『韓国に文災害時代が到来か!?
経済成長はマイナス濃厚で国庫も空…』
経済を捨て、感染症の対応アピール路線に切り替えた結果、なんとか評価され支持率上昇。
選挙も終了したことだし、経済を立て直そうと考えた文政権でしたが、
肝心の韓国経済の基盤は感染症以前から脆弱であり立て直しは困難みたいです。
第1四半期の「マイナス成長」が有力… 2008年の金融危機級ショック再現か?
韓国銀行が今年第1四半期の経済成長率を来週発表する
予定である中、感染症の拡大によるショックがそのまま
反映され逆成長となることが確実視されている。
業界によると、23日に韓国銀行が発表する第1四半期の
実質国内総生産(GDP)の成長率(速報値)は、マイナスを
記録するものと見られる。
感染症事態の発生後、初めて発表される成長率である
だけに、実体経済に対する影響がどれほどのものかを
計る物差しになる見通しだ。
中国政府は、感染症の拡大に基づいて、1月下旬から、
強力な移動制限措置を実施した。
韓国の国内経済には、2月からマイナスの影響が反映された。
2月下旬から、大邱・慶北地域を筆頭に、国内の感染者
数が急増し、内需も萎縮した。
実際、2月の産業生産と消費、投資はすべて凍りついた。
特に、工業生産と消費は、2011年の「口蹄疫の波動」以来
の大幅に減少した。
昨年の第4四半期の成長率が1.2%を記録し善戦した点も
逆基底効果として作用し、第1四半期の成長率を低下させる
ものと思われる。
主な海外投資銀行(IB)と経済機関は、第1四半期の国内の
経済成長率が-1%前後を記録し、2008年の金融危機に
次ぐショックの再演となると予想している。
2008年第4四半期当時、成長率は-3.3%を記録した。
韓国銀行は、今年第1四半期の成長率が昨年第1四半期
レベル(-0.4%)を下回るとの観測を出している。
逆成長の傾向は、第2四半期にもつながる可能性が高い。
感染症が3月からパンデミック(世界大流行)に突入し、
全世界に拡大した余波である。
国際格付け会社のFitchは、国内の第1四半期の成長率が
-0.3%、第2四半期には-3.0%を記録すると見通した。
実際、国内経済が1〜2四半期連続逆成長となった場合、
2003年第1四半期(-0.7%)と第2四半期(-0.2%)以来
17年ぶりの記録となる。
主な国内外の経済機関は、第1四半期の成長率だけでなく、
今年の年間国内の成長率見通しも次々と下げている。
日本の野村證券は-6.7%を提示し、最も悲観的な見通しを
発表した。
国内では、韓国経済研究院が、「本格化した景気後退の
流れを切り替えるには力不足」とし、-2.3%の成長率の
見通しを提示している。
【この記事に対する私の見解】
新型感染症の混乱の中行われた韓国の総選挙では、検査キットの需要や感染症対応など
防疫対策をアピールしたことで、文大統領率いる「共に民主党」が大勝利しました。
議席の大量確保に成功した文政権ですが、国政運営は難航しているようです。
中でも経済の破綻は深刻で、中国依存が深刻だった韓国経済は、
この感染症が中国のみで広まっている段階から既に、経済的打撃を受けていました。
他国よりかなりの長期戦を強いられてるという訳です。
3~4月で感染拡大した日本や欧米諸国はまだ大企業は経済的余力が残っている状況ですが、
元々基盤が揺らいでいた韓国はそうではありません。
韓国の自動車産業協会の幹部は「現在は未曽有の危機。完成車、部品業界あわせて
33兆ウォン(約3兆円)の流動性供給が必要だ」と語っているように、
自動車業界といった大資本ですら既に虫の息なのです。
それを受けて韓国政府は官民共同で総額100兆ウォンの金融支援をすると発表しました。
これは、2008年のリーマン・ショック時の2倍の規模となります。
しかし、大企業への資金供給は「自助努力が前提」だとウン金融委員会委員長が
釘を刺しているように、ここにきても文政権の大企業への締め付けは続くようです。
今回の民主党の選挙公約にも、財閥の経営監視を強化する公約が多く盛り込まれました。
これまでも文政権は、労働組合を支援し、
最低賃金を上げ、週の労働時間を定めたり、様々な規制を強化し、
韓国国内だけでなく在韓の海外の大企業を苦しめて来ました。
自身の政治的信条や、市民団体に配慮し、日本との経済的連携を手放す外交姿勢も、
利益を追求したい大企業の資本家達とは相容れないようです。
中でも、文政権に工場の化学物質流出や作業工程の安全性を厳しく非難された
サムスンとの関係は冷え切っていると言われています。
このような大企業を優遇しない「反体制派」的スタンスは、
韓国の貧困層や高齢者の心を掴んだのでしょう。
しかし、国内大企業や海外企業が倒産したり、脱韓国を始めれば、
路頭に迷うのは一般市民である、労働者達です。
限りある財源を、票稼ぎのために市民の小遣いとしてばら撒き、
大企業の悲鳴にはなかなか耳を傾けない文政権は、
経済再建のリーダーシップは皆無といっても過言ではありません。
綺麗事ばかりを語り、合理性に欠ける政策を続ける文政権。
この未曾有の経済危機を乗り越えることはできるのでしょうか?
■この記事に対する韓国国民のコメント
・財政厳しいのに、選挙活動でばらまくなんて信じられるか?
・文在寅は国会議席180も得たし、もう怖いもんないんだろ
・金が無けりゃ、文大統領が生活費くれるぞ
・このままじゃ、町の自営業者は全滅だ
・文災害時代が到来した。
・こんな低能な国は、むしろ破綻するのがいい。
・宣伝・扇動に騙されて民主党選んだクソどものせいで、他の国民まで共倒れ。
・不正選挙だ!事前投票の件を調査しろ!!
・文在寅はいつか必ず投獄されるだろう。
・この政府の政策の基調変えなきゃ回復不能だ
【これに対する私の見解】
といったように、文大統領の経済政策の弱さは、
ネットユーザーを中心に非難の的となっているようです。
それでも選挙では文政権率いる「共に民主党」は圧勝でしたから、
世代間による言論や思想の断絶がかなり深刻なことがわかります。
しかし、経済破綻というものは、取り返しのつかないレベルになって
初めて市民生活にのしかかるものです。
株価やウォンの価格を気にしている一般市民はそれほど多くはないでしょうから、
現時点では「文大統領は給付金をくれるらしい!」
ぐらいの認識しか持っていない国民が大半なのでしょう。
韓国国内の外資系企業の離脱や、大企業の売り上げの激減は、
この感染症前から続いていた事ですが、文政権は見て見ぬ振りを続けて来ました。
予想外のパンデミックによる大恐慌のおかげで、その代償をまとめて払うことになりそうです。
経済悪化の要因を、前代未聞の感染症を
言い訳にしている文大統領ですが、
選挙のために税金をばらまき、
政府の都合で二転三転する経済政策では
感染症がなくても破綻するのは目に見えていますね。
続きは動画で…
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