韓国政府は認めない！ＷＴＯ事務局長選挙で韓国は辞退しないと表明するも、韓国国内では「バイデン氏当選でお終い」と敗北を悟ってしまう【世界情勢】

それでは 記事を読んだ僕の感想ですが今回の記事は、韓国がＷＴＯ事務局長候補を辞退する決定を行ったという旨の報道がされたがそれは、間違いであり、今後の方向性については検討中であると韓国政府が否定した事についてです。
ＷＴＯはユ氏ではなく、ナイジェリアのオコンジョイウェアラ氏をＷＴＯ事務局長に推薦しました。
アフリカ人初の事務局長としての期待が高まっていることに加え、オコンジョイウェアラ氏は、かつて世界銀行の専務理事を務めていたこともあり、知名度が高く、アフリカ諸国やカリブ海の国々、そしてＥＵ諸国なども支持しているため、ユ氏よりも支持基盤がしっかりしていることが、注目が集まっている理由であると考えられます。
韓国と同じ、東アジア地域にある中国や日本もオコンジョイウェアラ氏を支持しており、韓国の劣勢は否めない状況であると言えます。

そのため、このままオコンジョイウェアラ氏が優勢なままで、ユ氏が辞退をせずに落選してしまうと、韓国が世界に対して恥をさらしてしまう可能性も見えてきました。
ＷＴＯにおいて慣例では、事務局長を最終決定する決戦においては、劣勢の候補は勝ち目がないのに無理に戦う姿勢を貫くことはせずに途中辞退を行い、優勢の候補者が満場一致の形で事務局長に選ばれるというものでした。
しかし今回の場合、ユ氏が劣勢なのにも関わらずレースを続行していくというのです。
これは、米国がオコンジョイウェアラ氏ではなくユ氏を支持しているために、韓国政府としてはすぐさま辞退という決定を下せなかったことが原因だと考えられます。
なぜ米国がユ氏を支持していたのかというと、アフリカの投資事業に力を入れている中国が、オコンジョイウェアラ氏を支持しており、米中の貿易摩擦で対立している両国間の関係性から、韓国側を支持したのではないかと考えられます。
韓国政府は米国の後ろ盾のもとで、一発逆転の大勝利を狙っていたのでしょう。

しかし、逆転の目があるとポジティブに受け取っている韓国ですが、この米国の支持は、韓国に対して首輪を付けようという魂胆があるのは明白です。
僕としては、米中葛藤の間に挟まれている状態で、どちらに付くかも決めていないのに、米国だけの支持を誇らしく掲げていられるその精神が全く理解できません。
韓国が米国に対して傾倒している姿勢を見せているのなら納得ですが、どう考えても中国寄りの姿勢を見せていますし、自分を窮地に追い込んでいるだけにしか見えませんね。
また、今回の米大統領選で、この動画作成時点では、トランプ氏ではなくバイデン氏が当選有利だとなっていますが、このままバイデン氏が当選してしまうと、米国からの支持が無くなるのではとも言われています。
そして、今回のＷＴＯ事務局長を選ぶ過程において、文大統領は国を挙げてユ氏を支持するように各国に対して電話で呼びかけを行い、どうにかして韓国の当選を打診してきましたが、その結果がこれという事を鑑みると、今後も新たな支持を得る事は難しいでしょう。
また、ここまで韓国政府がバックアップしているのにも関わらず、慣例に従わず足掻いた結果、落選という事態になった場合、韓国の国際社会での評判はさらに低下するものと考えられます。

それでは、この記事に対する反響なのですが…この件について韓国側の反応を見てみると「醜態をさらす前に、早く辞退すべき」「文大統領が全面にしゃしゃり出たから、こういう結果になる」というような反応が見られます。
また、一部では、日本が韓国に対してネガティブキャンペーンを行ったという憶測も広がっているようですが、そのような事実はなく、ただ支持をされなかっただけです。
また日本側の反応としては、「往生際が悪い」「判断が遅い」などのコメントが多く、このまま韓国がごねる方向のまま行くと、かつて実際にあった任期を分割して担当するという方針に望みをかけているのでは？という予想もされていました。
それを行ってしまうと、さらに韓国の品位が下がってしまうことを十分理解すべきだと思います。
醜態をさらす前に、辞退を決断した方が、韓国にとっても利益になるかと思えます。
ともかく、米国の大統領選でどちらが国のトップになるかによって今後の情勢は大きく変わりそうで、韓国も自分の国の事の様に注目しているでしょうね。

米国としては、これを理由にWTO脱退も考えている様子でしたが、どちらが当選するかで、その判断も変わるでしょうね。