『国際法を超える文大統領の“意向”無謀外交は日本だけでなく米国も…』
文政権の「離米親中」姿勢を韓国メディアは「米韓同盟の亀裂」と報じています。
しかし、国際条約違反の常習犯である韓国への警告には文大統領はお気楽なままです。
文大統領は「神聖にして侵してはならない絶対の存在」になっている様ですが、その結末は。
【新・悪韓論】文大統領の“ご意向”は国際条約よりはるか上!? “相手国同意無視”の駐日、駐米大使任命…「友好」ではなく「教化」目的か
ジョー・バイデン米大統領は4日、韓国の文在寅大統領と米韓首脳電話会談を行った。
大統領就任から約2週間後の初会談で、菅義偉首相との日米首脳電話会談から1週間後だった。
文政権の「離米親中」姿勢を踏まえた対応とみられ、韓国メディアは「米韓同盟の亀裂」と報じた。
これに加えて、「国際条約違反の常習犯」である韓国への警告という意味もありそうだ。
ジャーナリストの室谷克実氏が、韓国政府による駐日、駐米大使の任命経緯を踏まえて考察した。
韓国政府は、カン・チャンイル駐日大使の任命に当たって、日本政府の同意(アグレマン)を得る前に国内発表した。
これに対し、日本政府は韓国側に「極めて遺憾」と申し入れた-と伝える記事(読売新聞2021年2月3日)があった。
「反日」言動で知られた人物を日本大使に押し込むために、国内発表を先行させて既成事実化する意図も強く働いたのだろうが、これは「今回、駐日大使に関して…」の限定的な事例ではない。
上記記事は「国際慣習上は受け入れ国のアグレマンを得るまでは大使の人事について発表しない」と、外務省の説明を伝えているが、これは事を荒立てないための“偽りの説明”だ。
外交関係に関するウィーン条約4条は「派遣国は、自国が使節団の長として接受国に派遣しようとする者について接受国のアグレマンが与えられていることを確認しなければならない」と定めている。
つまり、国際慣習をないがしろにしたのではなく、国際条約を破ったのだ。
さらに言えば、韓国は主要国に派遣する大使に関して、アグレマンを得る前に国内発表することを当たり前のようにしてきた。
国際条約破りは、韓国の“国内慣習”と言える。
韓国紙「中央日報」(19年10月7日)に以下のような記事がある。
《イ・スヒョク氏(現米国大使)は8月9日に文大統領から駐米大使に指名された。
7日で60日目だ。
ところがまだ派遣先の米国政府の同意、すなわちアグレマンを受けていない。
チョ・ユンジェ駐米大使は43日ぶりに受けた。
この10年間でアグレマン待機が最も長かったのはアン・ホヨン)大使で50日だった。
》米国は国際条約破りに、イライラするまで待たせる措置を取ってきた。
が、改善される兆候はないのだ、なぜか。
文政権の場合は、ムンパ(=文大統領の狂信的支持者)の影響力が挙げられる。
ムンパにとって、文氏は「神聖にして無謬、侵してはならない絶対の存在」だ。
文政権の大統領府スタッフはムンパだけと言える。
彼らにとって、「大統領様が指示された大使人事に関するご意向」は、国際条約より、はるか上にあるのだ。
文氏の意向を受け、韓国外交省ではジャパンスクール(日本通の外交官)と、アメリカンスクールが総パージされた。
対日、対米関係は悪化しても構わないという意思が背後にある。
大使は相手国との友好など考える必要はない。
韓国の“正しい立場(大統領の意向)”を踏まえて、相手国民の「教化」に専念するべきだ-ということになろう。
中央日報(19年3月25日)が、米国務省関係者の発言を伝えていた。
「韓国の外交官は会うとすぐにわれわれを教化しようとする。
それから何々してほしいと…」前出のイ・スヒョク・駐米大使は10年6月「今や韓国は世界秩序の変化を、より積極的に主導し、その中で国益を戦略的に図るほど十分に成長した」と述べた。
文氏が「世界を先導する韓国」を強調したのと同じ脈絡だ。
さらに同年10月、李大使は「70年前に韓国が米国を選んだからといって、今後も米国を選択しなければならないわけではない」と言ってのけた。
文氏が中国の習近平主席の指導力を称賛したことと合わせて見なくてはならない。
