韓国株式市場が外部要因の余波を受けて乱高下！急落の次は高騰でサイドカー発動！？【世界情勢】

『韓国株式市場が乱高下！
急落高騰でサイドカー発動！？』

韓国株式市場が大混乱！世界中で感染症の第二波に対する警戒から韓国の株価が急落…
そうかと思えば、米国市場の影響を受けて高騰し、サイドカーまで発動する始末。
まるでジェットコースターを見ているかのような乱高下で、韓国国民も困惑しています。

韓国株式市場なぜ？コスピ4％コスダック7％以上急落

まずは朝鮮日報から、大暴落について
１５日、総合株価指数（コスピ）が前日より１００ポイント以上急落し、２１００ポイント台を明け渡した。
コスダック指数は７％以上暴落し、７００台を割った。
同日、コスピ指数は前日より１０１.４８ポイント（４.７６％）急落した２０３０.８２で取引を終えた。
外国人や機関の売りが殺到し、２１００ポイントを割り込み、その後、下げ幅が次第に拡大した。
同日、外国人は４７４４億ウォンを、機関は７６４２億ウォン分の株式を売り越し、
個人は１兆２４０２億ウォン分を買い越した。
コスダック市場は、有価証券市場より下げ幅が大きかった。
コスダック指数は前日より５２.９１ポイント（７.０９％）急落した６９３.１５で取引を終えた。
コスピとコスダック指数が軒並み急落したのは、米国や中国北京などで感染者が増え、
感染症再拡散への懸念が高まったためと見られる。

北朝鮮の挑発と米市場上昇の間で…２１００ポイント守るＫＯＳＰＩ

前日に北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破したが、１７日のＫＯＳＰＩは
４.７８ポイント（０.２３％）下落にとどまる２１３３.１８ポイントから始まった。
指数は騰落を繰り返している。
９時２４分ごろ２１１９.０３まで落ちたが再び上がり
９時５５分現在の指数は２１４７.１７だ。
外国人投資家が５４３億ウォン、機関投資家が８７９億ウォンを売り越す中で
個人投資家が単独で１３００億ウォンを買い越している。
サムスン証券北朝鮮分析チームのユ・スンミン研究員は
「政治的象徴性が高いケソン共同連絡事務所を破壊した衝撃にもかかわらず、
金融市場に及ぼす影響は限定的」とみた。
「北朝鮮がすでに何回も『行動』を予告していたためで、
北朝鮮がミサイル（ＩＣＢＭ）関連活動を再開するなど
今後『レッドライン』を超えるかが核心」というのがユ研究員の説明だ。
ＫＢ証券資産配分戦略部は「当面は証券市場の変動性が拡大する可能性があるが、
対北朝鮮関係が破局に突き進むのでなければ過去の挑発事例と同じ短期的問題。
米国の対応により対北朝鮮関連株の行方が決まるかもしれない」とした。
韓国証券市場が下げ幅を減らしたのは好材料により値上がりで引けた
米国証券市場の影響が大きかった。

ニューヨーク証券市場はＳ＆Ｐ５００が１.９０％、ダウ平均が２.０４％、
ナスダック指数が１.７５％と１～２％の上昇で取引を終えた。
５月の小売り販売が前月より１７.７％増えたという結果が発表されたが、
これは市場予想の７.５％より高いだけでなく、米同時多発テロ以降で最大値だ。
また、ホワイトハウスで感染症ワクチン候補物質の範囲を
１４個から７個に減らしたというニュースや、
英国で抗炎症薬のデキサメタゾンが感染症の重症患者の治療剤に
採択されたというニュースなども奏効した。
ただ楽観は難しい。キウム証券のソ・サンヨン研究員は
「小売り販売の結果は良かったが前年比では６.１％減少しており
経済正常化に言及するには時期尚早で、依然として産業生産は予想を下回っている。
ＦＲＢのパウエル議長も景気回復に対する不確実性を主張し
期待と現実の格差は相当あることを示した」とした。
この日ソウル外国為替市場でウォン相場は前日より
４.８ウォンのウォン安ドル高となる１ドル＝１２１２.０ウォンで取引を始めた。

