文大統領がCPTPP加盟検討!韓国人も賞賛する動きだが「加入条件は韓国が主導的に決めたい」と上から目線…「脱日本」の成果は?【世界情勢】

『文大統領がCPTPP加盟検討!「加入条件は韓国が決めたい」』

韓国が自身の生命線である輸出の活性化の為、CPTPPへの加盟に積極的であるとの報道が出ました。
このあいだRCEPに加盟した韓国、この動きには米中両国への関係を調整する意図もありそうです。
ですが、あくまで提案しただけで、まず問題として韓国はCPTPPへの加盟が可能なのでしょうか?。

日本政府、文大統領のCPTPP加盟検討発言「歓迎」


日本政府は8日、文在寅大統領が包括的・漸進的環太平洋経済パートナー協定(CPTPP)加入の意向を表明したことに対して歓迎する立場を明らかにした。
共同通信によると、日本政府報道官の加藤勝信官房長官は同日午後の記者会見で文大統領のCPTPP参加検討発言について「多様な国・地域による関心表明は歓迎したい」と述べた。
しかしCPTPP加盟国は高いレベルの市場アプローチと規則の整備を要求される点を取り上げ「高いレベルを満たす用意ができているかについては、しっかりと見極める必要がある」と指摘した。
これに先立ち文大統領は、この日のソウルで開かれた「貿易の日」記念式で「市場の多角化を必ず実現させなければならない」とし、CPTPP加盟を引き続き検討していくと述べている。
アジア・太平洋地域の経済同盟体であるCPTPPの出発点はTPP(環太平洋経済連携協定)だ。
2015年10月に妥結したTPPは、米国や日本などの参加国が国内批准を推進していた状況で、保護主義を主張するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任後、米国の脱退により日本など11ヵ国中心のCPTPPに名称を変えて、2018年12月30日に発足した。

【これに対する私の見解】

レッサーパンダ
ポッチ―


それでは 記事を読んだ僕の感想ですが今回の記事は、文大統領がCPTPPへの加入に積極的な姿勢を見せたという内容でした。
まず、CPTPPについて軽く説明したいと思います。
そのためにはTPPと関連付けて考えていかなければいけません。
米国はオバマ政権時代、中国を排除した日本を含む環太平洋地域の国々との自由貿易協定である、TPP(環太平洋経済連携協定)を発足しました。
しかしトランプ政権に交代後、保護貿易主義を掲げたために米国はTPPを脱退しました。
そのため日本を中心としてCPTPPを結成する事になり、世界のGDPの約14パーセントを占める巨大自由経済圏が作られました。
現在のCPTPPの加盟国は東南アジア諸国、オセアニアの国々、北米や南米を含みます。
関税の撤廃だけではなく、ヒトやモノの移動がより活発になることが目的とされています。


ではなぜ文大統領はいきなりCPTPPへ関心を示したのでしょうか。
理由のひとつは、米大統領選でバイデン氏が優勢となっている現在、このままバイデン氏が大統領となることが確定した場合、バイデン氏はCPTPPへの加盟に対して前向きの姿勢を見せる可能性が高いからです。
韓国は現在、米中対立の板挟みにあっています。
米国と中国は双方による関税の制裁などを経て貿易摩擦や軋轢を深めてきました。
そんな中、先月に韓国は中国が主導する世界最大の自由貿易協定であるRCEPに最終署名をしたことが報じられました。
もちろんこの協定には米国は参加していませんので、韓国がとうとう中国寄りの政策に打ち出したか…と思われたニュースでした。
しかしながら、今回の記事を見るとCPTPPに対しても積極姿勢を貫くことで米国と中国の両国に対して「いい顔」をしていく方向性に変わりはないようです。


ここまでは、なぜCPTPP加盟に積極的なのかという部分に着目してきましたが、実際に参加できるようになるのかという問題は難しいところです。
新しい国の加盟には、すでに加盟している国すべての承認が必要であり、裏を返すと一国でも反対すれば韓国の加盟は実現しません。
この件に関しては、加藤官房長官が「関心表明は歓迎したい」と表明しており、NOJAPAN運動などで日本との軋轢が絶えない状況ですが、手放しで日本が反対という事はなさそうですが、加入のレベルに韓国があるかは別です。
それに関しても韓国側は謎のマウントを取ってきていますが、この自信は何処からくるのか…また、CPTPPへの参入はメリットだけではありません。
関税が生む優位性がなくなり、韓国の自国産業は打撃を受ける事態になりかねません。
さらにCPTPPは関税撤廃だけではなく知的財産などの幅広い分野も対象とするため、韓国がこれらに対応できるのかが一部では疑問視されています。

■この記事に対する反響

ポッチ―
ポッチ―

それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国側の反応は「韓国の地位が高まりつつある」「文大統領を支援する」というように、文大統領の発言に対して肯定的な声が多く見られました。
また、日本の立場については「日本が歓迎するなら加入しないほうがよい」「加入条件は韓国が主導的に決めてほしい」というもので、先程も触れましたが、なぜか日本が中心となっているCPTPPについて、やたらに上から目線であり、韓国の産業レベルは高いと信じ込んでいる声が溢れていました。
既存の協定に参加するというのに文句をつけてくるとか、品格が問われますよ?また、その極めつけとして「むしろ日本が韓国とパートナーになるだけの高いレベルを備えているか問い返したい」などという声もあり、開いた口が塞がりません。
それでは、日本側の反応は「韓国はトラブルメーカーだから加入させたくない」「日本は韓国の加盟に反対するのではないか」「参加は検討してもどうせ加入できない」「遅れて加盟で韓国有利の条件を入れることは難しい」という意見が見受けられました。
まあ、これだけ不躾な態度をとっているので、肯定的な声なんて出てきませんね。
周りが許さない空気になれば加盟は実現しないことを理解していないのでしょうか。
また「CPTPP参加で米国と中国の両国に取り入ることができてよかったね」というように、米中対立の板挟みの中で、「どっちにもいい顔をする」ことを選択したようですが、この選択は、本当に両国からの圧力をそらすことになるのでしょうか?僕からすれば、ただ、厄介事を増やしただけにしか見えないのですけどね。
まあ、本人達もこれほど自信満々なようですし、関税の保護が無くなった状態で、何処まで日本製品と戦えるか、「脱日本」の成果が楽しみですね

ポッチ―
ポッチ―

RCEPに続いてCPTPPへの加盟、新たな協定に参加の姿勢を見せた韓国の今後は一体。

続きは動画で…

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