『韓国の不動産バブル崩壊か!?価格が減少を始め、韓国国民不安』
不動産価格の高騰が懸念されていた韓国ですが、最近になって値下がりも見られ、不動産バブルの崩壊が始まったのではと心配する声が国民から挙がっていますが、借金をしてまで投資を行っている人も多い状況で、バブル崩壊は悲惨な結果を呼びそうです。
不動産下落の信号弾?高徳·麻浦など2億~3億ウォンずつ値下がり
ソウル江東区のある公認仲介業者には、高徳グラシウムの売り物が積もっている。
59平方メートルのマンションは、価格を12億ウォンまで下げて売りに出したが、買い手が見つからずにいる。
このマンションは先月初めまでは14億ウォンで売られ、価格が急騰したマンションだ。
この仲介業者代表Aさんは「今月に入って買い手が少なくなったのが感じられる」とし「これまであまりにも価格が上昇したようだと言って購入をためらう人が多い」と伝えた。
最近、住宅市場で傍観傾向が広がっている。
韓国鑑定院は今月21日、全国のマンション価格が5週連続で横ばいに近い0.01%の上昇率を記録したと発表した。
「6・17対策」など相次ぐ不動産対策で投機需要が減り、実需要者の買いが伸び悩んでいるものと分析される。
傍観傾向の拡散は民間指標でも確認できる。
不動産114によると、9月第3週のソウルマンションの売買価格変動率は0.05%だった。
上昇の勢い自体は続いたものの、上げ幅は前週の調査(0.06%)より縮小した。
不動産114の統計で、ソウルのマンション価格の上昇率は8月の最終週に0.11%まで上昇した後、4週連続で上昇率が緩やかになっている。
【これに対する私の見解】
という事で度々問題になってきた韓国の不動産バブル問題ですが、ここにきてようやく値段の高騰が落ち着きを見せ始めたようなのですが、自然な流れでの不動産価格の下落傾向は、バブルの崩壊を危惧させているようです。
値段が上がっても大騒ぎ、下がっても大騒ぎするという状況は、全く韓国政府がこの不動産問題をコントロール出来ていない事を表しています。
流石に高騰をし続けて天井が見えてきたという事もあるでしょうが、ブレーキがかかった要因には、大幅に引き上げられる保有税も関連しているでしょう。
しかし、こういった政府が掛けた税金によるブレーキなのですが、元々、ソウルなどで不動産を保持していた層からの不満を招いており、ろうそくデモの開催まで行われようとしており、混乱を招いているのです。
そもそも、大きな問題となっていたのは、ソウルなど一部の地域での異常な値上がりで、その要因は、国民が借金をしてまで行っている不動産投機です。
銀行などから借金をして株や不動産に賭けている国民が急増しています。
政府の行った対策は、こうした本来の問題を起こしている層に対する影響よりも、その他への影響が大きく出てしまっているようですね。
そして、不動産バブルが崩壊した際には、この無理をして投機をした層が、全てを失ってしまい、とんでもないレベルの不況が始まると懸念されています。
どちらにせよ、そう遠くない将来、バブルが崩壊する事は避けられ無いでしょう。
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