韓国の必死な輸出管理撤回要求で、勝手に決めた期限が迫る中、WTO提訴・GSOMIA破棄を掘り起こすか?【世界情勢】

韓国の必死な輸出管理撤回要求で、勝手に決めた期限が迫る中、WTO提訴・GSOMIA破棄を掘り起こすか?【世界情勢】

『韓国の必死な輸出管理撤回要求
WTO提訴・GSOMIA破棄が再燃?』

国産化に成功したので脱日本が進んだ!という話がつい先日あったような気がしたのですが、
また輸出管理を持ち出しているということは、やはり国産化は難航しているのでしょうか?
もうこの話に日本は関係ないと思うのですが、韓国も必死の様子です。

「5月末の期限」控えた韓日…ジーソミア再び懸案事項となるか?


韓日軍事情報保護協定(ジーソミア)の終了を猶予して6カ月が経過した今月12日、
韓国政府は日本に『期限付き通知』を送りました。
韓国の半導体素材3品目とホワイトリスト規制に対する具体的な立場を今月末までに出せということです。
韓日政策対話の中断、規制不足、輸出過程の問題など、日本が掲げた三つの規制事由が
全てが解消された状況で、これ以上待つ理由がないという判断でした。
◆6カ月連続平行線をたどる韓日 … ジーソミアとは別 vs 最初から条件付き猶予
しかし、日本はその後も対話を続けるという原則的な立場を示しただけで、
輸出規制を撤回する兆しを見せていません。
今月22日、河野太郎防衛相と茂木敏充外相が並んでそのテーマについて言及しましたが
「輸出規制とジーソミアとは全くの別もの」という説明に、韓国政府の立場は違います。
昨年11月ジーソミア終了を6時間後に控え、猶予に出た時から条件が付いた。
日本が輸出規制問題の解決に向けた対話に乗り出すべきだと釘をさしました。
ただ時間を引き延ばし、輸出規制を解消しなければ、いつでもジーソミアを終了できると強調しました。
これまで韓日間に対話がなかったわけではありません。

昨年12月、文在寅大統領と安倍晋三首相は15ヵ月ぶりに向かい合い、
輸出規制と強制徴用賠償問題などを議論しました。
首脳会談の4日前には、日本が先に半導体素材の一つであるフォトレジストの輸出規制を緩和。
しかし、ほどなくして感染症の危機が迫り、全世界が防疫対策に死活をかける状況になりました。
韓日輸出管理当局の局長級政策対話も3カ月間中断され、
今年3月にテレビ会議システムを通じて辛うじて開催されましたが、
これといった成果は得られませんでした。
◆WTO提訴・ジーソミア終了、有意義なカードは?
依然として日本が輸出規制に対して前向きな立場を表明する可能性は
高くないというのが一般的な評価です。
5月末、期限を先に出した立場から、”次の手段” に対する政府の悩みは深まるばかりです。
選べる札は大きく分けて2種類と言われています。
WTO提訴手続きの再開と、ジーソミアの終了です。
当時、終了猶予を知らせ、政府は韓日間の輸出管理政策対話が正常に行われている間は、
WTOへの提訴手続きも停止させると明らかにしました。

この2つの内、重要とされるのがWTOに提訴する案です。
聖公会大学日本学科のヤン・ギホ教授は、KBSとの電話インタビューで、
「WTOへの提訴は韓国政府の正々堂々たる要求だ」とし、
「WTOへの提訴がさらに可能性があり、日本にも衝撃を与える決定だ」と説明しました。
ジーソミア終了は、日本政府がすでに一度経験したカードであるうえ、
当時米国が数回強い不満を示した点などを考慮しなければならないということです。
一方、WTO提訴は、結果が出るまで国際舞台で日本を強く批判して圧迫することが可能だと説明。
今月12日の定例会見で、産業通商資源部のイ・ホヒョン貿易政策官は、
「今月末までに返答が無ければ、WTOへの提訴を再開するのか」という質問に、
「予断を許さない」と述べ、発言を控えました。
日本側の前向きな回答を期待しており、様々な状況を総合して判断することだとだけ付け加えました。
もう期限はたった5日しかありません。
週末を除いた業務だけを考えるならもっと切迫した状態です。
日本がどのような選択をするのか、そして韓国政府の次の手段は何なのか、見守ることです。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
報道 探

