武漢「都市封鎖」解除による影響は！？強く出れない韓国の不安…韓国人「あまりにも早い解除だ」【世界情勢】

『武漢「都市封鎖」解除による影響は！？
強く出れない韓国の不安…』

今は世界的パンデミックに見舞われており、日本でも緊急事態宣言が出されるなど
まだその影響が終息する様子は見られません。
その感染症拡大の震源地である中国武漢が、2ヶ月半ぶりに都市封鎖を解除されました。
これについて大きな反応を見せているのが韓国です。
果たしてこれから無事に平常運転へと進むことはできるのでしょうか？

中国武漢 2か月半ぶりに都市封鎖解除

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、
世界で最初に都市の封鎖が行われた
中国湖北省の武漢では、8日、２か月半ぶりに
封鎖の措置が解除されました。
中国政府は、これを契機に、経済の立て直しを
加速させる一方、感染が再び拡大することも
警戒して対策を徹底する方針を示しています。
国営の中国中央テレビは、高速道路で車が
次々と武漢を離れる様子や、高速鉄道や航空便が
再開された状況などを詳しく伝えています。
中国メディアによりますと、８日１日で、
鉄道で５万5000人が武漢を離れるほか、
１万1000人の乗客が武漢の空港を利用する
見込みだということです。
国家衛生健康委員会の報道官は８日の記者会見で
「交通規制の解除に伴って人の移動が多くなるので、
感染防止の対策を十分に行う必要がある」と
強調しました。
中国政府は封鎖の解除を契機に経済の立て直しを
加速させる一方、感染が再び拡大することも
警戒して引き続き、対策を徹底する方針です。
一方、武漢では、外出制限が完全には解除
されていないなど厳しい管理は続いていて、
通常の生活に戻るにはさらに時間がかかる
という声も出ています。

“見切り発車”では人々の不安拭えず
武漢では事実上の封鎖措置が解除されましたが、
“見切り発車”ではないかという人々の不安は
払拭できていません。
地元当局の発表では、武漢の感染者はピーク時には
１日で2000人近く確認されていましたが、
先月下旬以降は新たな感染者はほとんど出ていない
としていて、中国政府も感染拡大の勢いは基本的に
抑え込んだと強調しています。
しかし、武漢では先週、２か月以上団地の外に
出ていなかったという人の感染が確認され、
感染経路がはっきりせず当初は症状もなかったことから、
人々の間で再び感染が広がるのではないかという
懸念の声も出ています。
また、当局の初動の対応や情報公開の遅れに対する
不満も根強く残る中、今回の封鎖解除について
ネット上では「新たな感染者がゼロだという発表には
漏れがある」などと当局の統計に懐疑的な見方のほか、
「武漢の人たちが他の地域に出てきたら混乱をもたらす」
なとどいった批判的な書き込みも見られます。

ＷＨＯ封鎖解除は各国がリスク評価に基づいて判断を
中国の湖北省・武漢の封鎖措置の解除について
ＷＨＯ＝世界保健機関の報道官は７日、スイスの
国連ヨーロッパ本部の定例記者会見で、
「封鎖措置の解除は各国がそれぞれリスク評価に
基づいて行うべきだ。包括的な助言はそぐわない」
と述べ、それぞれの国が状況に応じて判断すべきだ
という考えを示しました。
各国が取り入れている外出制限の措置については、
ＷＨＯで危機対応を統括するライアン氏も６日の
記者会見で、感染の拡大防止に効果があるという
認識を示したうえで、各国はすべての制限を一気に
解除するのではなく段階的に様子を見ながら進める
ことが重要だという見解を示しています。

武漢封鎖解除「中国との緊密な意思疎通続ける」
菅官房長官は、中国湖北省・武漢の封鎖措置が
２か月半ぶりに解除されたことに関連し、
「感染者数に関する中国政府の統計などについて、
さまざまな見方や声があることは承知しているが、
政府としてコメントすることは差し控えたい」と
述べました。
そのうえで「現在の課題は、感染の世界的拡大に
対処するための国際協調と連携だ。引き続き、
中国とも緊密な意思疎通をしっかり続けていきたい」
と述べました。