【この記事に対する私の見解】

報道探

世界の株式市場はパンデミック以降、暴落し、しばらくして、
世界の国々が感染症に対しての警戒を緩和してから回復に向かっていましたが、
しかし、ここにきて感染症の第二波の懸念が高まったことから世界的な株安を招きました。
中でも外部依存が激しい韓国株式がモロに影響を受けてしまい、大きく下落する事となりました。
かと思えば、今度はワクチン開発の展望などから米市場上昇の影響で
サイドカーが発動するレベルの高騰を見せています。
この様に、韓国の経済再建は世界経済の復調に大きく左右されることになるのです。
日本の株式市場も世界の株式市場の動向に大きく左右されますが、
しかし、日本経済は個人消費に大きく依存していますので、
日本の場合、いかに個人消費の回復が早く行えるかにかかっていて、
日本は韓国に比べれば、外国依存はより低いといえます。
その韓国ですが、株価の下落よりもより深刻なのが、韓国の通貨ウォンの暴落で、
韓国は個人の借金が日本に比べものにならないほどに大きく、
ウォンの暴落は、つまり、国力の低下に直結するのです。
2008年から2009年にかけて韓国を襲った韓国通貨危機の時に
1ドル=1200ウォンが防波堤といわれていた事がありました。
しかし、韓国通貨危機の時は様々な要因が重なって防波堤と言われていた
1200ウォンを難なく突破して大きく下落してしまったのです。
そうして韓国は結局IMFの管理下に置かれるという屈辱を味わうことになりました。
当時と現在では韓国の国内事情は違いますが、しかし、
1ドル=1200ウォンがウォンを見る一つの指標で、現在、ウォンは1200ウォン少しだけ下回っていて、
再びIMF管理下という悪夢へとウォンがまっしぐらに暴落するかどうかの瀬戸際にあるといえます。
このまま文大統領が効果的な経済対策を打ち出せなければ、
株価はもちろん、ウォンの下落は防げず、韓国経済は再び悲惨なことになりかねません。
しかし、文大統領は効果的な経済対策を打ち出しているかといえば、
一向にその気配すら見えず、もしかすると文大統領は経済音痴と思えるところ大なのです。
例えば実体経済にお構いなしに、最低賃金を引き上げたことなど、
経済の専門家でなくとも首を傾げざるを得ない政策を推し進めています。
それで韓国国民が満足しているのであれば、それは韓国国民が皆、
経済音痴ということで、韓国通貨危機の再来は必然といえます。
そうならないために韓国はやたらと通貨スワップを諸外国と交わしていますが、
しかし、そこに日本が存在しないことが、致命傷といえるのかもしれません。
ところが、日本は韓国と通貨スワップを交わす気はさらさらなく、
それが韓国に底知れぬ恐怖を呼び起こしているともいえます。
果たして、韓国はどこへ漂流して行くのか、現状を見る限り、見出せません。
ただ、日本に泣き付くことは止めてもらいたいところです。

■この記事に対する韓国国民のコメント

ムンさん

・間違いないのは、文罪人を引きずり下ろせば株価が値上がりする
・こんなおかしな市場だから外国人が抜け出す
・韓国の主体性は皆無なんだよな…これが先進国か？
・韓国の税金のほとんどを納める大企業の国内売上は極めて少ないです
・現実に輸出入が底なのに、上がるの？
・経済が悪いのに指数が上がったのがおかしい
・今後は北朝鮮がどのように影響をしてくるかが不安だ
・戦争の脅威のある国に金を入れておくのか？
・韓国の経済が今株価の上がる程の健全性があるのか？
・ダウ指数の機嫌が全てだね

【これに対する私の見解】

報道探

コメントを見る限り、韓国の人々は文大統領の経済対策には全く期待できず、
韓国が他の国の状況を、指をくわえて待っているだけと落胆する気持ちが伝わってきます。
株価の下落に一喜一憂するのは当然よくないことですが、
韓国の人々がとりわけ経済指標に敏感になっているのは、
IMF管理下の屈辱がいつまでたっても忘れられないからでしょう。
しかし、このまま韓国は手をこまねいていると、悪夢は間違いなく再び襲ってきます。
ただ、無策に対して嘆いているのではなく、文大統領に対して対策を要求できればいいのですが、
最早韓国ではそれはできない状態に陥っていて、思いは伝わらない状況なのでしょうか。
また、北朝鮮も不穏な動きを見せており、韓国の行く末は暗いとしかいいようがありません。