日本メディアの捏造発覚！韓国で揚げ足をとるかと思いきや…自国の状況に韓国国民は落胆【世界情勢】

といったように、今回、日本の右派メディアの捏造が発覚したことが世間を騒がせていますが
韓国ではメディアの在り方はどのように捉えられているのでしょうか？
韓国では現在深刻な格差社会に伴い、文政権の支持派か反対派かだけでなく、
右派か左派か、在韓米軍の未来や、南北問題、
米中対立から日韓関係など思想の分断、対立が顕著になっています。
この背景には、韓国がこれまで右派政権と左派政権が入れ替わり立ち代り政権を取り、
それぞれ韓国社会に負の遺産を残してきたことが大きく影響しています。
特に現在の韓国社会においては、比較的上位の既得権者や企業と右派、保守系の結びつきが強く、
格差に苦しんできた貧困層や庶民が、感情的に左派に流れやすい状況が作られており
文政権の高支持率は、彼らの存在に支えられてると言っていいでしょう。
しかし、感情的なイデオロギー重視の文政権の政策は、必ずしも実利を伴うものではなく
結果として貧困層や庶民を苦しめるという皮肉な結果を引き起こしています。
それでも、強烈なイデオロギーに共感した強固な支持層がいるのも事実であり、
「共に民主党」を批判するコラムを書いた高麗大学のイム・ミリ教授は
選挙管理委員会に告発されたり、狂信的な信者によりSNSで攻撃されるなど
今や政権批判をすることは大きなリスクを伴うものとなっています。
また、文政権は、立法、行政、司法を掌握し、
検察改革を進めることで、政権批判の無力化をすすめています。
メディアの言論支配も度々指摘されており、
実質的には政権をチェックする機能が失われているとも言われています。
4月に行われた韓国総選挙は、共に民主党が圧勝しましたが、不正選挙疑惑が浮上し、
ユン・ミヒャン氏のスキャンダルや、北との対立も相まって、文政権も財閥と癒着した右派政権とは
また別の「黒い交際」があった可能性が否定できない状況です。
特に官民あげて持ち上げられてきた公娼の支援団体、
ユン氏の化けの皮が剥がれたことは、韓国国民にとって大きな衝撃だったようです。
これをきっかけに、韓国国内でメディアや政権の発表に対する疑いの目が一段と強くなりました。
そのため、日本の世論調査の水増し程度では、特別大きな反応を示す風潮はありません。
近年、メディアや世論を扇動し、右派や財閥をバッシングするパフォーマンスを行ってきた
文政権と、最近次々に明らかになったスキャンダルのおかげで、
かえって一部の国民は冷めた目線を向けるようになってしまいました。
特に日韓問題などは、政権のプロパガンダが国民感情に大きな影響を与えてきましたから
こうした韓国国民の変化は、日本にとっては好材料と言えるかもしれません。
とはいえ、様々な問題を抱え、対立要因を孕んでいる韓国社会です。
今後も韓国国民は、日本以上に情報操作やメディアの捏造に気を使わなければならないでしょう。

といったように、韓国国内では日本のメディアの捏造より、
韓国国内の状況を悲観している声が多く見られます。
特に、記録的な経済低迷でも60%を超え、南北外交の歴史的な失敗を受けて急落してもなお
53.6％の高支持率を超える、文政権の支持率に関しては、懐疑的な声が集まっています。
支持率が高いのに、寄付金が集まらなかったり、
K防疫を世界にアピールしたのにも関わらず、感染拡大第二波に歯止めがかからず、
防疫に非協力的な国民が増えてきたりと、
数字と逆行する現在の韓国に国民感情は白けきっています。
今後、ますます経済状況と南北関係の悪化が進めば、情報操作や捏造が通用しないほどに
残酷な現実を突きつけられることは避けられません。
取り返しのつかない事態になる前に、健全なメディアの在り方と、
行政司法などの相互監視を再考する必要がありそうです。

日本以上に格差社会が深刻で
対立構造の根深い韓国では、
既にメディアや政府の発表は
信頼を失い始めているようですね。