金融危機当時の方がマシ!?韓国で失業者天国状態が始まる…韓国企業の第2四半期雇用実績が過去最低【世界情勢】

金融危機当時の方がマシ!?韓国で失業者天国状態が始まる…韓国企業の第2四半期雇用実績が過去最低【世界情勢】

『金融危機当時の方がマシ!?韓国で失業者天国状態が始まる』

最悪の事態を想定するなら、韓国はそのうち無職の人達で溢れてしまうかもしれません。
感染症や政府の失策の影響から、企業の経営不振により、失業者の増加に歯止めがかからないでのす。
なぜ悪化の一途をたどり、どうしたら韓国はこの危機から脱却することができるでしょうか。

むしろ金融危機の時の方がましだった···企業「第2四半期の雇用実績歴代最低」

28日、全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院は6月の景況判断指数を調査した結果、第2四半期の雇用実績の回答が80.6になったと発表した。
この調査は、韓経研が全国売上高ベース600の企業の実務家を調査してまとめたもので、100より低い場合は否定的、100よりも高い場合は肯定的であることを意味する。
雇用実績が80.6と集計されたのは、状況が非常に悪かったという意味で、四半期の雇用実績の回答の平均が80.6まで落ちたのは、1980年に関連の調査を開始して以来初めてのことだ。
前年同期に比べ17ポイント下落した。
雇用実績がこのように悪化したのは、韓国の経済成長率が着実に低下中で、感染症が雇用に直撃弾を飛ばしたためだ。
ホンソンイル韓経研経済政策チーム長は、「感染症で就業者数が急激に減って、新規採用も凍結した中で、
主要大手企業が定期的に公開採用を廃止して、常時採用に切り替えた影響まで重なったものとみられる」と説明した。

雇用を含む企業運営全般の水準を示す6月の企業景況判断指数(BSI)実績値は74.2との調査結果だ。
実績BSIは2月に92を記録し、3月に感染症の影響が始まって84.4に下落したあと、4月に59.3と最悪になった。
以後5月は70.6、6月は74.2までやや回復した。
ただし、まだベースライン(100)を62ヶ月連続で下回っており、景気低迷が長期化していることは、憂慮すべき部分だ。
部門別では、国内(76.8)、輸出(78.7)、投資(77.6)、資金(86.6)、在庫(107.1)、雇用(83.7)、採算性(82.6)など全部門でベースライン未満を記録した。
在庫は100を上回ると、在庫の増加が予想されるという意味で、マイナス実績である。
業種別実績を見ると、軽工業の繊維、衣服や皮革、靴が57.1と大きく低迷した。
重化学工業では、自動車、トレーラーおよびその他の輸送機器が52.9を記録し、最近の車の輸出不振の影響が反映された。
1次金属と金属加工(57.1)、ゴム、プラスチック、非金属鉱物(57.9)も不振だった。
感染症のため6月には企業業績がまだ暗いトンネルの中におり、7月の見通しも否定的になった。

7月の企業景況感指数の予測値は73.7で、4月以降、3カ月連続上昇を続けたが、まだベースライン(100)に遠く及ばなかった。
部門別にみると、内需(74.5)、輸出(79.2)、投資(78.4)、資金(87.6)、在庫(107.1)、雇用(84.5)、採算性(80.5)など全部門でベースライン未満を記録した。
業種別では、製造業が74.8ポイントで、前月より12.7ポイント大きく上昇した。
ただし、自動車、トレーラーおよびその他の輸送機器業界は、7月の見通しも47.1を記録し不振を続けるだろうという見通しが示された。
製造業の景気見通しは大きく良くなったが、在庫の見通しは112.9を記録し、在庫が増えるという否定的な見方が高い水準を維持した。
製造業の在庫見通しは、金融危機を経験した2009年3月の115.2以来の高水準である。
非製造業の景況判断指数の予測値は、前月より6.4ポイント下落し72.4を記録した。
社会的距離置きなどの影響を強く受けるサービス業が含まれており、相対的に打撃が深刻であると予想された。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
報道 探

