文大統領が大勝利!検察改革でユン総長を追放に成功だが、韓国国内ではユン大統領を望む声が!?【世界情勢】

文大統領が大勝利!検察改革でユン総長を追放に成功だが、韓国国内ではユン大統領を望む声が!?【世界情勢】
文大統領と争いを繰り広げていたユン・ソクヨル検察総長が4日、検察総長を辞任しました。文大統領に取っては久しぶりのグッドニュースですが、ユン検察総長はかねてから国政進出が囁かれており、虎を野に放つことになるかもしれません。■チャプター00:00 オープニング 00:56 朝鮮日報のより 文大統領が大勝利!検察改革で...

『文大統領が大勝利!検察改革でユン総長を追放』

文大統領と争いを繰り広げていたユン・ソクヨル検察総長が4日、検察総長を辞任しました。
文大統領に取っては久しぶりのグッドニュースですが、ユン検察総長はかねてから国政進出が囁かれており、虎を野に放つことになるかもしれません。

【社説】政権不正捜査の尹錫悦検察総長追放に成功した文政権、法治と正義は敗北した


ユン・ソクヨル検察総長が4日、辞任した。
文在寅大統領は待ってましたとばかりに受け入れた。
ユン総長は「私はこの社会が苦労して積み上げた正義と常識が崩壊するのをこれ以上見過ごすことはできない」と述べた。
そして、「この国を支えてきた憲法精神と法治システムが破壊されている。
自由民主を守り、国民を保護するために力を尽くす」と強調した。
ユン総長が任期を4カ月余り残して辞任したことは、文政権による執拗な検察総長追放の動きの結果だ。
これまでに4回の制裁人事、3回の指揮権発動、総長懲戒請求などがあった。
挙げ句の果てには検察の捜査権完全剥奪に向けた立法推進で検事全体を脅す事態にまで至った。
ユン総長もこれ以上持ちこたえられなかった。
文大統領が政権の不法、不正を捜査してきた目障りなユン総長の追放に成功した格好だ。
ユン総長に対する文大統領の態度は「豹変」という言葉でも足りない。
文大統領は就任直後、ユン総長をソウル中央地検長に昇進させ、前政権の捜査、裁判を任せた。
前任の大統領2人と前大法院長をはじめ、起訴された人物は100人をはるかに超えた。
それを政権にとって第一の国政課題と公表するほどだった。
それを遂行したユン総長を大統領は「我々のユン総長」と呼んだ。
与党関係者からは「正義の検事」という称賛が相次いだ。
賛辞と激励が非難と攻撃へと一変したのは、法務部長官に起用されたチョ・グク氏一家に対する検察の捜査が原因だった。
破廉恥と不正、ご都合主義の百科事典のようなチョ・グク一家に対する検察の捜査で、結局チョ氏の妻と弟が有罪判決を受け、刑務所行きとなった。
チョ氏自身も落馬した。
すると、政権内部から「検察改革」という言葉が出始めた。
言葉は改革だが、検察を再び忠犬に仕立て上げようとする動きだった。
しかし、検察の捜査は青瓦台による蔚山(ウルサン)市長選工作、ライム・オプティマスファンド詐欺、月城(ウォルソン)原発1号機の経済性評価ねつ造など政権の深刻な不正容疑に対する捜査へとつながった。
選挙工作は大統領の弾劾につながりかねない事件だ。
政権は「ユン・ソクヨル追放」に乗り出した。

文大統領はまず政権の不正を捜査する検察の捜査班を人事権を行使して空中分解させた。
被疑者が捜査官を追い出すという前代未聞の職権乱用だった。
詐欺師の一方的な暴露を根拠として、検察総長に対する捜査指揮権を発動した。
違法な監察を行い、でたらめな懲戒を行った。
事態が差し迫ると、最後には大統領が直接ユン総長に対する停職懲戒議決書に署名した。
しかし、裁判所が待ったをかけ、検察総長追放に失敗すると、最後のカードとして切ったのが「検察の捜査権の完全剥奪」だった。
ユン総長に対し、「その前に辞めろ」と圧力をかけたものだ。
ユン総長にとっては、自分のせいで検察全体がか仮死状態、抜け殻状態になる事態は耐え難いものだったはずだ。
文大統領の作戦は結局成功し、ユン総長は退いた。
今回の事態で韓国の検察改革の核心は大統領と検察を実質的に分離させ、大統領がこれ以上検察を猟犬・忠犬扱いできないようにすることだという事実が改めて明らかになった。
この世で最大かつ深刻な不正は政権を握る権力が犯すものだ。
その不正、不法を監視、捜査する機関は検察以外にない。
ところが、検察が生きた権力の不正には目をつぶり、過去の権力をたたくことにばかり没頭すれば、国がまともに成り立たない。
文大統領がユン総長を追い出し、つくり上げようとしている検察はそういう忠犬検察だ。
ユン総長追放に成功した大統領は、検察総長に政権の不正操作を封じてきた子飼いの検事を任命するだろう。
権力型不正の捜査は全てうやむやになり、検察の捜査権剥奪という脅迫はそんなことはなかったかのように消えてなくなるかもしれない。
そうして法治と正義が崩壊すれば、結局は国と社会が崩壊することになる。
国民がカネと地域の利益による誘惑から脱し、身を正さなければ、この事態を防ぐことはできない。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
報道 探

