『窮地の文大統領が頼るもの…支持率が下がると持ち出す日本』
韓国では光復節の前日に行なわれた式典で、文大統領がスピーチを行いました。
ここ最近大きく支持率を落としている文大統領ですが、このスピーチで伝家の宝刀を取り出しました。
しかし、その切れ味もかなり落ちているようで、今回は自らを傷つける事になりそうです。
文大統領「慰安婦問題解決の最も重要な原則は『被害者中心主義』」
韓国の文在寅大統領は8・15光復節(解放記念日)を翌日に控えた14日、旧日本軍慰安婦問題に関連し「問題解決の最も重要な原則は『被害者中心主義』」と改めて強調した。
文大統領はこの日、チュンチョンナムド・チョナンの国立墓地「国立望郷の丘」の被害者追悼碑の前で開かれた「日本軍慰安婦被害者の日」記念式に送った映像メッセージで、「政府はおばあさんたちが『これでいい』と言う時まで、おばあさんたちが納得できる解決方法を探す」とし、このように述べた。
「8月14日」は1991年に故キム・ハクスンさんが「慰安婦」被害事実を初めて公開証言した日。
政府はこの問題を共に記憶するために2017年12月、この日を国家記念日に指定した。
2018年から政府記念式を開催し、今年が3回目の記念式となる。
【これに対する私の見解】
と言うわけで、最近親日路線か?と言われていた文大統領も、通常営業に戻りましたね。
7月後半からえげつない勢いで支持率を落とす事になってしまい、このまま光復節に突入するのはまずいと思い、前日に足場を整えようとしたんでしょう。
その材料として出してきたのが“慰安婦”だったわけですが、これは悪手だったと思われます。
まず、あちらの国民の間ではこの“慰安婦”を巡る問題で、政府への不信感がピークになっています。
何故かと言うと、これ関連の市民団体は叩けば叩くほどホコリが出てくる状態で、先日も“ナヌムの家”関連の調査で、横領や着服の疑いが出てくるなど、自分たちの善意を利用されたという怒りが、国民の間で広がっています。
そんな状況で、事の発端となったユン・ミヒャン氏を放置している文大統領が、「解決するまで戦う」とか言っているのですから、馬鹿にされていると思いますよね。
現に、この事については「ユン・ミヒャンを徹底的に調査してから言え」という意見で溢れています。
しかし、文大統領もガッツリと北とのパイプを繋げているユン氏を適当には扱えないのでしょう。
ですのでこのスピーチによって、燃料を投下して自らの首を絞める事になってしまったわけですね。
また、「今や日本が悪か、ユン・ミヒャンが悪か見分けがつかない」などという意見が出ており、この問題で日本を叩く効力事態が無くなってきているようですね。
そもそも、被害者と主張する女性たちが、声を上げて主張するのではなく、周りが騒ぐばかりの時点でお察しですがね。
続きは動画で…