『韓国経済が危険水域でアラート!?
ウオン安1200を超えると何がまずい?』
感染症の影響でしょうか、韓国のウォンやコスピに影響が出て、大慌てになっています。
特にウォン安は深刻な状況で、1200をマジノ線としていましたが、21日夜時点で1210を超えています。
このままでは韓国経済はデフォルトに向かうのではと国民からは不安の声が出ていますが、
一体1ドル1200ウォンを超えるとどういう事になるのでしょうか?
新型肺炎患者追加で…KOSPI2200割れ・急激なウォン安=韓国
KOSPI指数が取引中に2200ラインを割り込む一方、
ウォン安ドル高が急速に進み1ドル=1200ウォン前後を推移。
20日午後1時現在、KOSPIは前日に比べて20.21ポイント(0.91%)下落した2190.12を記録中だ。
指数は前取引日に比べて13.21ポイント(0.6%)上昇した2223.55でスタートした後、下落に転じた。
機関が2000億ウォン以上持ち出して売っている(純売り越し)。
個人と外国人はそれぞれ1327億ウォン、537億ウォン分の純買い越しとなっている。
サムスン電子(-0.66%)とサムソンバイオロジクス(-1.78%)、
NAVER(-0.26%)など、時価総額上位品目のほとんどが下落している。
コスダック指数も前日に比べて0.75%下落した679.61を示した。
キウム証券のソ・サンヨン研究員は「新型感染症の感染者急増のニュースが続いて
売りが活発になり下落に転じた」と話した。
この日、中央防疫対策本部は追加で31人に感染が確認されたと明らかにした。
このうち30人は大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンプクト)、1人はソウルで確認された。
これで韓国の感染者は計82人に増えた。
ウォン安も急激に進んでいる。同じ時刻、ソウル外国為替市場でウォン相場は前日に比べて
10.9ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1200.2ウォンで取り引きされた。
取引中に1ドル=1200ウォンを超えたのは昨年10月10日(1201.1ウォン)以来、4カ月ぶり。
NH先物のソ・ビョンウン研究員は「新型コロナ感染者が追加発生したニュースで、
証券市場で外国人を中心に売りが続くことが予想され、ウォン安圧力が優位を示すだろう」と話した。
■この記事に対する私の見解
この記事から1日経ちましたが、状況は悪化しており、21日夜の時点では
1ドル1210ウォンを超えており、まだまだウォン安は進んでいきそうな状態です。
それだけでなく、KOSPIやコスダックも軒並み下がっており、
今回の感染症の影響を一番受けた形になってしまいましたね。
アメリカや日本、何なら中国まで回復の傾向を見せましたが、
韓国だけその動きが見られずにいるのは、それだけ韓国の信用が薄いという現れでしょう。
実際、中国での感染症問題は、一部を除いて世界中の経済に悪影響を与えたと思います。
その中で、韓国経済の現在の在り方が、内需がとてつもなく弱く、
輸出に頼った経済となっており、更にそのお得意様は中国になります。
そして、その輸出の為の商品を作る材料は、これまた中国からの供給に頼っています。
その事と体力の無さが災いし、中国の経済悪化の影響を中国以上に受けてしまっているのです。
こうなってくると、経済破綻を見据えて、元々信用の無いウォンは売られることになり
ウォン安が進んでいく事になる、と言うのが今の状況でしょうか。
しかし、輸出に頼っている韓国にすると、ウォン安はチャンスでもあるのではと思えます。
では、何故「1ドル=1,200ウォン」というラインを韓国は防衛線としているのでしょうか?
まずは、もちろんウォン安が進めばインフレが起きてしまいます。
しかも、韓国の場合は景気が低迷している状況なので、ここにインフレ迄合わされば、
スタグフレーションと言う最悪の状況に陥ってしまいます。
賃金は上がらないのに、品物は高くなる、最悪ですよね。
更に重要な要素としては、対外債務があります。
韓国では対外債務がここ数年で右肩上がりになっています。
通貨のウォンがマイナー通貨であるために、多くの外貨(ドル)が必要になるのです。
そんな状況でウォン安が進んでしまうと、返済額が増加してしまいます。
前回の通貨危機を経て、企業などの倒産が持ちこたえられる
最後のラインとしたのが、1200ウォンだと予測されています。
まあ、直ぐには破綻などはしないとは思いますが、
今の韓国は中小企業の状態が最悪だと思われます。
過去最高の外貨準備高と、昨年後半くらいからやたらと報じていましたが、
このあたりの恐怖心を払拭するための材料だったと思えます。
直ぐにドルにできるものではないというオチもありましたしね。
と言うように、何故1ドル1200ウォンにこだわっているのかを、かなりザックリ見てみました。
それでは、韓国国民はこの状況をどう考えているのでしょうか?
■この記事に対する韓国国民のコメント
・感染症が原因だと?ほかの国は上がっているんだぞ!
・これは文災害のせいだ、この状況の土台を作ったのは文政権だ。
・安心しろと言っていたのは何だったんだ?感染者も増えて何が大丈夫だ。
・みんなで文災害を弾劾するしかない!
・中国の証券市場は全面回復の兆しを見せたが、韓国はアップアップ…
・私はもう民主党はこりごりだ!総選挙では確実に投票はしない。
・中国証券市場はなぜ上昇するのかが理解不可能。
・他の国の人間は、感染症の中心が韓国だと思っているのか?
・これは底が見えてこないな…どこまで落ちていくんだろうか?
・政府が介入してこれなのか?更に悪化しているぞ?
■このコメントに対する私の見解
まあ、感染者が急増したという記事を見た時に、こういう流れになるのは予想できましたが、
文政権の信用はがた落ちで、総選挙までに回復できるのか怪しいですよね。
間違いなく今回の感染症問題は拡大を続けるでしょうし、
最初、予想にあった5月付近がピークになるというのも、現実味を帯びてきましたね。
そうなると、4月の総選挙は、不信感を持たれたままで始まってしまう事になり、
同じく中国への不信感もそのままだと思われるので、
習主席の訪韓は、意味をなさないどころか逆効果になってしまうでしょう。
いつもの韓国なら、この訪韓だけは延期されないという状況になるんですが、
今回は運よく延期されたままでしたね。
しかし、このままだと今の韓国経済の様子では、持ちこたえることは出来ないと思われますし、
そんな状況を作ってしまった文政権に、反感が向くことが当たり前の状況でしょう。
むしろ、今なお40%台の支持率があると言うのが信じられません。
まあ、そう報じているのはリアルメーターの集計なので、本当のところはわかりませんが…
こうなってくると、次の文政権の票集めの手段は、
初心に帰って反日になるのではないでしょうか?
資産現金化にGSOMIAなど、韓国だけが打撃を受けそうなカードが沢山ありますので、
どういったカードの切り方をしてくるのか少し楽しみですね。
何故楽しみかと言うと、この最後のカードを切った場合、
遂に日本からのアクションが見れることになると思うからです。
そうなった場合、様々な日韓関係が動き出すでしょうね。
実際、次の選挙で文政権が変わる事はあるんでしょうか?
年末はなんだかんだでこのままと思っていましたが、
まさかの感染症ですからね…
続きは動画で…