外需依存の韓国企業が瀬戸際！？移動制限で生産工場壊滅の危機！！韓国人「韓国経済の弱点にクリティカルヒット」【世界情勢】

韓国国内を見れば、今回の感染症の感染者は減少してきていますが、
韓国の経済状況はこれから深刻な状況に陥ることになことが予想されます。
その大きな原因は世界的な感染拡大に伴う、各国政府の国境封鎖、
移動制限、商店の閉鎖といった感染症封じ込め政策に起因しています。
こうした「シャットダウン」の余波で、対外経済に依存している、
韓国の経済は立ち直れないレベルの打撃を受けているのです。

韓国の産業界は、サムスン電子や現代自動車など、
主要企業の売り上げの半分以上がアメリカとヨーロッパであるだけに、
業績が大きな打撃を受けることが懸念されています。
例えば、世界の1～3月期テレビ販売台数は昨年より
87％の落ち込みが予想されておりますし、
第5世代（5G）とともに成長が予想されたスマートフォン市場も
1～3月期の販売台数が昨年より26.6％減る見込みです。
また現代自動車の中国での売り上げは先月97.4％減となっています。

また、原油価格の急落で、1～2月の世界造船受注は昨年より76％急減しています。
中東地域の建設事業でも、工事代金の回収後れや
受注取り消しの可能性が高まっている状況です。
国際原油価格急落により、今後、中東やロシアなどの
産油国への輸出も急減する可能性も高まっています。

観光などサービス収入などもこの状況では利益を出すことは難しいでしょう。
また、移動制限による運航便停止の影響で、二次被害として貨物の運搬が、
“積み出す船や飛行機も貨物もない”という状況で関連会社などは
厳しい経営事情の中で、倒産危機に追い込まれているのです。

もちろん、大手企業の収益も例外ではありません。
1～3月期の営業利益予想値は、SKが－40％、ロッテが－37％、
ポスコが－26％、LGが－25％などという惨状です。

このように韓国は、サムスン電子など主力の大手企業の
輸出を増やすことで経済成長を遂げてきました。
韓国のＧＤＰ（国内総生産）に占める個人消費の割合は50％を下回っており、
アメリカや日本に比べ内需は厚みを欠いています。

そもそも韓国は、もう少し早い段階から財閥に依存した
経済構造を改めなければなりませんでした。
しかし、文政権は改革を避け、内需を高めるどころか
中国への依存をますます高めて行きました。
韓国国内の資本の蓄積も進んでいるとは言えません。

ただでさえ弱っている韓国経済に、この中国の入国禁止措置は致命的でしょう。
まだ、中国への入国ができれば、経済が回復した時に備えて、
工場を稼働させることもできたはずですが、今はそれも叶いません。
当該企業で働いていた労働者も多くが露頭に迷うこと予想されます。
今回の感染症による混乱は、韓国経済をさらに厳しい状況に陥れました。
これまでのツケを、どのように清算するのか、文政権の手腕が試されます。
この事から自国の状態を整備しなかった文政権に国民は不満一色ですね。

このように、韓国経済の中国依存は、多くの韓国国民が憂いているようです。
今更になって、アメリカや日本への通貨スワップ協定などで、
すり寄ってきてはいますが、本来文政権は一貫して中国寄りの政治を続けてきました。

世界経済が混乱に陥っている今、中国との関係構築に重きを置いて
国の命綱を預けてしまったリスクを最大限に受けてしまったのです。

しかし、中国を基盤として作り上げられた経済は
そうそう簡単に覆せるものではありません。
韓国国内の経済を中から立て直すことを掲げてはいた文政権ですが、
結局口先だけの公約だったことが今回の一件で露呈してしまいました。
韓国国民もわかってはいるでしょうが、中国は助けてはくれません。

この状況では内需を立て直すにしても、諸外国の助けは不可欠でしょう。
さて、どの国に頼るのが懸命でしょうか？

日本に助けを求めるにしても、はしごを外したのはあちらなのですからね。

これから韓国は企業の延命のために
必死に動き出してくるでしょう。
国が持っても回復するために必要な
企業が無くては意味がありませんからね。