広がるワクチン確保への投資だが、韓国は財政難で、その動きに乗ることが出来ない…国民から聞こえる文政権への非難とため息【世界情勢】

韓国では日本など他の先進国が新型感染症のワクチン確保に向けて先行投資したことを受けて、焦りが広がっているようです。
韓国は「K防疫」を以前から世界にアピールしてはいますが、感染拡大第二波に襲われた上に一時期よりは落ち着きを見せていますが、現在も感染者数は増加傾向にあるため、防疫能力で注目を集めることもなくなってしまいました。
「K防疫」といっても、国民の自由を奪い経済を萎縮させることだったため、経済と感染症対策の両立を目指す事は難しかったという側面もあるでしょう。
またトランプ大統領に至っては、韓国の新型感染症に関連した死亡者統計を「詐欺的」であると一刀両断しています。
統計の操作を暗に示唆しているコメントなわけですが、不正選挙疑惑なども持ち上がっている隠蔽体質の韓国政府ですから、このような評価が出るのも仕方ないのかもしれません。
それでもアジア全体が欧米に比べると被害が小規模なところを見ると、たまたまアジア人の体質的な物だったという要素も考えられます。
とはいえ、あれだけ防疫に対する高い意識をアピールしてきた韓国が、ワクチンの確保に関しては、後手後手になっているのは少し違和感を感じますね。
しかし、これには韓国政府の悲しい懐事情が関係しているようです。
韓国の政府債務はOECD加盟国で4番目に急増しています。
国際基準を適用すると、2018年の政府債務比率は106.5％に達するのです。
大企業が次々と経営破綻寸前のところをゾンビ企業化させているところを見ると、この数字は今後さらに悪化していくことが予想されます。
また、軍人・公務員年金の充当負債も49.6％でOECD加盟国で最高の数字となっており少子高齢化に伴い、こちらも悪化の一途を辿る運命となりそうです。
しかし、大半の政府系企業の負債は国策事業を代行して発生することが多いため、焦げ付きが生じると政府が支援せざるを得ないのが現実です。
このパンデミックに伴う歴史的な景気低迷で、文政権は韓国版ニューディールなどという公共事業主導の失業対策を打ち出したものですから、財政の悪化は歯止めがかからなくなるでしょう。
このように、韓国では失業対策のための企業への輸血で、財政はすでにいっぱいいっぱいなのです。
当然、まだ効果が確定的ではない新型ワクチンに先行投資する余裕などありません。
製薬会社に投資することでワクチンの開発が早まり、優先して確保することが可能になるのであれば、
あれだけK防疫を推してきた文政権ならば率先して参加するべきのように思いますが、経済の低迷があまりに深刻なためそれも叶わないのです。
ただ人々の動きを規制する今までの防疫ではなく、ワクチン開発という新しい段階に入ろうとしている世界の感染症対策ですが、財政難の韓国は指をくわえて見ている他ないようです。
それでは、この記事に対する反響をポッチー君に教えてもらいましょう。

アシスタントのポッチーです！それでは、この記事に対する反響なのですが…
「我が国の政府はお金がない」というように、希望が見えているのに手が届かない事に対して、「情けない文政権」と、政府が今後を見据えて動いていないせいだと不満が高まっています。
また、「韓国が遊んでいる中、他国は根本的な対策作りをしていた」のような、一度抑え込んだと思われた際に気を緩めたせいだという意見も見られます。
「功績を焦り過ぎて全てを振り出しに戻した」などというように溜息が聞こえてきますね。

ポッチー君ありがとうございました。
韓国国内では世界の感染症対策が新しい段階に入るというのに、金銭的な理由で手も足も出なくなってしまった韓国の姿を悲しむ声が多く見られます。
もしワクチンが開発されたとして、自分たちは確保することができないのか？
という不安が広がってきているようですね。
一時期は「G7に招待された！」「先進国として認められた！」と、大喜びしていた文大統領ですが、G7も招待の反対が相次いだ上に、ワクチンにおいても資金面を理由に遅れをとってしまい、国民に顔向けできない状況となってしまいました。
せめて財政破綻をして他の国に支援を求めるようなことだけは避けたいところですが今の危機的状況を見ていると、万が一の可能性も低くはなさそうです。

こういう時に必要になってくるのが各国同士での繋がりになってくるのでしょうが、韓国はそれをないがしろにしていますからね。