記事にもある通り、韓国経済の落ち込みは警戒水域を越え始めたと言っても過言ではないでしょう。
2月、3月に感染症拡大が始まり、4月にはピークを迎えました。
5月、6月と終息に向けて各種対策を実施し、その効果が現れてきたものの、雇用に関してはいかんともしがたい状態です。
雇用や経済の状態は3月、4月より若干マシになっているとはいえ、それは感染症拡大の真っ只中との比較であり決して楽観視できるものではありません。
世界的に経済危機が叫ばれていますが、その中でも特に韓国は深刻のように映ります。
というのも感染症の影響以外にウォン安や原材料の高騰の影響があり、企業の倒産件数が、2005年3月以来の高い水準に達しています。
韓国経済を支えていたメインの半導体、電子製品、自動車メーカーも国際貿易の鈍化を背景に、逆に韓国経済の足を引っ張りつつある状況にあり、雇用調整が頻発している状態です。
すなわち、国民の所得が減らされているということです。
また、政府は14兆ウォン規模の総合経済対策実施を宣言していますが倒産件数の増加には歯止めがかかっていないようです。
経済危機によって資金繰りが難しくなれば、当然倒産という負の連鎖が発生します。
こうした中、韓国経済を引率している液晶や自動車、半導体メーカーが、業績悪化に対応し、減産や雇用調整を打ち出しているのですが、果たしてこれも効果的な策と成り得るでしょうか。
しかしこれは一時しのぎの策である印象がどうしても拭い去れません。
特に雇用調整は、所得が減る影響で国内消費を減らすため、結果として自分の首を絞めてしまいかねません。
国際貿易の鈍化が業績に悪影響を与えたとするのであれば、同じ業績を保つには国内需要にシフトしていかなければなりませんが、
国内消費者の財布の紐は一層固くなっており、内需の成長などは考えられず、とてもこれまでと比べて目減りした分の海外需要を賄えるものとも思えません。
まさに負のスパイラルが韓国国内で発生しているようです。
今、韓国政府がしなければならないのは支持率に直結しやすい失業者の支援だけではなく、地味で愚直な経済回復への中・長期的戦略の策定と遂行ではないでしょうか。
記事にある数字を少し見ただけでも、これまでのように経済危機の原因を日本や感染症のせいにして国民の不満をそらすようなやり方では
通用しないほどの危機が迫っているように思えます。
いよいよ足元を見て政権運営と経済立て直しの必要に迫られている文政権。
得意の反日カードはもう切りきっているか、切っても効果が薄まっている事を自覚しなければ国内は本当に無職の人々で溢れてしまうことになってしまいます。

■この記事に対する反響のポイント

ムンさん
ムンさん

・この状況は政府の失策のせい
・働くだけ無駄という風潮
・この問題はこれからが本番

報道 探
報道 探

それでは、この記事に対する反響なのですが…
ここ最近の経済低迷から、あちらの国民は少し諦めムードが漂っているのが伺えます。
「働く人がバカをみる」といった意見が多く、これは政府の支給金制度も影響してそうですね。
また、企業が感染症の煽りを受けた状況で、限界ギリギリの状態を見て、政府の行った施策のせいで体力を削られていたとの見方も強く、政府への批判も見られます。
「最低賃金を下げて、労働時間の規制を外せ」といったように、労働者を思っての政策が労働者側からも否定される流れになっているようです。

【これに対する私の見解】

報道 探
報道 探

「韓国で雇用を維持する企業などないだろう」というコメントが今の韓国を表していると思います。
韓国の主要産業である電子製品・自動車産業などは製造業であり、需要の浮き沈みがそのまま雇用の浮き沈みに直結しやすい業種です。
その主要産業の業績に、現在大きな影が見えている事が多くの失業者を生み出している原因なのではないでしょうか。
これは韓国経済の構造的な問題と言えます。
そうだとすると、韓国政府の取るべき失業者対策は、国際的な動向に左右されづらい新たな産業の構築ということになるのではないでしょうか。
しかし地味で時間のかかる新興産業の構築は、支持率至上主義とも思える文政権がやりたがるとも思えません。
文政権はこの先も支持率や表面上の数字にこだわり続け、失業者天国となりつつある韓国をこのまま黙って見過ごすつもりでしょうか?

報道 探
報道 探
世界各国が暗いトンネルから抜け出そうと必死です。
韓国はトンネルから出ない選択をするのでしょうか。

続きは動画で…

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