『日本治療薬アビガンに韓国の反応は?
賛否両論だがある共通点が…』
世界経済に甚大な影響を及ぼしている感染症ですが、今、各国が最も注目しているのが
治療に効果があるかもしれないと言われている日本製「アビガン」です。
しかし、副作用などが強い事でも知られるこの薬に対しては、慎重に事を運ばないといけません。
中国でも、一度効果があると発表されましたが、取り下げられ、
再度、効果についての研究を行われています。
各国が協力し合う緊急事態の中、日本に否定的な韓国はどう考えているのでしょうか?
ドイツ、コロナ19の治療薬として日本製「アビガン」数百万人分輸入へ
注目を集める“アビガン”について。
ドイツ政府は、拡散する新型感染症治療薬として、
日本製の新型インフルエンザ薬、アビガンを
大量に輸入することにしたと、2日報じた。
メディアによると、連邦保健省は、日本の
富士フイルムの子会社、富士フイルム富山化学が
開発したアビガンが、感染症患者の治療に効果が
見られると期待し、購入することを決めた。
ドイツ政府のアビガン輸入規模は、現在、
自国内の感染症でんぱ状況を考えた場合、
数百万人分に達する可能性が高いと同メディアは伝えた。
これに先立ち、安倍晋三首相は、先月28日、
アビガンを新型感染症の治療薬として
正式承認することにしたと発表した。
安倍首相は、アビガンが感染症ウイルスの
増殖を防ぐ薬として、症状好転の効果が出ているので、
感染症治療薬として承認に必要な手続きを
急いで踏んでいると述べた。
安全性・効果の議論も…「日本政府は備蓄確保を3倍に拡大」
“アビガン”の安全性について。
報道によると、アビガンはインフルエンザ
治療用に使う時を基準に、1人投薬量が40錠で、
現在200万人分が備蓄されているが、
感染症患者に投薬する量は1人当たり120錠で
あることを考慮し、200万人に使用できるように
備蓄量を3倍に増やす。
しかし、アビガンの安全性や効果に対しては
懐疑的な評価がかなりある。
米政治専門メディア「ポリティコ」は最近、
米国の官僚の間で「アビガンが感染症を
治療できるという証拠が不足し、副作用の
危険がある」という懸念があるにもかかわらず、
トランプ政権がこれを治療剤として
承認するよう圧力をかけていると報じた。
これに先立って、イ韓国食品医薬品安全処長は、
「感染症に対応するため、アビガンを輸入する
案を検討する」と明らかにし、関心を集めたが、
韓国政府は結局輸入しないことに結論付けた。
これと関連し、オ中央臨床委員会委員長は
「アビガンは試験管研究でウイルス抑制効果が
なかっただけでなく、患者に臨床試験を実施した
データもない」とし「動物実験で胎児の毒性と
死亡が報告されるなど深刻な副作用がある薬物」
と説明した。
日経の前の報道によると、中国の科学雑誌には
アビガンの効果を肯定的に評価した研究チームの
論文が載ったが、突然撤回された。
【この記事に対する私の見解】
感染症のいち早い終息の為に、日本は希望国への無償配布も決定したようです。
それについての韓国の反応は別の動画でまとめてみます。
まずは、アビガンが治療薬として認知されだした事について、
以前から日本より欧米へ評価されようと躍起になっている韓国ですから、
今回の感染症の治療薬において、日本の医療技術の高さが評価されたことに
地団駄を踏んでいることが予想されます。
2月末頃、これほどのパンデミックになる前から、アビガンの有用性は度々話題になっていましたが、
その際、既に爆発的に患者が増えていた韓国では国民から
「ノーノージャパン(日本製品不買運動)中だよね?」「必要なときだけ日本に頼るの?」
「日本産は買いも使いもしないはずでは?」「薬も国産化されるまで待たないと!」など
日本から輸入することに反対する声が多数上がっていました。
結局、韓国はアビガンの大量確保には踏み切らず、独自に開発を進めたり、
韓国産の検査キットを大量生産し、検査数を増やす方針を進めました。
しかし、韓国政府が発表したアメリカが韓国産の検査キット承認情報が誤りだったりと、
防疫で先進国だということが世界にアピールできていないのを歯痒く感じているようです。
胎児に副作用の恐れがあるとはいえ、中国やドイツなど各国で
日本製のアビガンの有用性は認められ始めているようですが、
韓国の医療チームはこの「毒性と副作用」を理由にアビガンの使用に懐疑的な反応を示しています。
確かに、中国ではこの記事で紹介されているように論文が取り下げられましたが、
薬という性質上、しっかりとした調査研究は必要ですので仕方がないでしょう。
韓国食品医薬品安全処は韓国内での使用が認められていないアビガンについて
特例を適用する導入案を検討していましたが、
疾病管理本部は同処に対し使用要請しないことを決めたようです。
ですが、一部の専門家からは「万が一に備え、今後日本や中国で行われる
アビガン治療や研究を中止すべき」との意見も出ているとのことですから、
ここまでくると、事の重要さを理解していないのでは無いでしょうか。
こういう状況だからこそ、世界が一丸となって研究をしなければいけないでしょう。
ですが、現在の世界的な緊急状態においても、国民感情や上層部においても、
日本にマウントをとる事にこだわっているのですから、手に負えない状態です。
日韓スワップ同様に、自分たちでは立ち行かない状況になれば、日本にすり寄ってくるのは明らかです。
では、政府よりは面子より自分たちの安全を優先している韓国国民の反応は?
■この記事に対する韓国国民のコメント
・日本でもどこでもいい、効果があるかが重要だ!
・日本製の薬であれば、効果がないはずがない。
・アビガンはドイツだけでなく、全世界が輸入しています。
・冷静なドイツがたくさん購入するということは、効果があるということでは?
・副作用が強いと聞くが大丈夫なのだろうか?
・日本はアビガンをばら撒いて臨床実験をするつもりだ!
・反日扇動されたやつは、あれを飲まずに中国産の漢方薬でも飲んどけ
・冷静に考えろ、あれに本当に効果があるのならオリンピックは延期しないだろw
・中国は効果があったとした論文を取り下げたのだが…危険では?
・とりあえず、可能性があるのなら試せよ、効果が無ければ返せばいい。
【これに対する私の見解】
このように、韓国国民の間では、アビガンについては様々な意見があります。
アビガンを否定し拒絶する意見もあれば、日本にすがりたいという声も聞こえます。
しかし、全世界で協力して立ち向かわないといけないという意思は弱く感じます。
賛否どちらの声を見ても他力本願で、効能が100%か0%でしか見ていません。
この薬は、あくまで効果がある可能性が見られるのです。
輸入を決めたドイツも中国も、国での臨床実験を経てからの本格使用になるでしょうし、
その際に問題点が見つかれば共有をして、より完成に近づけてい行かないといけません。
それなのに、“効果が無いならいらない”や“副作用の実験”など、
何かあったら日本のせいだという気持ちがにじみ出ていますね。
この分では、効果があるが副作用も見られるとなった場合、
少し未来で国が残っているのならば、副作用で賠償金を請求している絵が思い浮かびます。
アビガンについてだけでなく、
各国が必死に終息に取り組んでいます。
世界を救うのは、正直何処でもいいんですよ。
続きは動画で…
動画
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