韓国WTO途上国地位を放棄へ、トランプ大統領からの圧力に屈する【韓国政府】【世界情勢】
【今回のニュースについて】
韓国政府が世界貿易機関(WTO)での開発途上国の地位を放棄することを検討中であることが4日までに分かった。
韓国など経済力が開発途上国の地位を上回っている国々に対し、優遇を受けることを放棄すべきだと主張する
トランプ米大統領の圧力を受けた措置だ。
韓国は1996年、経済協力開発機構(OECD)に加盟した当時、農業分野に限り開発途上国の地位を主張することとし、
国産農産物に対する補助金支給、輸入農産物に対する高率関税適用など開発途上国としての優遇を受けてきた。
韓国政府は開発途上国の地位を放棄しても、農業分野に対する優遇は維持されるとの立場だが、
農民団体の反発など波紋が懸念される。
産業通商資源部幹部は記者団に対し、
「今後韓国が開発途上国の地位を主張するWTOレベルでの貿易交渉は事実上なく、
WTO加盟国の一員としての確固たる権利は開発途上国の地位と関係なく維持される」とした上で、
「(開発途上国の地位放棄に関連する)官庁間の協議を進めている」と説明した。
同幹部はまた、「開発途上国の地位を維持しても実益はないのに、
米国と対立することが望ましいことなのかは疑問だ」とも語った。
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