『日韓外交の先行きに不安感じる文政権外相間の会談も音沙汰無し』
バイデン大統領との電話首脳会談でもヤキモキしていた文政権ですが。
日本との外相電話会談が開催予定日すら未定であることに、焦りの色が濃くなってきた文政権です。
日本としては、外交非礼の数々に毅然とした紳士的な態度で対峙しているだけなのですが。
韓日外相間の通話まだ…冷え込む両国関係が背景か
外交部のチョン・ウィヨン長官と日本の茂木敏充外相の初めての電話会談が前例に比べ遅れている。
文在寅政権は韓日関係改善も意識する様子だが、外相同士の通話すら先送りされている。
チョン長官は9日の就任から10日間で5人の各国外相と電話会談をした。
12日に米国のブリンケン国務長官とロシアのラブロフ外相と通話した。
続いて15日にアラブ首長国連邦のアブドラ外相、16日に中国の王毅外相と通話した。
17日にはカナダのガルノー外相と通話した。
だが茂木外相との会談日程はまだ調整中だ。
前任長官が米国より先に日本の外相と通話したのと比較すると異例だ。
カン・ギョンファ前長官は就任2日後の2017年6月21日に岸田文雄元外相と通話した。
ユン・ビョンセ元長官も就任4日目の2013年3月14日に岸田元外相と通話した。
外交部のチェ・ヨンサム報道官は「唯一韓日外相間の通話が遅れている」という指摘に、「具体的に決まった事項はない」として言葉を控えた。
元外交部高位当局者は「先月の裁判所の慰安婦賠償判決後、日本が韓国に対して相当に冷たくなった。
全般的な信頼が壊れた状態に見える」と説明した。
実際に冷え込んだ韓日関係がカウンターパート間の通話と面談日程に相次ぎ支障を及ぼして右往左往だ。
先月22日に赴任したカン・チャンイル駐日大使も菅義偉首相と茂木外相との面談日程をまだ決められていない。
12日には日本の外務省のナンバー2で秋葉剛男次官と会ったが、この日程さえも日本の突然の通知により本来の計画より4日延期された。
共同通信は13日「日本政府と与党内には嫌韓ムードが広がっている」と伝えた。
報道によると、日本政府高位当局者は「チョン外交部長官と会っても『寒いですね』程度しか話すことがない」と話した。
こうした中、バイデン政権発足後初めて日米豪印のクアッド協議体の外相会議が18日にオンラインで開催される。
バイデン政権はトランプ政権当時に始まったクアッドを継承する意志を明らかにしているだけに、今回の会談でクアッドを最高級協議体へと発展させるための議論がされる可能性もある。
また、既存のクアッド4カ国に韓国、ベトナム、ニュージーランドなどを追加する「クアッドプラス」関連の議論も予想される。
クアッド構想とともにバイデン政権が強調する韓米日三角同盟のためには韓日関係復元が至急だが、日本の冷ややかな反応から簡単にスピードを出せずにいると指摘される。
【この記事に対する私の見解】
韓国外交部長官が、日本の茂木外相との電話会談が出来ない事に焦りを感じている様です。
前例で言えば、韓国外交部長官就任数日後には、電話会談を実施していたのです。
米国・中国・ロシアの外相クラスとの電話会談は終わっていることを強調していますが、就任の挨拶だけですから通常であればどこの国の外相も対応はしてくれると思います。
しかし、日本に対しての文政権の対応は、目に余る物があったためにこの様な「毅然とした紳士的行動」に出ているのです。
特に応募工問題に関する「韓国司法」の判決は、到底受け入れることの出来ない事であり、国際法や条約、国際司法裁判所の判例等、何を調べても非礼としか言えない国際法違反になる判決を出した国とは、挨拶すら出来る状況に無いという事を、文政権は深く認識すべきです。
どんなに権力者の文大統領の命令で韓国外交部長官に圧力を掛けて外相電話会談を急がせても、相手がある話であります。
ある意味、韓国外交部長官は可愛そうですね。
文大統領が、国際法や各条約などを無視して日本への非礼を繰り返しているツケを今、外交部が払わされている事になります。
しかし、外交部が大統領に対して進言できないことも問題であり、文大統領・外交部のどちらもどんぐりの背比べですね。
日本は、最低限の事を実行しており外務省ナンバー2の秋葉次官は、韓国側との会談を実行しています。
対話のチャンネルをすべて閉鎖したわけではなく、「毅然とした紳士的な対応」をしているのです。
こうした中で、バイデン政権は朝鮮半島も含む東アジアの安全保障については、益々日本への期待が高まるでしょう。
そして、同盟国としての信用が地に落ちた韓国をよそに、日米豪印のクアッドに比重を置いて行くことでしょう。
ただ米国は、リアリストでありますので、クアッドプラスの事も考えてはいるようです。
韓国は、これで米国との仲間に入れてもらえると喜んで報道していますが、米国が純粋な「クアッド」に強い関心があるだけの事です。
そのクアッドをより発展させるために、韓国などを準加盟国的に扱いにし、クアッドプラスの枠組みに参加させたいという思惑でしょう。
国連で言えば、常任理事国と同クラスなのは、スタメンだった日米豪印のみです。
世界最強の信頼関係で結ばれている日米同盟を誇る日本の外交手腕の前には、韓国外交は「おままごと」みたいなものですからね。
韓国側の日米に対する外交非礼を改めなければ、この先の日米からの信頼を得ることはありえないのです。
■この記事に対する反響のポイント
扱いが適当に…国際的孤立を実感
それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国国内では「菅ですら人間扱いしないほど国際いじめをされる文在寅」「文在寅が得意になって反日をしたので、国際社会で孤立をしてしまったんだよね?」「今更米国に助けを求めても任期が1年残った政権と何の対話をするの?」「どうする?中国に助けて欲しいと言わないの?」といったように、文大統領の外交迷走に、コメントも「日米中」入り乱れて迷走している感じです。
さすがに、クアッドの事で中国に助けを求めにいけば、中国の傘下に入れてもらえるとは思います。
そもそも、クアッドは対中安全保障を考える枠組みですからね。
クアッドの中身も知らずに、仲間外れになったとだけ捉えている国民が多いことが伺えます。
韓国の国民性として、物事の本質を捉える能力は備わっていないのでしょう。
「米国が韓国を助けてくれるの?極秘事項は韓国に教えてくれず、日米関係は強固なのに」など、反米感情すら芽生えている始末で、米韓同盟のことは忘れているのでしょう。
米韓同盟は、別名「血で結ばれた同盟」とも言われていましたが、
韓国外交では電話会談順位が話題ですが、本質的議論は全く醸成されないです。
韓国の国力がその程度という事ですね。
続きは動画で…