崖っぷちに立たされた韓国は、米中対立によるサムスンの危機も合わさって、
なりふり構わず日本への輸出管理の緩和を求めるようになってきました。
対抗カードとして、WTOへの提訴とGSOMIAの破棄を掲げてきているわけですが
WTOへの提訴は、カードとして役に立つどころか、
韓国側の主張の荒唐無稽ぶりを世界に示すことになりかねません。
世界中で韓国の「歴史問題の蒸し返し」は冷たい目を向けられています。
中国の世論ですら、繰り返し日本に謝罪と賠償を要求する韓国には
否定的な意見が多く見られますから、
韓国側の「歴史問題の報復」という主張が一部認められたとしても
過去に合意が済んでいる問題を非難し続ける韓国に
問題があるという世界の認識はより強固なものになるでしょう。
そもそも日本側が輸出を管理しているのはイランや北朝鮮などの
テロ支援国家へのフッ化水素の横流しを警戒して決定したものです。
これらの国々への牽制は、アメリカの意向もありますから、
世界に訴えたところで同情が買えるようなネタではないのです。
また、WTOの協議は裁判同様長い時間を要します。
今すぐにでもフッ化水素を必要としている韓国からすれば、
とうてい待っている時間はないというのが現実です。
そうなると、韓国世論も後押ししているGSOMIAの破棄が現実味を帯びてきます。
しかし、昨年のGSOMIA破棄騒動では、アメリカを激怒させた過去がありますから、
ここでこの禁断のカードに手を出すことは、米中対立を綱渡りしなければ
生きていけない韓国経済にとって命取りになります。
経済に疎い文大統領は、とにかく反日を貫くためには手段を選ばないのかもしれませんが、
両国と上手くやれる方法を模索しているサムスンは、
こういった文政権の余計な行動に内心イラついていることでしょう。
この輸出管理は日本にとってもプラスなことばかりではありません。
韓国に輸出することで利益をあげてきた日本企業も多くいるわけですから、
景気低迷の昨今、ビジネスチャンスがあるならば
食いつきたいという思いは日本も少なからずあります。
ですが、その利益を差し引いてでも韓国側の行う瀬取り行為をはじめとする、
テロ支援国家への協力を防がなければならないのです。
韓国は今回珍しく、管理体制を強化したことをアピールし、
日本の要望に応えたというポーズを見せています。
この強化が実務的には意味をなさないものだったとしても、
ポーズをとっただけでも大きな歩み寄りのつもりなのでしょう。
しかし、これは国防や国際社会の平和に関する重要な問題であり、
韓国の「お気持ち」を汲み取るほど甘い問題ではありません。
文政権の北朝鮮とのグレーな関係を清算しないことには、
この問題の解決は夢のまた夢となるでしょう。

■この記事に対する韓国国民のコメント

ムンさん
ムンさん

・ハッキリしているのは日本は敵国だという事だ。
・ジーソミアは完全に終了させなければならない。
・今すぐ韓中連合して早く決着を付けましょう!
・日本と中国なら中国を支持する。
・敵国と何の軍事情報を共有するのか?ジーソミア終了だ!
・内部の敵、土着倭寇から追い出しましょう。
・6月はジーソミア終了通知を出さないといけません。
・韓国の周りには敵国しかいないのか…
・これ以上日本に振り回されてはならない。
・文在寅政府は骨の髄から反日ということだ。

【これに対する私の見解】

報道 探
報道 探

といったように、韓国国内では北朝鮮やイランとの癒着が疑われて
輸出管理をされているという事はあまり知られていないようで、
文大統領の思惑通り反日感情が高まっています。
文政権の支持層の間では、反米感情も相当なものになっており、
今回の米中対立で、中国サイドにつこうという意見もあることに驚かされます。
文政権に否定的なコメントが多く集まる内容では、中国への嫌悪感を持つ人が多いですから
韓国は今、思想の面でも二極化が進んできているようです。
この輸出管理の問題は、日韓関係のように見えて、
日米中、イランや北朝鮮など様々な国が複雑に絡み合っています。
この一件をきっかけに、韓国が強硬姿勢を貫けば、
韓国のレッドチーム入りは確実なものとなるでしょう。
それはすなわち資本主義経済の終わりを意味するわけですが、
文大統領にとっては狙い通りなのかもしれません。

報道 探
報道 探

この問題はどのような決着を考えているのか、
本当に解除して欲しいのかわからないですね。

続きは動画で…

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