韓国の物価高騰開始…ハイパーインフレか！？このままの政策では確実にスタグフレーション…韓国人「貨幣の価値が落ちるのは当然」【世界情勢】

景気後退と物価上昇が同時に発生する「スタグフレーション」の危機に、韓国経済が見舞われています。
韓国で物価上昇率はここ1年ほどは1~2%ずつあがり続けています。
韓国の統計は、国民の日常生活とはほとんど関係ない物品が消費者物価指数の計算項目に入っていて、
それらの物品の値下がりが物価上昇率の数字のみを押し下げていることがあり、
国民が実感する物価はこの数値以上に跳ね上がっている状況です。
韓国の国営放送は、このおかしな消費者物価指数を根拠に
文政権の経済政策の表立った批判を避けています。
このように文政権がメディアを掌握して自身の失策を隠蔽する一方で、
食品価格は高騰し続けていますが、韓国の消費者心理や企業の景気見通しは、
過去のアジア通貨危機やリーマンショック時並みに冷え込んでいます。
韓国銀行が28日発表した2020年４月の消費者動向調査によると、
景気に対する消費者の心理を総合的に示す消費者心理指数は70.8と、前月比で7.6ポイント下落しました。
こうした状況から、現代経済研究院は、韓国経済について
「低成長・高物価基調に移行していく可能性があり、スタグフレーション突入の恐れも排除できない」
とする報告書をまとめており、客観的に見てもかなり危険な状況にあることは明らかです。
文政権が実施している選挙を意識した公約による資金供給、
つまりお金のばら撒きは、それによって自ずと貨幣価値は薄れます。
そうすると、物価上昇、インフレが起きる可能性もあるでしょう。
景気が回復すれば物価上昇も耐えられますが、回復しなければ景気が停滞するうえ、
物価が上がるスタグフレーションを起こしかねません。
これは最悪のシナリオであり、収入が増えないうえ、物価も上がるとなれば、
韓国国民の誰もが経済的に苦しむことになるでしょう。
しかし、対外経済への依存が著しい韓国経済が回復する可能性は著しく低い状況です。
今までは米中貿易の甘い汁を吸ってきた韓国ですが、
両国の対立が顕著なうえに、中国は世界の嫌われ者となり、
アメリカは感染症拡大に苦しんでいる今、経済のセーフティネットを完全に失っています。
そうなればこのばらまき政策の行く道は確実にスタグフレーションです。
文政権はメディアをコントロールし、経済の失策を誤魔化そうと必死ですが、
市民生活に確実に忍び寄っている物価上昇の影は、いずれ隠しきれなくなることでしょう。
財政を守るために、庶民の生活を苦しめることは、
家計債務が先進国トップクラスの韓国経済において集団自殺を誘発しているようなものです。
一触即発の韓国経済、今後を注視していく必要がありそうです。

このように、ただでさえ感染症の自粛による賃金カットや、失業などで収入が少なくなっている状況で、
韓国市民の家計を物価上昇が直撃している形になり、これは大問題です。
選挙公約に掲げてしまったため、全員支給しないわけにはいかない流れとはなっていますが、
現実問題、物価上昇のリスクを考えてもマイナスの側面が大きいと言えるでしょう。
韓国は基軸通貨ではありませんし、対外経済に依存しているうえ、
国債を海外投資家に握られている不安定要素満載の経済構造です。
安定感がない故に、不穏な動きが少し続けば、一気に急落する可能性が高いのです。
過去に高度成長を経験した後、急落を経験した日本とイタリアでも長期成長率が2～3％で固まらずに、
一気に0％台あるいはマイナスまで落ち込みましたが、
現在の韓国はその時の日本やイタリアを彷彿とさせる状況です。
暗雲が立ち込める韓国経済、希望の光はあるのでしょうか？

IMFだのベネズエラだの騒いでいましたが、
それが現実的なものとなりそうですね。
終わりの始まりはやってきているのが見て取れます。
いよいよ北と統合してしまうのでしょうか？