『米大統領選挙における外交戦略韓国政府はバイデン氏当選を祈る?』
動画作成時点では、米大統領選挙の結果は確定しておらず、時間が経つにつれトランプ大統領が追い上げを見せ、デッドヒートを繰り広げている状況です。
そんな中、米中対立の余波に苦しむ韓国では、この選挙後の外交に注目が集まっているようです。
【社説】韓国対外戦略、米大統領選挙で試験台に
米国大統領選挙の投開票が行われた。
ドナルド・トランプ大統領(共和党)が4年再任するのか、それともジョー・バイデン候補(民主党)が政権を奪還するのかについては、まだどちらとも断言することはできない。
次のホワイトハウスの鍵の行方は、韓国の対外戦略や韓半島(朝鮮半島)情勢はもちろん、貿易依存度が高い韓国経済にも大きな影響を及ぼすのが厳然たる現実だ。
韓国政府は各シナリオ別に予想される候補別政策基調と方向を綿密に分析し、これに沿った対応戦略を緻密に立てなければならない。
はっきりしていることは、選挙結果がどうであれ、今われわれが置かれている国際環境が容易ではない点だ。
米中の覇権競争が本格化し、国際秩序は急変期に入り、韓国はその間で外交力を試されている。
米大統領選挙で誰が勝っても米中競争基調には変化はないだろう。
対中国共同戦線の性格を持つ「日米豪印戦略対話(QUAD)プラス」や「経済繁栄ネットワーク(EPN)」への参加圧力を避けて、きわどい綱渡りを続けてきた政府の姿勢がこれ以上通じない可能性がある。
バイデン氏が勝った場合、防衛費分担金の圧迫は減るかもしれないが、同盟間協力事案では韓国側の役割負担が増える可能性がある。
バイデン氏が明らかにしているように、韓日米共助の復元が急流に乗ることになれば、対日関係を改善するよう圧力が加わることもありえる。
【これに対する私の見解】
先日行われた米国の大統領選挙ですが、この動画作成時には、トランプ大統領の逆転が濃厚かといわれている状況ですが、どちらになるかはまだ不明です。
韓国では、散々揉めに揉めた米国との関係を考えて、今後の関係について様々な意見が出ています。
この記事を見ていると、韓国政府が今なお米国を選択していないことが気がかりのようですね。
これまでの韓国の動き方を考えると、韓国的にはバイデン氏当選の方が嬉しいのではないでしょうか?対中政策おいては柔軟な制裁を推進する姿勢を見せていましたし、韓国としても、米中間の争いに余計な気を使わなくて済むという事はかなり大きいと思います。
しかし、その場合、今度はロシアとの関係に新たな火種が出てくる可能性はありますがね。
ですが、米中の板挟みよりは比べ物にならない事だと思います。
ですが、韓国国民の間では、こういった政府の外交面の憂慮とは違う意見が見られます。
確かに、在韓米軍の問題などを考慮して、トランプ大統領の再任を憂慮する声もありますが、「中国を抑え込めるトランプ大統領の再選は韓国の利益になる」という声がかなり多いです。
しかし、見れば見るほど何故これほどまでに世論と政府のズレがあるのに、文政権が未だそれなりの支持を持っているのかが謎でしかたがないですね。
もはやレッドチームと言っても過言ではない文政権、トランプ大統領の再任は望んでいないでしょうね。
続きは動画で…