開催まであと少しとなった韓国総選挙ですが、
感染症の影響を受けて、現政権への国民の支持が荒れています。
そんな中、現在の国民の価値観を調査する企画が行われました。
韓国中道層の票、新型肺炎の衝撃で「総選挙に影響を及ぼすと思う」61%
感染症に対する政府の対応に中道層市民の50.9%が否定的
(対応をできずにいる)と評価していることが明らかになった。
「拡散局面にどのように対応していると思うか」という質問に
「上手く対応している」と答えた中道層は44.6%だった。
進歩・保守層を合わせた全体の回答者の中で
否定的な評価は50.7%(肯定47.1%)だった。
進歩・保守層の回答者は政府の対応に明らかに分かれた反応を見せている。
進歩は81.8%が肯定(否定17.9%)、
保守は82.5%が否定(肯定16.3%)と評価した。
今回の調査は中央日報と韓国リサーチが
「進歩でも保守でもない中道」が
どのような価値観と政策的な立場を持っているのか、
4・15総選挙ではどのような選択をするのかを調べる
共同企画レベルで行われた。
進歩・中道・保守は質問で明らかにした主観的な傾向でなく
政策(保有税・南北関係・検察権限・不動産政策・最低賃金)に対する
立場を通じて再分類された「政策理念」だ。
政策理念上、中道は36.5%を占め、彼らは今回の総選挙で
どの政党や候補に投票するかという質問に
45.2%が「まだ決めていない」と答えた。
感染症が4・15総選挙の支持候補の選択に及ぼす影響については
61.4%が「影響を及ぼすだろう」と答えた。
全体(54.4%)より7%多かった。
感染症が総選挙の票に影響を及ぼすという回答は
保守(66.1%)が進歩(34.1%)より多かった。
感染症の拡散局面で今回の総選挙で
支持候補を撤回するという中道の回答も
18.9%で全体(14.7%)より多かった。
支持候補を継続して支持するという回答は
保守(57.3%)が進歩(41.6%)より多かった。
韓国リサーチのパク・ジョンソン理事は
「感染症が投票意向と支持候補に及ぼす影響が
少なくないものとみられる」と見通した。
政府の対応に対する地域別の否定的な評価は
4000人台の感染者が発生した大邱・慶北(61.7%)で最も多く、
肯定的な評価は湖南(71.4%)が最多だった。
年齢別では20代の否定評価(61.1%)が最も多く、
50代(56.5%)と60代以上(53.9%)の順だった。
政府の対応に対する否定的な評価は最近増加する傾向だ。
政府の対応に対して「上手くやっている」という
肯定的な評価は65.8%だった。
感染者が急増してマスク不足などの政策失敗で
世論が悪化したことに伴った現象と読まれる。
パク・ジョンソン理事は「当時否定的な評価は31.8%で
今回の調査では否定的な評価が19%近く上昇した」と説明した。
中道層の50%以上が感染症の対応に否定的な評価をする
主な要因は経済萎縮に対する懸念のためだと分析される。
「わが国の経済萎縮水準」に対する質問に
中道は10人中9人(90.9%)が「懸念される水準」と答えた。
また「個人と家庭の経済萎縮水準」だと具体化した質問でも
中道の74.2%が懸念される水準だと答えた。
これは個人と家庭経済を比較的に楽観的に捉えている
進歩(懸念される水準48.4%)より
悲観的な保守(81.6%)のパターンと似ていた。
国家経済を懸念する回答は進歩(83.8%)、
中道(90.9%)-保守(96.4%)に大差はなかった。
家庭や個人経済の萎縮を懸念する職業群は
農業・林業・漁業(86.9%)、自営業(77.6%)、
販売・営業・サービス業(70.9%)の順だった。
この中で「非常に懸念される水準」と答えた業種は
自営業(44.8%)が最も多かった。
【これに対する私の見解】
感染症の危険度が、WHO(世界保健機関)に
最高レベルの「非常に高い」に引き上げられましたが、
文政権の拡散に対する政治対応が変わらず問題となっていますね。
最新のリサーチでは進歩・保守層の回答者の肯定否定は明確ですが、
中道層市民の50%超が否定的な評価に移行していることからも、
次の4・15に行われる韓国総選挙に大きな影響が出るのは間違いなさそうです。
また中道層の票で「総選挙に影響を及ぼすと思う」61%もあることから、
わずか1カ月で感染者と死亡者が急増したことで、
文政権への疑問が一気に爆発しているといっていいでしょう。
中には支持候補を撤回するという意見も出てきているので、
新型肺炎への政策に対して、いかに反発が大きいか見られます。
パク・ジョンソン理事の回答では、2月半ばの調査と比べて
否定的評価が19%ポイント近く増加しているということから、
中国への不信感、国内の経済萎縮に対する懸念などの結果が、
数字となって如実に現れているといっていいでしょう。
否定的評価は、年齢別においても、20代はともかく、
50代や60代においても5割を超えているのも注目です。
新型肺炎が拡散されている地域ほど、
国家経済を懸念する回答が多いことから、
打開策がなければ、中道層を中心に
文政権の支持低下は今後も免れないといっていいでしょう。
悲観的な進歩・保守も増加しており、
世論が悪化している傾向が続いていますので、
文政権の今後の対応次第では、
政権終焉のカウントダウンが一気にはじまるかもしれません。
その様子は、これらの件に対する韓国国民の声から見て取れます。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・この支持をする層は本当に存在しているのか?信じられない。
・次の選挙では同じ過ちを繰り返さない…もうこりごりだ。
・能力もないくせに頑固で政策を変えない政権だから何も好転しない。
・私は文在寅のお陰で左派がどれほど根強く腐っているのかに気づけました。
・この国は文在寅の為にあるのではない!
・まだ自国の事ではなく、南北関係回復とか中国と言ってるのか?お終いだよ…
・あなたのために国民は一日一日を生きることに本当に疲れている。
・支持している人間は一体何が良いというのだ?滅びたいのか?
・こんな時だからこそ政府と国民は協力しないといけない!
・都合が悪いタイミングだから延期するだろうな。
【これに対する私の見解】
と言ったように、感染症の対応に、
政策失敗の烙印を押す声が非常に多いですね。
政策の遅れによって、国内の感染者と死亡者が急増したことで、
コントロールできない国民感情が出ていますね。
このように自国が混乱に陥ってるにもかかわらず、いまだに中国のご機嫌を
伺ったりしていることから、嫌中感情もさらに高まっているといえるでしょう。
反日感情を煽ったところで、国内の不安の種を打ち消すことは
できない状態まできているのではないでしょうか。
先日日本が韓国からの入国規制を強化したことで、
韓国は猛反発し同様にビザ免除停止などの措置を行いましたが、
国内で素材供給できないため韓国経済は長期間耐えられないでしょう。
このことからも、新型肺炎の問題が解決されない限りは、
総選挙に大きな影響を与える中道層を中心に、
今後も否定的評価に流れていくでしょうね。
政府が情報公開していることで評価している声も少数ありましたが、
文政権は孤立無援で絶体絶命であることは変わりなさそうです。
正直 若者からの支持が無いというのが
韓国にとって、今後一番影響を及ぼすと思います。
ただ支持を稼ぐのではなく、
国を良い方向に育てていかないと、未来はないでしょう。
続きは動画で…
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