『韓国の生命線輸出がナイアガラ状態!?
牽引大企業も倒産の危機でお先真っ暗…』
今まではピンポイントで産業の危機を取り上げてきましたが、
国内すべての産業が業績悪化の一途を辿っているようです。
いよいよ本格的に最悪の事態に突入しそうな雰囲気になってきました。
それに対して文政権はいまだ経済政策は模索中の様子…本当に大丈夫なのでしょうかね?
半導体・自動車・精油化学輸出崖現実… 「大企業の相次ぐ倒産も時間の問題」
半導体、自動車、精油化学など韓国の主力産業の輸出の崖が現実化している。
感染症パンデミックの影響がそのまま企業の業績悪化につながり、
結果的に大量失業事態が現実化しかねないという懸念が拡大し、
政府が特段の支援策を出さなければならないという声がさらに高まっている。
22日、関税庁の輸出現況によると、今年4月(1日〜20日)の半導体輸出は
前年同期比14.9%減少し、乗用車も28.5%と大幅に減少した。
石油製品はなんと53.5%減少し、スマートフォンも30.7%も減少した。
自動車部品も49.8%急減したことが分かった。
半導体は、昨年基準、韓国の輸出の17.3%、乗用車は7.0%、石油製品は7.5%、
無線通信機器は6.0%、自動車部品は4.2%をそれぞれ占め、
これらの5つの項目が輸出全体に占める割合は、42 %に達している。
全体の輸出は217億ドル、輸入は252億ドルで、
前年同期比輸出は26.9%(79.9億ドル↓)減少し、
輸入は18.6%(57.5億ドル↓)減少した。
今回の関税庁の発表は、パンデミックによる主力産業の輸出急減の恐れが
数字で現実化したもので、サムスン・現代自動車、SK、LGなどの
製造業ベースの韓国主要大企業の第2四半期業績不振が避けられない見通しだ。
3月だけでも輸出全体が0.7%減の467億ドルで、感染症の拡散による当初
「急激な萎縮懸念にもかかわらず耐えしのいだ」という評価が出た。
当時乗用車輸出が米国、カナダ、オーストラリア・サウジアラビアなどの宣伝で7.2%増加し、
無線通信機器は、ベトナム、中国、香港などの完成品と部分品の輸出増加に支えられ、
15.1%増えたのに比べ、わずか一ヶ月間で状況が急変した。
半導体は3%小幅減少し、石油製品(-10.9%)、船舶(-32.4%)、
家電製品(-10.4%)などは、比較的早くから輸出が不振な姿を見せた。
財界のある関係者は「このままであれば、既に感染症直撃を受けた航空業と旅行業をはじめ、
自動車など製造業分野の大企業の中でも連鎖倒産が続出するのは時間の問題だ」と述べた。
第1四半期の感染症にも耐えしのいだ実績を出したという評価を受けた
サムスン電子とLG電子も第2四半期から業績悪化が避けられないようだ。
経済界の関心は22日、文大統領主宰で開く第5回非常経済会議に集まっている。
政府は第5回非常経済会議で基幹産業と雇用安定対策を議論する。
経済界では、政府が困難な企業を生かすことができる
特段の対策を出さなければならないと口を揃えて求めている。
財界のある関係者は、「予期しない感染症で困難を経験する企業は、
無条件に生かす特段の対策が求められる」とし
「特に社債や企業手形を政府が韓国銀行などによっても
優先買い取りする方式を含む資金調達対策を検討する必要がある」と語った。
【この記事に対する私の見解】
韓国経済はここにきてかなり追い詰められてきているようです。
韓国国内の新型感染症の感染拡大は徐々におさまってきてはいるものの、
韓国経済の歪な構造が災いし、自国のみが切り抜けても、経済的打撃は免れないのです。
韓国は経済のほとんどを輸出と輸入に依存しており、内需が非常に乏しい国です。
少子高齢化で人口の減少に歯止めがかからない上に、長く続く不況に国民が困窮しています。
家計債務の金額は先進国トップクラスですし、若年層の失業率も非常に高い国です。
そのため、この感染症が世界的に収束するまで、韓国の危機は続くというわけです。
そして文政権がより強めてしまった、中国依存は、今回の感染症が
まだ中国だけで広まっている段階から、韓国に大きなダメージを与えました。
他国より長期間この感染症の経済的打撃を受け続ける韓国経済ですが、
とても耐えうる体力があるとは思えません。
サムスンなどの世界的な大企業をようしながら、
なぜ韓国はここまで経済的に脆弱なのでしょうか?
それは、文政権の大企業いじめが大きな影を落としています。
文政権がこれまで、大企業への規制や弾圧、労働組合の暴走に加担してきたため、
サムスンやヒュンダイなどは海外にも工場を建て、
そこでの生産量の方が韓国国内より多い状況なのです。
それらの海外工場での売り上げは韓国国内に還元されにくいため、
これらの大企業がどんなに利益を上げても、韓国国民は豊かになれません。
文政権は格差是正と財閥の解体を目標に掲げ、大企業への締め付けを強化していましたが、
それにより大企業が次々と脱・韓国をすすめ、海外に市場や工場を移しました。
結果として韓国国民の大企業と中小企業の間にますます格差が広がることになったのです。
しかし今、文政権の「大企業いじめ」にも負けず、海外進出することで、
韓国経済の大黒柱であり続けたLG電子やサムスンですら、かなり苦境に立たされています。
それでも文政権は、大企業への資金供給は「自助努力が前提」と出し渋ります。
公共事業により公務員の雇用を増やすと息巻いていますが、
このままお門違いな経済政策を続けていれば、
唯一韓国の産業で世界進出できた分野ですら潰れてしまうかもしれません。
経済的実利より常に自身のイデオロギーを優先してきた文政権ですが、
この事態でも同じ姿勢を貫くのでしょうか?
■この記事に対する韓国国民のコメント
・文政権は感染症を利用して税金を吸い取る気だ。
・内需がない上に輸出が減った今、この国の経済は完全に終わった。
・何の対策も行えない、歴代最悪の大統領だな。
・製造業が崩壊してしまった。
・感染症の影響がなくても経済は滅びていただろうね。
・大企業が倒れる寸前だ、ここが倒れたらお終いだ。
・大企業に生かしてもらってるのに、そこが崩れたら国は滅びる。
・対策何かしてるんだっけ?韓国の未来は暗いね…
・第2のベネズエラが現実化する可能性が高くなってきた。
・皆よく見ろ、これが文政府の偉大な業績だよ。
【これに対する私の見解】
というように、これまでの文政権の間違った経済政策により弱り切っていた韓国経済は、
この感染症による世界的な不況により瀕死の状態にあることを、
多くの韓国国民が実感し始めています。
一刻も早く、政府が各企業に輸血をしなければ、倒産をしてしまう状況にも関わらず、
韓国国会は議論が停滞している状況です。
そんな中で文大統領は、韓国版ニューディール政策を掲げ、
50万人の雇用を創出し国民に提供すると発表したように、
大企業による雇用維持より政府による雇用の創出に力をいれたいようです。
しかしその裏には北朝鮮との南北鉄道の開通など、
自身の親北朝鮮寄りの政治思想が見え隠れしています。
国が無理やり作った雇用に依存すればするほど健全な資本主義社会は遠ざかります。
果たして文政権はどこへ向かっているのでしょうか。
北と手を組む文大統領の
シナリオ通りに進んでいる気がしますね。
韓国国民に向けてパフォーマンスだけで、
効果的な経済政策は行わず、
北と歩調を合わしているのでしょうか?
続きは動画で…