韓国国民は政府の災害対応に不安…台風10号でどれだけ被害が拡大するのか?【世界情勢】

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『韓国国民は政府の災害対応に不安…台風10号での被害拡大を懸念』

予報通りであれば、台風10号ハイシェンがプサン辺りに上陸していると思われますが、先日、台風9号で受けた被害に対して、政府の対策に国民からは心配する声が大きくなっています。
何よりも心配なのは、この台風が去った後まともな復興ができるのかという事のようです。

台風「ハイシェン」の影響受ける泳動地域最大400㎜水爆弾

6日、台風の影響を受けるカンウォン道は午前からヨンソ南部とヨンドン地域を中心に最大400ミリ以上の雨が降る所がある。
また、台風が近接したヨンドン地域には、最大瞬間風速25〜40メートルの非常に強い風が吹く。
カンウォン地方気象庁によると、8日までヨンドン地域で100〜300ミリ(多い所で400ミリ以上)、ヨンソ内陸で50〜100ミリの雨が降ると予想した。
7日、東海岸には台風の影響に満潮が加わり、海水面の高さが普段より1mほどさらに高く、高い波が加わり、高波が発生する可能性がある。
海水が海岸地域に流入し、高波が防波堤や海岸道路で氾濫する可能性があるため、海岸沿いの施設の破損と浸水被害を格別に注意しなければならない。
カンウォン地方気象庁の関係者は「非常に強い風によって野外に設置された選別診療所と建設現場装備、風力発電機、鉄塔などの施設破損と落下、農作物被害がないよう徹底的に備え、低地帯の浸水と海岸沿いの事故に格別に注意してほしい」と呼びかけた。
チョンブクには午後から大雨が降るという。

この日から8日までの予想降水量は東部内陸が100〜200ミリ、この地域を除いた他の地域で50〜100ミリだ。
特にチリ山とトギュ山付近には300ミリほどの大雨が降ると予想される。
この日朝の最低気温は16〜20度と前日並みで、昼の最高気温は24〜27度と前日より1〜2度低い。
一方、インチョンと周辺の島々をつなぐ9つの航路の旅客船運航に支障が生じた。
インチョン港運航管理センターによると、この日午前6時40分現在、インチョン沖では1~1.5メートルの高波となり、秒速4-5メートルの風が吹いている。
インチョン港運航管理センターの関係者は「台風に備えて相当数の航路の旅客船があらかじめ避難した」とし「利用客は船会社に先に問い合わせてから船着場に来てほしい」と頼んだ。
一方、台風9号に伴う高潮に襲われたサムチョクのイムウォン港は焦土と化した。
3日午前5時ごろから高まり始めた海水は、ついに山のような勢いでイムウォン港の防波堤を越え、停泊中の漁船と鮮魚店が密集した商店街を襲った。
怒った「水爆弾」は2時間ほど続き、台風の心配でまんじりともせずに夜を明かしたイムウォン港の住民たちは恐怖に震えなければならなかった。
港に待避した50隻余りのうち、動力漁船12隻が転覆、沈没したものと暫定集計された。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
報道 探

先の台風9号による被害は甚大で、チェジュ島では1日の降水量が1000ミリを超え、最大瞬間風速49.2メートルを記録しました。
しかし、次の台風10号ハイシェンはこれを上回るとの予想がされています。
言われてもピンとこないかもしれませんが、風速50メートルと言えば、車や列車が横転したり、ほとんどの木造家屋が倒壊したりするレベルの被害が生じます。
日本も沖縄や九州がその経路である事を踏まえ、異例の前倒し対応を取っています。
3日に情報連絡室を設置、4日には国土交通省と気象庁が2日連続で合同会見を開き、国民に情報提供をして、警戒を促しました。
洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域、道路防災情報、家屋倒壊等氾濫想定区域などを1つの地図に重ねて表示されるマップが、ハザードマップポータルサイトで確認できます。
また、4日の閣僚会議で安倍首相は、警察・消防・海上保安庁に加え、必要な場合には自衛隊も要請を待たずに救援活動に当たるため、およそ2万2000人が即応態勢を敷いていると説明しています。
しかし、あちらの国民からも心配の声が上がっているのですが、この台風災害に対して何か特別な手を打っている様子が見られないというのです。
そもそも予算が無いという事もあるのでしょうが、感染症対策に比べると、台風被害の復興対応や、次の台風への対策について特別な動きが見られません。
別の記事では、日本で勢力が弱まってくるという可能性を報じているなど、他力本願の神頼みといった緊張感の無さが表れています。
日本に進路を変えるかもしれないし、そうなってから考えようという事でしょうか?しかし災害対策とは来ないかもしれない脅威に備える事であって、嫌いな隣国に行ってくれるように祈って済む事ではありません。
特に今の韓国は8月の長雨と台風8号、9号の被害を受け、もともと脆弱だった地盤がさらに弱くなっています。
台風によって停止した4基の原子炉も、復旧されたと言う報道は依然ありません。
そうした中でハイシェンが上陸した場合、最悪の事態も想像してしまいます。
あまりに危機管理能力に欠けているのではないでしょうか。
もともと文政権は、国民受けの良い感染症対策には予算をつぎ込み、派手に成果を喧伝して来ましたが、気象予報の精度向上や、災害に備えた土地整備のような、地味で時間が掛かる政策には全く手を付けていません。
アピールばかりでその中身はスカスカという事に国民も不満だというようです。
結果として国民の生命や財産が危険にさらされることになっても、気にしていないとさえ感じ、今回ばかりは韓国の方に同情してしまいますね。

■この記事に対する反響のポイント

ムンさん
ムンさん

・最早政府は当てにできないというムード
・韓国政府はやっと動き出すも財政に不安

報道 探
報道 探

それでは、この記事に対する反響なのですが…「このまま弱まって経路も逸れてくれ!今来られると家がどうなるか分からない」「文在寅を選んだ事を後悔している」「逸れるという韓国気象庁の進路が正しければいいな」といったように、被害が少なくなるのを願う声が多くみられます。
7月からの豪雨被害に対する反応では、政府の対応や支援の遅れを非難する声が殆どでしたが、先日の台風8号辺りから政府に対する非難の声が少なくなっています。
これは政府への評価が変わったのではなく「国外へアピールできない対策は後回しだろ」といった声からも分かりますが、もはや不満を出しても意味がないという事のようです。
そう考えると日本へ進路が変わる事を祈る声にも哀れみを感じてしまいます。
流石に先の9号の被害を受けて動き始め、それを踏まえた第4次補正予算を提出したようですが、過去最大の赤字国債も記録してしまったようで、単純にすぐ復興とはいかないようです。
何にせよ、私も、この台風10号で日韓共に被害が少なくなることを祈ります。

報道 探
報道 探

このままだと、台風が去った後もお先真っ暗な未来しか見えない韓国ですが、これが文大統領の思い描いた理想の社会なのでしょうか?

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