安倍首相が少女像に土下座、異常な造形物に菅官房長官も「国際儀礼上許されない」と抗議…製作者の信じられない意図とは？【世界情勢】

カンウォンド・ピョンチャンは2018年にオリンピックが行われたところですが、その平和の祭典が行われたピョンチャンに物騒な造形物が置かれることになりました。
少女像の前で、安倍首相の像がひざまずいて謝罪している様に見える作品です。
彫刻家ワン氏は作品について「慰安婦被害者が適切に受けなければならない贖罪を作品で表現し、新たな日本に生まれかわる事を祈願するために作ったもの」と紹介しています。
つまり、この「永遠の贖罪」像は一連の慰安婦問題に連なる像であることは間違いありません。
もともと、慰安婦像は2011年に韓国挺身隊問題対策協議会が慰安婦問題デモ通算1000回を記念し、ソウルの日本大使館前の歩道上に慰安婦像を許可なく設置したのが始まりです。
その後、韓国内だけでも100体を超える少女像が設置され、米国・カナダ・オーストラリア・中国・台湾・ドイツなどに次々と慰安婦像が設置されました。
日本政府は像の日本大使館前からの撤去を韓国政府に要求し2015年の慰安婦問題日韓合意では、韓国政府が「適切に解決されるよう努力する」としましたが問題は悪化し続けています。
その背景に文政権の反日政策があることは間違いないことで、文政権の反日政策を推進する50の地方自治体が慰安婦像を積極的に公有地などに設置しています。
従って、韓国で文政権が続く限り慰安婦問題を解決するのは難しいというのが正直なところです。
そして、当然なのですがこの造形物については、菅官房長官を始め抗議の声が上がっています。
表現の自由の重要性を踏まえつつも「常軌を逸した行為、国際儀礼上許されない」と表明しています。
また、時間が経つにつれ、あちらの国民の間からも批判的な声が大きくなっているようです。
どのような声かについてはポッチー君にまとめてもらいますが、批判されている問題点として、最近文政権の足を引っ張っているスキャンダルが関わってきます。
その問題点とは、慰安婦問題を隠れ蓑にした不正やビジネスが行われていることで、最近、韓国内でもこれらを問題視する動きが出てきています。
もともと、韓国挺身隊問題対策協議会は1990年から活動していますが、2018年に日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶財団と組織統合し現在の正義記憶連帯となりました。
その正義記憶連帯の代表と理事長として活動していたユン氏は4月の国会議員選挙で当選しましたが、団体の寄付金使用や会計の不透明性について疑惑が広まっています。
また、慰安婦像の設置総数は50を越えた2017年時点で費用総額は約1億7000万円とみられ、慰安婦像制作がビジネス化しているとの指摘も強まっています。
つまり、信念に基づいた慰安婦被害者救済活動を一方的に批判することはできませんが、私利私欲のために慰安婦被害者救済活動を隠れ蓑にして儲ける行為は糾弾されなければなりません。
このように、日韓関係に大きな影響を与え、自国民からは不正を疑われる事になり、銅像を作った植物園園長が「政治的な意図はなく、個人の主張だ」と事態が想像を超えて大きな問題になったことで、慌てて釈明をしていますが、少し考えればこういう事態になると想像ができないものなのでしょうか？また、だからと言って撤去するわけではなく、あくまで個人の主張として公開をするようです。
溜息しか出ない今回の件ですが、抗議や主張を行なうにしてもルールがあると私は思います。
この件は、問題提起ではなくただの侮辱でしかありません。
余りにも幼稚で、感情だけが先行した愚かな行為だと私は思います。
良くも悪くも情緒や感情に左右され易い韓国世論ですが先進国家の仲間入りをしたと言うなら、そろそろ、ファクトとフェイクを見抜き真実を見極める眼力が国民に求められる時期です。
このような事を続けていては、国際社会で先進国と認められることは無いでしょう。
それでは、この記事に対する反響をポッチー君に教えてもらいましょう。

アシスタントのポッチーです！それでは、この記事に対する反響なのですが…残念なことに「スッキリします」といったように、この像を称賛する声も少なからずあります。
「日本大使館前にも一つ作ろう」と、スキャンダルを経ても何も変わらない声も見られます。
ですが、流石に時間が経つにつれて「国際社会で恥をかく」「幼稚きわまりない精神勝利」などといったように、この像の存在そのものが韓国の不利益と捉える声も増えています。
「日本が相手という事で冷静さを欠いている」というように、日本相手には何をしても正当化されるという事で暴走を懸念する声も見られます。

ポッチー君ありがとうございました。
先程も触れましたが、この「永遠の贖罪」像をめぐって韓国国民の間では最初のうちこそ称賛する声が多く見られましたが、時間が経つにつれ冷静な意見が増えており、自国の品格を落とす行為との批判的な意見の勢いが増しています。
そもそも対立するレベルで称賛する意見が出てくるのが異常なんですがね。
いずれにしても、これまでの慰安婦問題の経緯のファクトとして間違いなく言えることは、日韓どちらの国にも元公娼の方々にも何の恩恵も利益ももたらしていないということです。
結局は恩恵や利益を得たのは救済活動家や像の制作者だけだったのかもしれません。
未来志向を目指すなら、日韓両国に益が無くては意味がないと思います。
この行為が日韓両国の関係についてマイナスに働くことしかないと思いますね。

8月には応募工問題で動きが予想される中で、いたずらに関係を悪化させる事になりました。
撤去という判断が出ないのが残念ですね。