記事によると、ユン検察総長の辞任に対して、文大統領は待っていたとばかりに受け入れたとあり、文大統領に取っては久しぶりのグッドニュースといったところでしょうか。
そのことはユン検察総長が辞意を表明してから、わずか一日で退職の手続きが済んだことからも伝わり、いかに検察が、青瓦台の目の上のたんこぶとなっていたかがうかがえます。
僕としては文大統領を逮捕するユン検察総長を見てみたかったので少し残念ですが、文政権の度重なる圧力に耐えていたことを踏まえると、長く持ちこたえた方だと思います。
さてユン検察総長は今回遂に辞任に追い込まれましたが、その決定打となったのは記事にもある通り、検察の捜査権のはく奪です。
と言うのも文大統領は重大犯罪捜査庁を設置してそこに肥大化した検察の捜査権を移すことを目指しています。
確かに検察の肥大化を問題視する声は韓国でも上がっているのは事実ですが、だからといって捜査権を全て取り上げて大統領の目の届くところに移し替えるのは独裁者と変わりがないです。
実際にユン検察総長は「検察総長の下から検事を全員引き抜いて、検察総長の指揮外の分野ごとの捜査・訴追機関を作れば、検察の肥大化を防げて自分から権力を奪うことが出来る」と語っており、ユン検察総長一人を失脚させたいのならこの案で事足ります。
にもかかわらず検察から捜査権を取り上げて、それを手元に置くことにこだわるあたり、文大統領は検察そのものを信用せず憎悪しているように思えます。
まあ、文大統領には公平中立で権力に屈しないユン氏を検察総長にしたところ、本当に権力に忖度しなかったため、たちまち獅子身中の虫となったという苦い経験がありますので、そのことから学習したのかもしれません。
またユン検察総長は辞任の会見で「自分がこれまでやってきたように、これから自分がどんな位置にいても、自由民主主義と国民を守るために全力を尽くす」と語っており、辞任はするが大人しく引退するわけではないことを強調しています。
検事を辞めても法曹資格は残っていることから弁護士として活躍する線もありますが、大方の予想では政界へ進出するのではないかと言われています。
具体的には来年に行われる大統領選挙の出馬の他、新党の設立なども囁かれており、韓国の政局が一気に流動化することは確実です。
いずれにせよ文大統領とユン検察総長の戦いはこれで終わったわけではなく、よりユン検察総長が自由に動ける第二ラウンドでは文大統領は苦戦すると思います。

■この記事に対する反響のポイント

ムンさん
ムンさん

韓国次期大統領選は?国民はユン大統領望む

報道 探
報道 探

それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国では「ほんと、今の韓国の与党はやりたい放題だね、やっぱり経済も、体制も、北朝鮮に近づけて統一しやすくしてるのかな?」など、韓国が独裁体制に近づくことを懸念する声が上がっています。
ユン検察総長は記事にもある通り「自由民主主義を守る」と言っていますが、文大統領は自由が抜けていて「民主主義を守る」としか言っていない印象があります。
まあ文大統領のいう民主主義は、中国などで行われている民主集中制を含む広義での民主主義だと思うので、そういう意味で民主主義という言葉を使っているとしたら納得です。
また「次の大統領選に打って出ればかなりの確率で当選するでしょう。
もう文大統領の監獄行きが決まったも同然です」といったようにユン大統領を期待する声が上がっています。
確かに打って出られれば当選の可能性は高いですが、文大統領の事ですから、それまでにありもしない罪をでっち上げて有罪にしようとでも考えているのでしょうか?

報道 探
報道 探

韓国は破滅に向かって一直線ですが、一人の抵抗勢力では何も出来ません。
次の局面まで力を蓄えておくのでしょうか?

続きは動画で…

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