【この記事に対する私の見解】
親中派の文大統領に対して、米国のバイデン政権の厳しい対応が始まりました。
国際条約違反の常習犯である韓国への警告の側面もあると韓国のメディアは認識しているようです。
しかし文大統領自身は、そんな事はお構いなしの「裸の王様」状態です。
国交のある国へ派遣する大使任命に際して、相手国政府との同意なしに、国内で就任発表をしています。
日本に対して同意前に発表するのはある程度予想出来ますが、これはこの動画で何度も説明している「ウィーン条約」に違反するのです。
マナー違反というレベルではなく、条約を破る行為は世界各国からの信頼を失う禁じ手であるのです。
国際法や条約の遵守は国連加盟国であれば、国連憲章の遵守事項にもなっているのです。
無礼極まりない文大統領は、私達の予想を超えました。
何と米韓同盟で大切な米国駐在大使も、米国の同意を得ずに指名して公表したのです。
このような行為は、日米両国に対しての「侮辱行為」であり、同盟関係が破棄される可能性すらあるのです。
朝鮮半島の安全保障を、米軍におんぶに抱っこ状態の韓国がやって良いことでは無いですし、対等であるならば尚更遵守すべき内容です。
なぜ韓国がこの様な無礼行為を世界各国でやっているのかの背景には、文大統領の神格化があると韓国では報道されています。
もはや狂信者としか言えない、熱狂的な一部の文支持派は、文大統領への忠誠心を示すことで、私利私欲を肥やしているのでしょうか。
各国共通である大使最大の使命は、相手国との友好関係を築くことですが、韓国の大使からすると、二の次三の次程度にしか思えていないのでしょう。
文大統領の意向を布教する、新興宗教団体の信者のような立場で活動することのほうが、とても大切なのでしょう。
その裏付けに米国務省関係者の証言で、韓国大使はいきなり布教活動をして、その後は物乞いの様にやってほしいことばかり伝えてくると苦言を呈しています。
韓国の在米大使を要約すると「中国を絶賛、今後は米韓同盟を最重要視はしない」との趣旨で発言を繰り返しています。
仮にも在中の韓国大使が発言するならば百歩譲って解りますが、米国の同盟関係を大事としながら、在米大使がこのような発言をしているのは信じられませんね。
さらに「世界を先導する韓国」との、文大統領の発言に沿った大使の発言も見られますが、何を先導していたのでしょう。
唯一思い出されるのは、幻のK防疫神話くらいです。
事実無根のチンピラの強がりのような意向をいくら布教しても、誰にも見向きもされないという事には、気づけないのでしょう。
■この記事に対する反響のポイント
無策の文大統領、向いている方向も分からない
それでは、この記事に対する反響なのですが…「同盟国の米国に背を向けて、中共に近づくのはなんて愚かな事なのか」「我々がこの様に豊かな暮らしができたのは、米国の積極的な支援と日本の賠償金の存在だ」「韓国人から見ても韓国が問題です」など、文大統領が行っている愚策に対して、このままでは韓国が失われると危機感を持っている声が多いです。
朝鮮戦争の構図を思い出しても、北のバックに居たのは「中国」「ソ連」であり、韓国のバックに居たのは国連軍であり「米国」です。
どちらが大切なのかは、小学生でも解ります。
それが解らない文大統領は、どこへ向かって良いかも解っていないのでしょう。
また、そういった文政権が行なった反日反米政策の結果「米国は直ちに朝鮮半島から消えろ!」「米国は民主党が政権を握ると必ず韓国を抑圧する、トランプとは別の圧力が来るぞ」など、自分の立場も認識できずに、声だけは大きい反米姿勢も目立ちます。
朝鮮戦争で多くの若い米軍兵士が、祖国でもない朝鮮半島の地で世界の安定の為にとは言え、韓国を守るために散っていった事を忘れているのです。
確かになんでも受け入れる必要はないでしょうが、ここまで反感が全面に出ているのは異常ですよね…
大義を忘れた外交大使が、その国に駐在する意味は何があるのでしょう。
互いの国にとって時間の無駄遣いですよね。
続きは動画で…
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