『「キムチは韓国のもの」発言韓国人ユーチューバー大炎上!』
BTSの歴史認識騒動に続き、中韓の国民感情に軋轢が生じているようです。
親中派の文政権にとっては思わしくないこの状況ですが、中国当局の強気な対応も相まって双方の対立感情はますます激化の一途を辿っていきそうです。
「キムチは韓国のもの」 韓国人ユーチューバー発言に中国の所属事務所「中国を侮辱、契約解除」
大食い配信で有名な韓国の女性ユーチューバーが「キムチとサム(葉野菜などで具材を包む料理)は韓国文化」と動画の中で述べたところ、中国のネットユーザーから非難が殺到し、中国の所属事務所から契約を解除される事態に発展した。
529万人以上のチャンネル登録者を抱えるユーチューバー、Hamzy(本名:ハム・ジヒョン)さんは今月15日、自身のユーチューブチャンネルに、チュクミビビンバ(辛いタコのビビンバ)や白キムチなどを食べる動画を投稿した。
すると、コメント欄では動画の内容とは無関係に、Hamzyさんを非難する中国のネットユーザーのコメントと、それに反論する韓国のネットユーザーのコメントによる「コメント戦争」が繰り広げられた。
Hamzyさんが中国のネットユーザーから非難されるようになったのは昨年11月からだ。
Hamzyさんが投稿したウロンサムパプ(タニシ包みご飯)と辛い豚肉炒めの動画に、視聴者から「サム(包んで食べる)文化が自分たち(中国)のものだと主張する動画を見て腹が立ったが、Hamzyが包んで食べる動画を上げてくれてうれしい」というコメントが付き、Hamzyさんがこれに「いいね」を押した。
Hamzyさんのこうした振る舞いは、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で拡散され、中国のネットユーザーたちは、中国にも多くのファンを持つHamzyさんに向かって非難を浴びせた。
その後もHamzyさんは自身の動画のコメントに「キムチとサムは韓国の食べ物なのに、(私の発言の)どこが誤っているのか分からない」という主旨のコメントを重ねて投稿した。
この騒動で、Hamzyさんは一時、微博のリアルタイム検索ワードのランキング上位に入るなど注目された。
Hamzyさんの中国側所属事務所が謝罪したが、その後も中国のネットユーザーたちはHamzyさんの動画に悪質なコメントを投稿した。
Hamzyさんはこれに対し「(私が)中国人のことを侮辱していると伝わり、所属事務所側が謝罪したようだが、キムチやサムは当然わが国の食べ物だと考えており、そのことが論争になること自体があり得ない」との立場を明らかにした。
こうした事態を受け、Hamzyさんの中国側所属事務所は17日、Hamzyさんとの契約を解除すると通知した。
所属事務所側は公式コメントで「最近、中国に対するHamzyの侮辱が(中国の)大衆に極めて深刻な悪影響を及ぼしており、今日限りで全ての協力を正式に終了することを決めた」と発表した。
さらに「中国のファンを傷つける発言によって、中国のファンの感情と党に対するわが社の信頼を深く傷つけた」として「わが社は中国に対する侮辱に断固として反対し、中国を侮辱する全ての態度と発言から中国人の尊厳性を確実に守る考えであり、いかなる形の侵害も許さない」と主張した。
【この記事に対する私の見解】
といったように「親中」を超えて「媚中(びちゅう)」とも揶揄される文政権ですが、国民の嫌中感情はますます高まりを見せているようです。
BTSの歴史認識騒動の際も、中国当局は韓国を攻撃する中国国民を後押しするようなコメントをしたのに対し、韓国政府は事なかれ主義を貫いて来ました。
日本に対しては捏造をしてまで些細なことに言いがかりをつけてくるのにも関わらず、中国が絡んでくると途端に弱気になる文政権の対応には韓国国内からも疑問の声があがっています。
特に、パンデミック隠蔽疑惑が拭いきれない状況の中で中国人の入国を受け入れ続けてきたこともあり、韓国国内の嫌中感情と、文政権の弱腰対応には不満が高まり続けています。
また、このキムチ論争ですが、中国は塩漬け発酵野菜「パオツァイ」の製造工程を国際標準化機構の認証を受け「キムチはパオツァイ」の一種とすることで、「キムチの起源は中国である」という説を既成事実化しようという動きも進めており、韓国人からは困惑が広がっているようです。
欧米諸国では、中華料理と韓国料理、日本料理を混同している人も多くいることから認証を受ければ、特許や権利上も中国の「パオツァイ」が覇権を握るのではないかとも言われています。
韓国国内のキムチ輸出業者の間では危機感も高まっており、韓国の食品産業、観光産業を守る上でも韓国政府が何らかの声明を出すべきですが未だに韓国の農林畜産食品部は「今回のISO国際標準制定は中国のキムチが国際標準になったという意味ではない」と述べるにとどまっています。
そして驚いたのは中国側の対応です。
中国共産党中央政法委員会は13日「韓国が被害妄想にとらわれている」と発言。
また、国営放送のアナウンサーは韓国国民がこの問題に激怒していることを受けて「小国が隣の大国を無礼な形で冒涜すれば滅亡しかねない」「理解できないようなら本でも読んで勉強しろ」と暴言を吐いたことでしょう。
完全に韓国を見下している中国ですが、それでも媚中政策を続ける文政権。
バイデン政権誕生に伴い、国際社会の流れとしても対中ネットワークに参加し、中国の傍若無人な振る舞いを許さない風潮が強まってはいますが、それでも国民感情と国際世論を無視し中国の肩を持ち続けるのでしょうか?日本の法制度の穴をつき、「紅はるか」や「シャインマスカット」などの日本の農作物のブランドを無断栽培し、韓国産ブランドとして売り出して来た韓国がこの一件に関し、中国に激怒する資格はあるのかも甚だ疑問ではありますが韓国国民の対中関係の悪化は文政権にとってマイナス材料となることはいうまでもないでしょう。
■この記事に対する反響のポイント
中国起原は許せない!…ブーメラン刺さってます
それでは、この記事に対する反響なのですが…「政府は中国と戦わない、外交部は何のために存在しているのか?」「中国にはキムチ用冷蔵庫はあるの?」「これが世界中に嫌われる中国人の本質だ」このように、韓国国内ではキムチは韓国起源であると強く主張する声が多く見られます。
また、中国の横暴な態度に反発する感情が高まりを見せていることがよくわかります。
しかし、これまでも捏造された歴史認識や、日本製品のパクリ騒動などで、例え決定的な間違いの証拠を指摘されたとしても「声の大きい主張が正しい」と言わんばかりに居直り、執拗なロビー活動を続けて来た韓国が、今回、中国に同様の対応をされたことで憤るというのは日本からすれば因果応報とも思えますが、この一件を機に、日本に対する自国の振る舞いを省みるコメントは見られません。
しかし、こうした民間レベルの衝突は、確実に文政権の外交姿勢に対しても悪材料となりますが文政権が反日感情以上に高まりを見せる嫌中感情をどのようにガス抜きしていくのか注視していく必要がありそうです。
日本国民からすれば民度の低さはどっちもどっち、といった感じでしょうか?
続きは動画で…
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中国VS韓国!「キムチは韓国のもの」発言で韓国人ユーチューバー大炎上!?中国の所属事務所が「契約解除」と大激怒!【世界情勢】
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