『韓国外交部に情けないと不満爆発!イラン大使を招致するも状況は最悪…』
先日、イランが韓国国籍のタンカーを拿捕した事を受け、韓国政府はイラン大使を呼んで抗議し、船舶と船員の即時解放を求めました。
韓国がイランに原油代金を踏み倒している事が原因とみられ、韓国国内でも注目が集まっています。
韓国外交部「韓国船舶拿捕」関連で駐韓イラン大使を招致
外交部がイランの韓国船舶拿捕と関連し、5日午後に駐韓イラン大使を呼んで抗議した。
外交部はアフリカ中東局のコ・ギョンソク局長がソウルの外交部庁舎にシャベスタリ駐韓イラン大使を呼んで、前日のイラン革命防衛隊による韓国船籍のタンカー「韓国ケミ」の拿捕に関し遺憾を表明したと明らかにした。
シャベスタリ大使は外交部庁舎に入りながら「船員は安全なのか」との取材陣の質問に「全員安全だ。
健康について心配する必要はない」と答えた。
だが拿捕の理由と乗組員の拘束解除時期などに対する質問には答えなかった。
前日イラン外務省報道官は拿捕と関連し「地方当局の報告によるとこの事案は完全に技術的なものであり、該当船舶は海洋汚染に対し調査せよとの裁判所の命令により措置されたもの」と明らかにした。
これに先立ち韓国国籍の化学運搬船の韓国ケミは現地時間4日午前10時ごろにホルムズ海峡のオマーン近隣海域でイラン革命防衛隊に拿捕された。
この船舶には船長をはじめと1~3等航海士、機関長ら韓国人船員5人、ミャンマー人11人、インドネシア人2人、ベトナム人2人の20人が乗船していた。
【この記事に対する私の見解】
イラン革命防衛隊がペルシア湾で、韓国船籍のタンカー「韓国ケミ」を拿捕しました。
イラン側はその理由として化学物質流出による海洋汚染を挙げていますが、先日もお伝えした通り、イランの本当の狙いは韓国の銀行に凍結されている70億ドルの原油輸出代金です。
米国がイランに経済制裁を行った当時、イランと原油の取引をしていた国は多くありました。
一時的にイランの資金は各国で凍結されましたが、10年経った今、いまだに支払いが済んでいない国は韓国しかありません。
現在両国は凍結資産を新型感染症ウイルスのワクチン購入に充てる方策を検討していて、今月10日にはチェ韓国外交部第一次官がイランに訪問、協議する予定です。
ここで協議が上手くいけば、この原油代未払い問題は解決に向けて大きく進展するのですが、いままで韓国はイランに対して非常に不誠実な態度を取り続けていた為、信用が全くありません。
そこで外交圧力を掛ける為、今回の様な行動に出たものと考えられています。
代金を踏み倒そうとした韓国と、拿捕して圧力を掛けようとするイランですが、率直に言ってどっちもどっちといったところでしょうか。
今回の記事では韓国政府が駐韓イラン大使を呼んで抗議した事を伝えていますが、それ以外にも海軍をホルムズ海峡に緊急出動させるなど、一見強気の姿勢を見せています。
しかし本音のところはどうでしょうか?今後米国は多国間の取り決めであるイラン核合意への復帰を模索すると見られていますが、その際、韓国が行なっている原油代未払い問題は、各国の大きな注目を集めると考えられます。
そもそも買った物の代金を支払うと言うのは誰が聞いても納得するしかない正論ですから、この件に関して韓国を擁護する国は全くありません。
もちろんきちんと代金を払えば問題ないのですが、凍結された資産を韓国が使い込んでいる可能性が非常に高く、借金まみれの韓国にその余裕があるかはかなり疑わしいでしょう。
そうして考えると今回の件は国際社会の注目を集めてしまった為、韓国にとって非常に都合が悪く、表向きは強気の姿勢を見せながら、裏ではイランと個別に協議して、穏便に済ませたいのが本音と思われます。
しかし一番簡単な「払っていない代金をきちんと払う」という解決方法を選べない韓国、何か有効な手立てがあるのでしょうか?自業自得としか言いようがありませんが、今後も難しい舵取りが求められる文政権に、国民の注目が集まっているようです。
■この記事に対する反響のポイント
政府の外交に不満だが、理由に唖然
それでは、この記事に対する反響なのですが…「抗議するなんて、何を言うつもりだ?」「韓国の外交がこれほどまでに力がないのか?失望だ」「外交部は何をやっていたんだ?派遣ではなく強力に警告すべきだが、韓国が悪者だ」といったように、ここまで悪化させた韓国の外交に不満を抱く人が多いようですね。
つい先日もチェコの共産政権時代だった過去をほじくり返して猛抗議を受けていますし、ニュージ-ランド大使館セクハラ事件など、韓国外交部の失態は枚挙に暇がありません。
また、単にトラブルを起こすだけでなく、その後の対応も最悪な為、他国との関係を強化するはずの外交部が、むしろ関係悪化を促している点も問題です。
しかし彼らの意見をよく見てみると「国際外交の仲間はずれ」や「韓国は国際的カモ」のように、韓国の外交力の無さを問題視する人はいても、代金未払いを問題視する人は居ないようです。
友好国が多く、国際的な発言力が大きければ踏み倒しても構わないと言う発想なのでしょうか?日本から仏像を盗んだ窃盗団を愛国者と賛美する韓国らしい考えですが、それが国際社会で受け入れられるとは到底思えませんね。
その証拠に「イランとの外交関係を全て停止しろ!」「イランは戦争でもしようと言うのか!?」といったように、韓国側に非は全くなく一方的にイランを攻める声も見られます。
日本に対しての対応で、加減を忘れてしまっているようですが、日本は稀に見る我慢強く争いを望まない国という事で成り立っているだけなので、他の国に向けてその対応をしてしまうと、取り返しのつかない状況に一気に転がって行きますよ。
ますます国際的に孤立していく韓国ですが、泥棒を英雄扱いする国としては相応しい末路ではないでしょうか?
続きは動画で…