日本大使が北への制裁維持を訴えるも、韓国統一部長官は南北統一に一心不乱で突き進む【世界情勢】

日本大使が北への制裁維持を訴えるも、韓国統一部長官は南北統一に一心不乱で突き進む【世界情勢】
国連加盟国が北への圧力を継続している中で、韓国政府は南北融和を目指しているようです。何とか裏をかいて支援しようと画策している為か、意見の食い違いが顕著に現れるようになりました。今後、韓国はどのような外交政策を展開していくのでしょうか。■チャプター00:00 オープニング 00:57 聯合ニュースより WPコラムニ...

『日本大使が北への制裁維持を訴え韓国は南北統一に一心不乱』

国連加盟国が北への圧力を継続している中で、韓国政府は南北融和を目指しているようです。
何とか裏をかいて支援しようと画策している為か、意見の食い違いが顕著に現れるようになりました。
今後、韓国はどのような外交政策を展開していくのでしょうか。

韓国統一部長官が「南北関係発展支持」言及するや日本大使「北朝鮮制裁の維持を」

韓国のイ・イニョン統一部長官と冨田浩司駐韓日本大使が1日、北朝鮮問題に関連して立場の違いを鮮明にさせた。
イ氏は先月、ハリー・ハリス駐韓米国大使(18日)とシン・ハイミン駐韓中国大使(19日)との会談に続き、この日駐韓日本大使と会った。
統一部長官就任後の挨拶が主たる目的だった。
この日の面談は肯定的な話題から始まった。
南北対話の復元、北朝鮮に対する人道的支援、南北間合意事項の履行など、就任前から強調してきた政策推進方向に対するイ氏の説明に冨田氏は「感謝する」と答えた。
だが、雰囲気は「急速な南北関係改善に関連して(日本国内に)懸念する視角があることも伝え聞いている。
しかし、大多数の日本人は南北関係の発展と韓半島(朝鮮半島)の平和を確実に支持してくださると私は考える」とイ氏が言及した後に変わった。

表情がやや固くなった冨田氏は「北朝鮮に対する政策の優先順位においては(日韓間で)立場の違いが存在するよりほかない点を承知している」とし「南北間の協力推進が韓半島の平和と安定に肯定的につながっていくことを期待している」と話した。
その一方で「(このような)ビジョンの実現のためには、北朝鮮をめぐるさまざまな懸案が解決されなければならない」と強調した。
「非核化問題は米朝間合意を迅速に履行することができるような環境を整えるべきで、その過程で国連安保理決議を引き続き履行していかなければならないと考える」とも述べた。
制裁に抵触しない範囲内で、南北間で進めていくことは積極的に推進していくという立場を明らかにしてきたイ氏の面前で、原則的だが冨田氏が国連制裁履行を強調したのだ。
この日、統一部がメディアに公開した全ての発言時間は18分をはるかに超えた。
異見は異見のままメディアに公開するという政治家・イ・イニョン長官の意図が反映されたのではないかという話だ。

【これに対する私の見解】

レッサーパンダ
ポッチ―


それでは 記事を読んだ僕の感想ですが韓国と日本の北に対する立場の違いが、明確な形で現れたことが話題となっていました。
北に対し、韓国は制裁に抵触しない範囲で、南北の融和を図りたいと考えています。
反対に日本は、北に対して国連の制裁を先んじて履行させるべきだという考え方です。
例えば、米朝で交渉のあった非核化の合意について北には迅速に対処してほしい、そして拉致被害者問題についてなにかしらの進展がほしいという思惑が日本側にはあると思います。
非核化に関連して、北は弾道ミサイルの発射実験を事あるごとに行っており、北と比較的距離が近い日本が危険視をするのは妥当なことだと思います。
現在、日韓両国とも、朝鮮半島の平和と安全が第一目的と考えながら、実際の政策の優先度が食い違ってしまっている現状であると言えます。
この記事から見て取れるように、韓国は現在、南北統一が朝鮮半島に平和と秩序をもたらすものだと考え、南北の協力そして融和が朝鮮半島における最高の安全保障政策だ、というように考えています。


朝鮮半島の歴史は大変複雑なものであり、一概にこの考え方を悪策とは言えないのが事実ですが、実際に統一路線で考えをすすめていくと、大きな問題点が浮上してきます。
まず一つ目の疑問点として、果たして北は韓国の提唱する南北統一の理念に便乗してくるのかどうか、という部分にあるかと思います。
6月にケソンにある南北共同連絡事務所を北が爆破してしまったという事件は今だ記憶に新しく、南北融和の象徴的な建物であった事務所の爆破は、北と韓国の今までの融和ムードすらも破壊してしまいました。
この時の北の狙いは、米国を意識して行ったものではないかと考えられています。
事務所の爆破で軍事挑発を行い、韓国に揺さぶりをかけ、交渉中だった米国からのさらなる譲歩を引き出すためのものであるとの見方もあります。


このように、北は必ずしも韓国に融和を求めていないとも考えられます。
このような状況下で、韓国が南北の融和政策を打ち出すことは、果たして得策であるのかは大きな疑問が残ります。
また、南北統一のために韓国が北に接近することで、韓国が米国の勢力の傘下を離れ、中国やロシアを含む「レッドチーム」と呼ばれる陣営に近づくのではないかという見解もあります。
韓国がそちら側の陣営に入ることで、世界情勢がまた大きく変化する可能性もあると思います。
そして、もし本当に南北統一したらということを考えると、現状では、北と韓国の経済格差が大きすぎるので、統一後に韓国の負担がはかりしれないほど重くなってしまいます。
さらに、統一路線は国民の賛同を得ることは難しいでしょう。
このように、目の上のたんこぶである北をどうにかするために一番手っ取り早い方法は、南北統一であるのは一理あるのですが、実際問題デメリットのことを考えると、国民感情が肯定的に傾くことはなさそうですね。

■この記事に対する反響

ポッチ―
ポッチ―

それでは、この記事に対する反響なのですが…ネットでは「核武装をいまだに解いていない北と、一体どうやって協力体制を築いていくのか」「最高の安保政策とは、南北の統一ではなく、韓米同盟である」というように、あちらの国民の間では、南北統一に対しては否定的な声が殆どとなっています。
また、「南北の協力体制よりも先に、国内のことを改善してくれ」というように、身を削ってまで北に支援を行う韓国政府の政治方針には国民はうんざりとのことです。
「南北統一が達成されたとしても、その後の朝鮮半島がいったいどうなってしまうのかはまったく不透明であり、不安要素が大きすぎるのではないか」と、国際社会から逆行してまで進めた先に、韓国に見返りが全くないという意見もあります。
このように、南北統一路線に走っている韓国政府に対しては否定的な意見しかありません。
国民と政府の意見の食い違いが顕著に現れている中で、今後韓国政府が国際社会の中でどのように舵を切っていくのかは、大きな注目ポイントであるように思われます。
この先の韓国情勢を引き続き注視していきましょう。

ポッチ―
ポッチ―

韓国の「南北の関係発展」路線は果たして吉と出るのでしょうか、凶と出るのでしょうか。

続きは動画で…

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