『韓国で「日本は必要」の声
産業が完全に停止してしまう…』
最近韓国では日本との関係性の悪化から生じる悪影響について隠すことなく報じられることが増えています。
最近の韓国政府への不信が募っていたところに、政府が見せる必死な態度や、
全経連が言った「韓国は日本の協力が必要」などの言葉が響いているようで、国民も納得といった反応です。
「工場が停止し在庫は山積みで処理」… 冷めていく韓国経済のエンジン
先月製造業の生産指標が再度大幅なマイナスを記録した中、工場稼働率は過去の世界的金融危機の頃のレベルまで縮小したことが分かった。
感染症事態以後、全世界が同時多発的な景気後退に陥り、韓国経済のエンジンである輸出も閉ざされ、危機感が漂っている。
30日、統計庁が発表した「5月の産業活動動向」によると、先月の全産業の生産指数は前月比1.2%減少し、今年1月から5ヶ月連続で減少を続けた。
製造業(-6.9%)をはじめとする鉱工業生産が前月比6.7%縮小した影響である。
鉱工業生産は4月(-6.7%)に続いて二ヵ月マイナスだ。
持ちこたえた半導体(10.8%)とは異なり、海外販売の需要萎縮により完成車と自動車部品の生産の減少のため、自動車が21.4%減少した影響である。
これと共に機械装置が12.9%、化学製品が9.9%ずつ、それぞれ下落した。
海外で感染症の拡散が本格化し、輸出にかなりの困難が生じているという分析だ。
先月の自動車生産指数は63.4pで、世界的な金融危機時の2009年5月(60.8p)以降最低値だ。
工場は停止している。
先月の製造業の平均稼働率は前月より4.6%下落した63.6%だった。
2009年1月62.8%以来、11年4ヶ月ぶりの最低値だ。
モノが売れないため、倉庫には在庫が蓄積している。
製造業の在庫指数は115.7pで、前月から横ばいであるが、それでも国内消費が回復して既存の在庫が処理できるまでは、生産は下火となるだろうと分析される。
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ私の感想ですが
こういった産業の落ち込みについて、あちらのネット掲示板や記事に対する反響は「韓国産業は日本がなければ完全停止」といったような意見も見られるようになっています。
今までだとこういった意見が出ると反対の声が多く出てきたのですが、最近は同調して日本の必要性を政府が認めないことに対する落胆の意見が多いです。
これは、実際に韓国の経済状況が悪化した影響を、あちらの国民が実感したというのが大きいのでしょう。
そこに、いつまでたっても日本を切り離せない政府の姿や、日本との協力を掲げる声などから、「結局国産化は簡単ではなかった」といった事実に到達してしまったのでしょうね。
あちらでは生産ラインの一部が、日本と距離をとったことでストップしてしまったり、記事でも言われているように、作ったものも売れなくて在庫の山になっているという中々に悪循環に陥っているようで、そりゃ政府も必死に日本との関係を戻そうとしますよね。
と言っても、関係修復の方法が喧嘩を売っているようにしか見えないのが問題ですが…
さて、この状況をどう乗り越えるのか?
今のままでは何も進展しませんよ。
続きは動画で…