
・壊れた経済が良いと国民が選択したので言うことないです。
・国民が愚かなのだから政府が無能なのは当然。
・文政権下では、自営業者はもうどうしようないようだ。
・右派は国の心配をして、左派は文在寅を心配をして、文在寅は中北を心配する。
・社会主義を志向する政府を選んだ国民の責任だ。
・今回の総選挙は、本当に重要でした…。
・国民が経済が無能と分かっている政権を選んだんだ。
・国の税金で生活費を支給すれば心配ないだろう。
・これから20年以上景気は不況になる、今回の選挙で韓国はベネズエラになった。
【これに対する私の見解】
このように、ネット上では韓国の社会主義路線への傾倒を危惧する声が
かなり見られるのにも関わらず、選挙では文政権が圧勝しているところをみると、
世代間の政治思想のねじれがかなり深刻化しているようです。
給付金を配り、公務員という安定雇用の増加、最低賃金もあがり、
週の労働時間も制限され、日本のような危険な原発もなくなると聞けば、
一見いい事ずくめのように感じます。
しかし現実的な経済状況を考えれば、実現は不可能に近いということを、
多くの韓国国民は気づいていないのかもしれません。
情報や印象の操作により、実現不可能な理想郷に夢を抱き続けることは、非常に危険です。
韓国の国民性として、かなり状況が深刻化し始めると一気に手のひら返しをして
総叩きをする風潮がありますが、経済に関してはそうなってからでは手遅れです。
国民ひとりひとりが、脱日本ではなく、脱中国、脱文政権に動き出さなければ、
韓国経済は凋落の一途をたどるでしょう。
今回の総選挙で親中が選択されましたね。
張りぼてに泥でコーティングした船は
どこまで耐えられるのか、観察していきましょう。
続きは動画で…