『北の飛翔体は韓国への支援アピール!!
やり過ぎで中国をキレさせる!?』
世界が感染症対策に追われている中、北が活発な動きを見せました。
この動きを受けて、北の状況に様々な憶測が出ています。
一体どういった意図がるのでしょうか?
それではニュース1と中央日報の記事から
内容のまとめと、それに対する反応を見ていきましょう
日本「北朝鮮からの飛翔体、日本のEEZ外落下…国際社会への挑戦」
日本政府は、29日、北が発射した短距離弾道ミサイルと
見られる飛翔体が「日本の排他的経済水域(EEZ)の
外に落下したものと見られる」と述べた。
NHKによると、日本政府は、「北の日本海側から
北東方向に短距離弾道ミサイルと見られる
飛翔体2発が発射された」とし、このような
初期の分析結果を公開した。
日本政府は、北が発射した飛翔体が
最大250㎞ほどを飛行し、午前6時13分ごろ、
日本海に落下したものと把握している。
日本政府は、「近隣を通る船舶や航空機などの
被害は確認されていない」としながらも、
「今回の発射は、日本と地域の平和・安全を
脅かすことであり、国際社会全体の
深刻な課題」と糾弾した。
これと関連し、日本政府は、首相官邸の
危機管理センター内の官邸対策室を中心に、
関連情報の収集に乗り出す一方、
緊急会議を招集して対応策を議論している。
安倍晋三首相は、北のこの日の飛翔体と関連し、
国民に対する迅速・的確な情報提供および
航空機・船舶等の安全確認の徹底、
そして、予測不可能な事態に備えて
万全の姿勢を整えることを関係省庁に指示した。
北が今年に入って短距離弾道ミサイルなどの
飛翔体を発射したのは、今月2日と9日、
21日に続いて今回が4回目だ。
河野太郎防衛相は、北の相次ぐ
飛翔体発射が「感染症の拡大とも
関連があるではないかとの見方もある」とし、
「継続的な情報収集・分析と警戒監視に
全力を尽くす」と述べた。
【コラム】感染者いないという北朝鮮も新型肺炎のために苦しい
われわれは依然として北国内の
感染症の有無がわからない。
北は感染者はいないとし「清浄地域」だという。
専門家の意見は相反する。
在韓米軍のエイブラムス司令官は北内の感染者
発生について「とても確信している」と断言した。
拡散していなかったとしても北経済は
すでに深刻な打撃を受けている。
衛星写真を見れば北の主要港湾施設は休業状態だ。
港と国境を閉鎖することに決め、多くの輸出が
中断されており、必需品も輸入できなくなった。
1月から北のさまざまな地域で主食である
コメとトウモロコシをはじめとする
生活必需品の価格が上昇し、その原因が
貿易中断にあるということは明白だ。
北は輸出の90%以上を中国に依存する。
北が貿易ルートを閉鎖する前にも
中国では輸入品需要が減った。
感染症は別の形でも北に影響を及ぼした。
北の挑発に対する国際的反応の変化だ。
2日、9日、21日に北は
挑戦的な声明とともにそれぞれ違ったタイプの
ミサイルを発射した。
普段なら国際的メディアの報道とともに
さまざまな政治的反応を引き出したが、
今回は韓国の辛らつな批判だけ受けるのにとどまった。
米国をはじめとする多くの国が
感染症との戦争に没頭するため
余裕がほとんどなく無反応で一貫した。
北の今後の挑発にも深刻な制約が伴う見通しだ。
今月のミサイル挑発はいずれも
短距離ミサイル試験で、全部無視された。
しかし北が米国の脅威になるほどの
ミサイルや今年初めに予告した
「新しい戦略的武器」を実験する場合、
中国の怒りを買うことになるだろう。
習近平主席は感染症対策に専念しており、
北の挑発水位が高まればこれを「極めて
不適切な」措置と受け止めるのは明らかだ。
現在のような経済沈滞に陥っている状況で
北は主要貿易パートナーであり
唯一の同盟である中国の怒りに耐えるのは難しい。
【この記事に対する私の見解】
3月に入って4回目となる北が発射したミサイルは、
日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下したことで、
日本政府は北京の大使館を通じて北に抗議したわけですが、
このミサイル発射に関しては複合的な意図があるかもしれません。
現在、世界規模の感染症拡大の長期化によって、世界主要国が経済停滞や
ロックダウンなどその状況に追われていることからも、
まず北はミサイル開発を一気に進めている可能性があると考えられます。
北では感染症患者はいまだにゼロという発表を一貫していますが、
中国と韓国が隣りの北において、かなりまずい状況との声も聞かれます。
仮定ですが、実は北では感染症が拡大蔓延しており、国内が混乱している為、
ミサイル発射をすることによって、自国民に対してその健在ぶりを誇示したという見方もできます。
また、北の経済状況は、他国よりも圧倒的にひどいですから、
外交手段として経済支援を暗に求めているということも考えられるでしょう。
“北では感染症の問題はない”ということを、世界へアピールする為に、
ここのところハイペースでミサイル発射している可能性も考えられます。
いずれにしても、国内向けと海外向けとの複合的な意図があるのではないでしょうか。
ただし、記事にもあるように、加減を間違えた場合、中国を敵にまわす可能性もあります。
日本においては、世界主要国同様に感染症拡大問題がありますので、河野太郎防衛相が
「継続的な情報収集・分析と警戒監視に全力を尽くす」と述べているように、
まずは警戒監視を怠らず、引き続き経済制裁措置をしていくことです。
これらの件に関して、隣国である韓国国民はどのように見ているのでしょうか?
■この記事に対する韓国国民のコメント
・北は窮地に陥る度に必ずぶっ放してアピールしている。
・かまっている暇はない!これからも勝手に打ってたらいいさ。
・北はいつまでこのような事に金を使っているんだ…
・北が文大統領にお金をおねだりしているんだろう。
・日本のオリンピック延期を祝う一発なんじゃないかなw
・これは文大統領に無視するなと言うアピールだろ。
・EEZ外の落下なのに安倍が大げさに扱ってアピールしてるんだろ。
・これはどさくさに紛れてやりたい放題実験してるんだろ。
・日本国内の危機的状況外部に逸らそうとしている?
・何故ミサイルと言わないんだ?
【これに対する私の見解】
といったように、北はかまってちゃんでほっとけと言う意見が多いですね。
中には“オリンピック延期を祝う一発”や“安倍首相の扇動”などという声もありますが、
韓国自体にミサイルが飛んでくることは彼らは考えられないのでしょうね。
文政権の融和政策で親中北・反日米を一貫していることから、
自国は大丈夫と思っているならば、あまりに思慮不足といえるでしょう。
しかし、これはコメントにもあるように、北のおねだりでしょうね。
記事にも書かれていましたが、何時もならちやほやしてもらえるのが
この事態の為に、相手にしてもらえずムキになっている
北は外交手段がこれしかないわけですから、一番考えられる理由ではないでしょうか。
北側も、ギリギリの一線だけは越えないようにしているとも考えられます。
いずれにしても、日本としては南北ともに厄介なお隣がいることで苦労が絶えません。
全く相手にされない北が
一線を越えてしまわないか不安ではあります。
続きは動画で…