『韓国は素材の高純度化も量産も順調!
脱日本成功で湧き上がる』
日本が輸出管理を強化した物質の国産化に成功という報道はこれで何回目になるのでしょうか。
確かに韓国は国を挙げて脱日本に取り組んでいるようで、成果を上げてきているようですが、
毎回報道される内容は一緒ですし、先日あった高純度品の量産も純度が低い…何がしたいのやら。
フッ化水素脫日本の成果… 日本産の輸入90%減少した
日本の輸出規制以降、韓国のフッ化水素(エッチンガス)の
対日輸入の割合が大幅に減少したことが分かった。
16日、韓国貿易協会によると、日本がフッ化水素の輸出規制を始めた昨年7月から
今年4月までの10ヵ月間、韓国の対日フッ化水素の輸入額は600万ドルとなり、
輸出規制開始前の2018年7月から2019年4月までの輸入額の5800万ドルに比べて90%ほど急減した。
同期間、日本に対する韓国のフッ化水素の輸入比重も42.6%から9.3%へと大幅に減少した。
日本産輸入依存度が高かった主要半導体素材に対する「脱日本」の成果が具体的な数値で確認された。
フッ化水素は半導体製造工程に数回使われる素材で、
原材料であるウェハーで好きな形の回路を作るエッチング工程で使われる。
対日依存度の高い品目であるため、
日本は昨年、フルオリンポリイミドやフォトレジストと共に、韓国への輸出を規制したことがある。
当時、韓国の半導体業界に莫大な生産支障をきたすという懸念が持ち上がったが、
国内企業は速いスピードで取引先の多角化と国産化作業に入り、
政府も独自の素材・部品・装備の育成に果敢な支援政策を展開した。
成果は予想より早かった。
韓国の化学企業ソルブレインが業界最高水準の純度
トゥウェルブナイン(99.999999999999%)の
液体フッ化水素を開発し、大量生産体制を整えることに成功した。
サムスン電子とSKハイニックスも半導体生産工程に国産製品の使用を増やしたという。
液体フッ化水素の他に気体フッ化水素も近いうちに国産化の成果が出る。
半導体、ディスプレー、太陽電池の製造工程で使用される洗浄ガスの三フッ化窒素(NF3)の
技術力を持つSKマテリアルズが量産を準備している。
SKマテリアルズは昨年末、キョンサンプクト・ヨンジュ工場に設備を構築し、
現在、顧客会社と詰めのサンプルテストを行っている。
SKマテリアルの関係者は、「今月末の供給を目標に推進中だ」と明らかにした。
【この記事に対する私の見解】
日本にとっては韓国とのお付き合いが減ることは、大勢にそこまで影響がないので
「どうぞご自由に」というスタンスで、それよりも他国の信用が重要です。
フッ化水素の日本からの輸入量が90%減ったことで、
これで心置きなく本当に脱日本が可能なら、
これから日韓関係は益々疎遠になって行くはずでしょうが、
輸出管理の解除を求めて期限を決めてきたりと、何故か韓国は食いついてきますよね。
韓国の国産化報道などを見ていても、核心部分の国産化はまだまだのようです。
そして逼迫した対応から、国産化にはほど遠い状況といえます。
フッ化水素などは、依然として韓国は輸入に頼り切っている状況で、
ただ、輸入元が多国籍化が進んだだけのことでしかありません。
また、脱日本を図るために米デュポン社の国内誘致を行うなどの動きを見せていますが、
それでは国産化ではなく、結局他国に頼らざるを得ないのが実情のようです。
そもそも国産化が出来るのであれば、とうの昔に国産化できているはずで、
それができなかったことは、韓国には技術がなかったことであり、
それを一から築き上げるには1年ほどの年月では無理です。
そこで、韓国政府はドイツ企業などと提携して、ただ、輸入先を日本以外にしただけに過ぎず、
韓国の基盤産業の脆弱性は相変わらず、他国頼みということは何にも変わっていません。
さらに、高純度の半導体素材ともなると、日本以外からは入手することができず、
韓国国民でその事実に気付いている人は、反応を見るに少ないようです。
また、肝心の国産化の開発環境も、文政権が支持を得るために利用して、
大変厳しい規制を強いられた環境になっており、進歩も歩みも遅いでしょう。
さて、韓国はこの輸入強化をいわゆる「応募工問題」と絡めて語っていますが、
現実問題、実際に「応募工問題」が日本企業の資産の現金化が行われた場合、
日本はその対抗措置としてフッ化水素等の輸入強化など生ぬるいことでは済まさない、
それこそ韓国の国がひっくり返るような重大な報復措置を行うものとみられます。
それは簡単なことで、金融面で韓国を締め付ければ、韓国は息ができずに自滅するだけです。
韓国では「応募工問題」で日本が報復に出ても持ちこたえられるとの楽観的な見方が
拡がっているようですが、経済の根幹の金融面で韓国を締め付けるだけで、
韓国は勝手に自滅するのみで、日本は何の痛みもありません。
そんな薄氷を踏むような状態に韓国という国がある自覚がないのでしょうね。
韓国の今後は日本との関係次第という事を知ってもらうには、よい機会になると思います。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・日本がいないと韓国が滅びると言ってた奴らはどこに行った?
・いいぞ!素晴らしいながれだ…韓国は技術でも独立だ!
・日本と全ての関係を断ち切れ
・日本への不買と旅行禁止は永遠に続くべき義務だ
・重工業、建設でも国産化を進めなければならない
・これ以上日本に負けないと言った大統領の決意は口先だけではなかった
・国内生産が十分できるのに何故今まで日本や輸入だけに依存してきたのか?
・まだ日本車、日本製品を買う人が結構いるのはどういうわけ?
・日本が韓国に与える最高の損害がフッ化水素だったのに、韓国が突破した
・気を引き締めて日本との戦いに必ず勝とう!
【これに対する私の見解】
コメントを見る限り、韓国は日本と疎遠になることを望んでいるので、
無理に親密かのようにお付き合いする必要はありません。
しかし、勝手に日本依存をしているのに、異常なまでの敵対心を向けており、
こんな状態ではまともな関係が築けるはずもなく、日韓が疎遠になって行くことは必然でしょう。
文政権もこの状況下で国民の士気を下げないように必死なのはわかりますが、
自身の失敗をみとめないまま、都合の良い事実だけで上書きする事など不可能です。
韓国国民も、日本への韓国政府の執拗な解除要請などは目に入っており、
その記事に対して、韓国政府への不信を募らせている割には、
この国産化成功の報道には両手を上げて喜ぶという謎ムーブを見せてくれます。
韓国にとって必要な事とは、愛国心と言う色眼鏡で事実を隠すことを止めて、
自国にとって何が必要なのかを正確に把握することですね。
そうすれば、自ずと国際法違反などの恥ずかしい行為もなくなって行くでしょう。
韓国では実際の状態を知る事は
出来ないのでしょうか?
それとも、ただ都合の悪い事から
目を逸らしているだけなのでしょうか?
続きは動画で…