『康長官「謝罪しない」と発言…NZセクハラ事件被害者激怒』
先日の首脳電話会談で明らかになった、韓国外交官によるニュージーランドでのセクハラ問題で、康京和長官が「謝罪はしない」という発言をしたことについて、被害者が激怒しているようです。
また、電話会談で余計なことを言ったニュージーランドを非難もしており、火に油を注いでいます。
【独自】NZセクハラ被害者側「康京和外相、実に不愉快」
韓国人外交官によるわいせつ行為・セクハラ被害者であるニュージーランド人W氏が今回の件に関する康京和韓国外交部長官の謝罪声明に対して、「韓国外交部は過ちを認めながら、肝心の被害者への謝罪はただの一言もなかった」と強い不快感を表したことが25日、分かった。
「W氏は24日、康京和長官が謝罪したという知らせを聞いて期待を持って探してみた。
しかし、謝罪の内容を見てから非常に怒った」と伝えた。
W氏側がセクハラ疑惑の渦中にある韓国人外交官A氏ではなく、康京和長官に対してこのような強い表現を使って不快感を表わしたのは初めてのことだ。
事実、康京和長官が24日、プレスリリースの形で配布した200字詰め原稿用紙5枚分の謝罪声明文には、「被害者」に対する言及がない。
その代わりに「韓国政府の外交的負担として作用しただけでなく、国民にご心配をおかけして申し訳ない」とだけ書かれていた。
康京和長官は同日、国会外交通商委員会に出席し、今回の件について謝罪しながらも、その対象から被害者を除外した。
康京和長官は韓国・ニュージーランド首脳電話会談でセクハラ問題が取り上げられたことについて、「大統領をご不便な位置にいさせるようにしてしまった点について申し訳なく思う」と頭を下げた。
しかし、与党・共に民主党のイ・サンミン議員が「国民にだけ謝罪することではなさそうだ。
ニュージーランド国民や被害者に対して謝罪すべきことだ」と指摘すると、康京和長官は「この場で謝罪はできない」と、むしろ声が大きくなった。
「(この問題は外交問題になったため)、我が国の格と主権を守りつつ処理する必要がある。
相手国に対して謝罪する部分は簡単に決められる問題ではない」とも述べた。
しかし、康京和長官の主張はつじつまが合わないとの指摘もある。
康京和長官はさらに調査しなければならないと言いつつ、被害者に謝罪をできないと言ったが、韓国外交部は既に自主調査でA氏のセクハラを確認し、「減給1カ月」の懲戒処分を下している。
しかも、韓国外交部の不誠実な対応により、友好国であるニュージーランドとの間で外交問題を招いておきながら、「国の格」をうんぬんし、被害者に謝罪できないと抵抗するのは納得しがたいと指摘する声も出ている。
康京和長官はこの日、セクハラ疑惑が持たれている外交官A氏に対するニュージーランドの「免責特権放棄」要求についても「容認できない」と述べた。
【この記事に対する私の見解】
といったように、韓国国内でもセクハラ問題が相次ぐ中、外交問題にまで発展している、ニュージーランドにおけるセクハラ事件に対し、康京和外交部長官はニュージーランドへの謝罪ではなく、なぜか文大統領へ迷惑をかけたことの謝罪をし、波紋が広がっています。
与党“共に民主党”所属の政治家たちの度重なるセクハラ事件は、もはや無視できないレベルとなっており、支持率にも大きな影響を与える深刻な問題ですから国民は文政権に毅然とした対応を期待していたのは明らかですが、今回の康長官の発言は、見事にそれを裏切る結果となってしまいました。
今月12日にも与党のプサン市議会が緊急記者会見を開き、党所属の市議員によるセクハラ問題について謝罪しました。
これまでも、アン・ヒジョン元知事、オ・ゴドン前プサン市長、パク・ウォンスン前ソウル市長などがセクハラ問題で取り上げられています。
しかし、人権派をうたい、以前からフェミニストを自称してきた文大統領は、彼らを糾弾することなく火消しに走っているのです。
パク前ソウル市長は、セクハラ疑惑を残したまま亡くなってしまいましたが、疑惑は明らかにしないまま、彼の葬儀を大々的に市で行い、批判が集まっています。
日本との親交があった国の功労者や朝鮮戦争の戦没者の墓を掘り起こすことなどは、大真面目に検討するのにも関わらず、「故人」であるということを理由に、セクハラ問題をなかったかのように扱っているのですから驚かされます。
与党に至っては、告発に出た被害者を「悪女」に仕立てようとしている風潮すらあり進歩派の左派政権とはとても思えない姿です。
こうした文政権の体質が、ついに外交問題にまで発展してしまったわけですが、近年の韓国人駐在員のセクハラ問題は、これが初めてではありません。
2013年7月にもニュージーランドで韓国人外交官が女性職員にセクハラをしていますし、16年にはチリ駐在の韓国人外交官が女子児童2人にいたずらをしたとして告発されています。
同年にはエチオピアで大使と部下の外交官が、17年には駐ロシア公使、18年にはパキスタンとインドで外交官が、19年には横浜総領事で…など枚挙にいとまがありません。
これまでは幸運にも大きな外交問題に発展することはありませんでしたが、今回、ニュージーランドは韓国の無礼で無神経な対応に激怒しており、韓国国内でも、文政権の対応に批判が集まっています。
また、この件に関しては、韓国外交部も否定するわけではなく、対象の外交官に対して処分を行っていることから、内容を認めているのです。
そのうえで、謝罪しないどころか、首脳会談で話す内容ではないと、ニュージーランド側を非難するような発言をしているのですから、空いた口が塞がりません。
何度となく、日本には謝罪と賠償を要求する文政権ですが、自国の過ちには、知らぬ存ぜぬを突き通すつもりなのでしょうか?被害者が納得するまで謝罪をやめてはいけないのではなかったのでしょうか?
■この記事に対する反響のポイント
・謝罪をしない政府に憤り
・これでは日本に強く出られない
・日本にしたことがブーメランに
それでは、この記事に対する反響なのですが…「国の品格?アホなのか?」「日本には謝罪要求するのに、この態度はなんだ」「認めておいて謝罪しない方が異常じゃないのか?」というように、韓国国内では、外交問題にまで発展している今回の問題を、謝罪もせず放置しようとしている文政権の対応に批判が集まっています。
日本が同様の対応をすれば、確実に大きな騒動となっているでしょう、そうした事から「韓国の外交は感情的すぎる」とため息交じりの意見も見られます。
また「ダブルスタンダードの文政権」などの声もあり、自国の行動は棚に上げておいて、いざ謝罪をしないといけない側に回った際には、少しでも韓国に責任が無い様に取り繕う姿勢は、呆れてしまいますね。
日本の公娼問題を際限なく糾弾する文政権は、フェミニストを自称し、女性が自由に活躍できる社会を作るという事ですが、結局、選挙対策のためのアピールに過ぎなかったようです。
これまでも杜撰な外交で様々な失敗を重ねてきた文政権ですが、今回は国内でも問題視されているセクハラ問題が絡んでいるだけに、韓国国民からのバッシングもすさまじいものになりそうです。
せっかく取り戻し始めた支持率も、すぐに元に戻りそうですね。
謝罪をすると国の品格を下げるとのことですが、この姿勢こそが、韓国の価値を下げていますね。
続きは動画で…
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康京和韓国外交部長官がNZセクハラ事件で「謝罪しない」と驚きの発言…被害者が「実に不愉快」と激怒【世界情勢】
【独自】NZセクハラ被害者側「康京和外相、実に不愉快」
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