【この記事に対する私の見解】

報道探

中国は初動の感染症対策の遅れや情報の隠蔽工作疑惑による、
自国の防疫対策のマイナスイメージを払拭するために、
早くも小康状態になったことをアピールしたいようですが、時期尚早感が否めません。
封鎖していた武漢をライトアップをしてまでの大袈裟な復活アピールや、
「中国には新型感染症対策のノウハウがあり、世界を助けることができる」と言わんばかりに
イタリアへの医師団派遣と医療物資を提供したりと、イメージアップに奔走しています。
中国での感染者は新たに63人増え、感染者総数は8万1865人にのぼっており、
未だに予断を許さない状況が続いていますが、
中国全体には自粛疲れも重なり、開放感が立ち込め始めています。
膨大な人数の中国国民が、通常通りの生活スタイルを取り戻し始めれば、
世界中に第二波、遅れて第三波の感染拡大が起こる可能性も否定できません。
ましてや日本は隣国ですし、中国人観光客の人気も高いエリアですから、
その危険度は桁違いとなるでしょう。
アジア諸国で言えば、韓国も新規の国内感染者の増加数が下降気味なことを受けて、
今回の感染症騒動は終わったことにしようとしている風潮があります。
大手財閥の意向や、中国の状況を鑑みているのでしょうが、
恐らく選挙の影を気にしている面が大きいでしょう。
文政権は、この感染症が小康状態に入った状態で
一刻も早く選挙を終わらようという方向性に切り替えたようです。
このまま選挙が延期になれば文政権にとって不利な状況になるということががわかってきたからです。
ライバル視している日本と比べて、韓国はいち早くこの感染症を克服したとアピールしたおかげで、
支持率が55％程度まで上昇しています。
文政権は中国には強く出れませんから、このまま中国からの感染症第二波の流入や、
おざなりだった経済政策の失態が露呈してくれば、支持率は一気に下がります。
今回の感染症の一件で中国への嫌悪感が高まっている国民と、
感染症からの回復をアピールする中国の片棒を担がなければならない文政権は、
その板挟みを選挙の後に持っていきたいという思惑が見て取れます。
大国、中国の扱いを有耶無耶にした状態での新政権スタートは、
韓国国民にとって経済面でも防疫の面でも危険な賭けとなるでしょう。
それでは、その流れについて、韓国国民はどのような声を上げているのでしょうか？

■この記事に対する韓国国民のコメント

ムンさん

・韓国への入国を禁止にしろ！文在寅！
・まだ中国人の出入国統制はしないのか？
・文在寅＝中国人入国歓迎＝韓国滅亡の流れだな。
・入国禁止だけでなく、中国への出国も禁止しなければならない。
・武漢から北京には行けないが、武漢からソウルには来れる…
・マジでまた韓国に来たらどうするのか？
・気持ちはわかるが、もう少し中国の外に出ないでくれ。
・解除するのは構わないが、国外はまだやめてくれ。
・韓国に飛ぶ航空機はないだろ？
・あまりにも早い解除だ！中途半端な判断が事態を悪化させかねない。

【これに対する私の見解】

報道探

といったように韓国国内でも、中国政府が発表した終息の流れには懐疑的な声が多く、
未だ警戒心を強く持っている国民が多いようです。
文政権のウイルス拡散後の対応は評価されたとしても、
本来なら水際で止めることが出来たパンデミックだということを国民は忘れていません。
中国への異常なまでの忖度を今後も続けるかどうかの判断を、国民にしっかりと示さなければ、
問題を誤魔化して当選できたとしても、すぐに不満が噴出するでしょう。
今回の中国の人命、人権軽視の感染症対策を見て、
中国への属国化に対する恐怖をつのらせた韓国国民は少なくありません。
今後、中身のない反日ではなく、しかるべき場面では
しっかりと中国にNOが突きつけられる政権かどうかを、
韓国国民は見極めていかなければなりません。