『文大統領も日本を真似しろ日本のワクチン接種補償に反応』
日本でワクチン接種の副作用で死亡した場合、補償が出ると韓国ネットで話題になっています。
他にも韓国は、問題が多いアストラゼネカ製ワクチンで接種開始なのも不満なようです。
とはいえ文大統領はワクチン接種が予定通り進んだとして及第点をつけているようです。
日本コロナワクチン副作用、死亡の一時補償金4億6千万ウォン
日本で新型感染症ワクチンを接種したのが原因で死亡した場合、遺族に葬式費用を含めてほぼ5億ウォンに近い補償金が支給されることが分かった。
共同通信によると、田村憲久厚生労働相(長官)は19日開かれた衆議院(国会下院)予算委員会で感染症ワクチン接種者が副作用などで死亡した場合、健康被害救済制度によって一時金として4千420万円(約4億6千320万ウォン)を国が支給すると明らかにした。
日本で感染症ワクチン接種は伝染病拡散防止のために緊急に施行する予防接種法上の臨時接種にあたる。
この場合、接種後の健康被害補償額が最も高く策定されているという。
死亡時の一時補償金は、医療機関の過失の有無とは関係なく支払われる。
遺族は補償金の他に葬儀費として20万9千円(約220万ウォン)を別途受け取る。
感染症接種の後遺症で日常生活全般でケアが必要な水準の1級障害を受けた場合、年間505万6千800円(約5千300万ウォン)の障害年金を受けることになる。
これに先立って日本は昨年12月、予防接種法を改正した。
新予防接種法は感染症ワクチンを「臨時接種」ワクチンと規定し、接種費用全額を国が負担するようにし、国民には接種に応じるよう努力する義務を課した。
ただ、政府の使用承認が下りたワクチンでも義務履行の例外を認め、望まない人が接種を避けられる道を開いた。
ワクチンの円滑な確保のために、健康被害に対する製薬会社の損害賠償責任を日本政府が引き受けるようにする条項も盛り込まれた。
さらに、大規模な接種が行われ、予期せぬ副作用が現れる可能性に備え、接種後被害を受けた人には、医療費や障害年金を支給できる条項を設けた。
日本では今月17日、医療従事者を対象に感染症ワクチン先行接種が始まった。
日本政府はワクチン供給状況によって流動的だが、16歳以上の全国民接種を終えるのに1年程度かかるものと予想している。
【この記事に対する私の見解】
日本のやり方にケチはつけますが、補償となると何かとうらやましがるのが韓国ですよね。
日本の補償が手厚いのは確かですが、それだけキチンと準備が出来ている現れですね。
「なんで日本ばかり」と、今回も韓国ネット上では政府への批判で炎上状態です。
ワクチン接種の副作用は完全にゼロにする事は出来きませんが、死亡の補償手当が4000万円程度であることからも、日本政府はワクチン接種の準備もしっかりと進めて来ており、接種開始後も随時更新をしていく事から、副作用で死者を発生させないという決意が見えます。
こういった補償が出せない韓国政府は、接種をゴールと見ていたせいか、接種後の問題発生が未知数で、こうした補償が準備出来ないのでしょうね。
また、ファイザー製のワクチンが信頼に値するものだという事がわかります。
各国の接種状況からも、ファイザー製ワクチンの安全性は、現状ワクチンの中ではもっとも高いといってもよいと思います。
韓国の不満の声は、この接種されるワクチン部分も追及されており、韓国はアストラゼネカ製のワクチンを最初の接種に使用するようです。
このアストラゼネカ製のワクチンも十分安全性などは実証されているようなのですが、年代によっては効果が期待できないなど、懸念点がいくつか指摘されてきました。
その点でも「なんで韓国だけアストラゼネカなんだ」と不満の声が隠せないようなのです。
アストラゼネカは数日前までは65歳以上の人への接種を禁止の傾向だったものの、「緊急性」を重視し、同じく数日前に65歳以上の人への接種が認められたのです。
つまり、韓国も効果や安全性より緊急性を重視したということになるかと思います。
とはいえ最近ではファイザー製のワクチンが1回きりの接種でも効果を発揮できるようになるなどワクチン効能の進化が顕著です。
そういう点からも、韓国は日本の補償というよりワクチン接種そのものに悔しがっているようです。
日韓の間で、ワクチン接種に対する政策では方針の違いが目立ってきています。
日本の菅首相は感染症収束のために全力で望んでいます。
もちろん韓国の文大統領も同じように頑張っているとは思いますが、重要視している部分が、日本との比較になっているふしはあると思います。
そのため接種時期などでも日本を意識していたようにも見えましたが、日本が接種開始となった途端、いきなり韓国独自の注射器を発明したりと、なにかと日本にマウントを取れる部分を探しているという声も見られます。
何なんにせよ、全国で一日でも早く感染症が収まるのを願っています。
■この記事に対する反響のポイント
韓国で補償は無理?政策着地点の差…
それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国ネット上では「我が政府はとりあえず接種を始めたらバンザイだが、今後問題は間違いなく起きるだろう」「日本はファイザーを使ってここまで補償しているのだから、韓国はもっと補償の準備がいるな」といったように、日本のワクチン接種政策を韓国も真似してくれという声がある一方で「日本は本当に行きあたりばったりだ、悪用や詐欺は必ず出るのに税金を無駄にする気か」など、補償なんてしたら詐欺が横行するのは目に見えてるのだからという声もありました。
散々言ってきましたが、それは韓国の接種環境での話であって、日本はそれを出来るくらいの準備を進めているのです。
まあ、韓国ではワクチン接種は26日からとのことですから、ワクチン接種に関する政策を韓国政府がどれだけ取り組んでいくかによります。
韓国でも日本のようにワクチン接種に対する保証手当が出せる状況になればいいですね。
これに対し日本ネット上では「アストラゼネカからわざわざワクチン受注しておいて失礼だろ」や「韓国で保証すれば詐欺が横行するのか」「韓国人ってなんで毎回日本と比べたがるの?」など、韓国のワクチン接種状況が悪いのであって、わざわざ比較するなという声が見られました。
あまり比べるようなことはしたくないのですが、段階的に進めてきた日本のワクチン接種の一方で、韓国はより「緊急的な」要素の強いワクチン接種となりそうです。
ワクチン死亡補償約4420万円の日本。
まだ接種が始まっていない韓国はこれからどのような政策を打ち出すのでしょうか。
続きは動画で…