韓国がWTO事務局長選挙で遂に撤退表明!米国との電話会談の結果か?米中対立の行方は…【世界情勢】

韓国がWTO事務局長選挙で遂に撤退表明!米国との電話会談の結果か?米中対立の行方は…【世界情勢】
遂にユ・ミョンヒ本部長は立候補しているWTO事務局長選から撤退する意向を表明しました。圧倒的に負けているのにもかかわらず、米国を頼って今の今まで撤退しなかったのですが、電話会談などの手ごたえから、その希望も失われたのでしょう。■チャプター00:00 オープニング 00:59 聯合ニュースより WTO事務局長選 韓...

『韓国がWTO選挙で撤退表明米国との電話会談の結果か?』

遂にユ・ミョンヒ本部長は立候補しているWTO事務局長選から撤退する意向を表明しました。
圧倒的に負けているのにもかかわらず、米国を頼って今の今まで撤退しなかったのですが、電話会談などの手ごたえから、その希望も失われたのでしょう。

WTO事務局長選 韓国候補が撤退表明


韓国産業通商資源部のユ・ミョンヒ通商交渉本部長は5日、立候補している世界貿易機関(WTO)事務局長選から撤退する意向を表明した。
近くWTOに伝えるという。
ユ氏は昨年6月、事務局長選への立候補をWTO側に届け出た。
約7カ月にわたる選挙戦はこれで幕を下ろした。
韓国からのWTO事務局長選への挑戦は今回が3回目。
1994年と2012年にもそれぞれ立候補したが、選出されなかった。
今回のWTOの事務局長選では、8カ国が候補を出し、第1ラウンドで5人に絞られ、第2ラウンドでユ氏とナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相が最終候補に残った。
WTOは昨年10月28日、より多くの加盟国の支持を集めたオコンジョイウェアラ氏を事務局長に推薦し、事務局長に選出しようとしたが、米国が反対を表明したため、原則となっている全会一致での合意に至らず決着がつかなかった。

ユ氏は撤退の理由について、米国などと協議を進め、WTOの機能を活性化する必要性などを総合的に判断して決めたと説明した。
米国が新政権発足に伴い、オコンジョイウェアラ氏支持に方針を変更したものと受け止められる。
ユ氏の撤退により、WTO事務局長にオコンジョイウェアラ氏が就任するとみられる。
文在寅大統領は4日に行われたバイデン米大統領との電話首脳会談で、WTO事務局長選に関して言及しなかった。
産業通商資源部の関係者は「韓米首脳間が議論する事項ではない」とし、「これまで米国などと協議をしてきた」と説明した。
ユ氏は「わが政府は今後も責任ある通商強国として多国間貿易体制の復活・強化のために多方面で寄与していく」と述べた。

【これに対する私の見解】

レッサーパンダ
ポッチ―


それでは 記事を読んだ僕の感想ですが遂にユ本部長は立候補しているWTO事務局長選から撤退する意向を表明しました。
そもそも大勢は昨年の10月の時点でついており、いつユ本部長が撤退するかに注目が集まっていましたが、まさか3か月も粘るとは思いませんでした。
ユ本部長は「我が政府は通商強国として公正な貿易に貢献していく」と述べています。
しかし、韓国は半導体素材などを禁輸国にこっそり輸出した疑いにより、日本から輸出管理を受けており、未だにそれについては改善は出来ていません。
そのような国が公正な貿易などと口走るとは笑止千万であるといえます。


ここまで粘った背景には、韓国が条件闘争に挑んでいたからだと思います。
というのもWTO事務局長の選挙は多数決ではなく全会一致で決定されており、一国でも反対したらそこで選考はストップします。
実際に1999年のWTO事務局長選挙では最後までまとまらず、最終的に妥協策として事務局長任期を通常の4年から6年に延長し、前後3年ずつをニュージーランド代表とタイ代表がそれぞれ務めたことがあります。
なので、韓国は1999年の事務総長選挙の再現を狙ったといえますが、その時は、各国の支持は両者ともに拮抗しており、今回の様に、殆ど支持を貰えていない状態で食い下がった訳ではありません。
また、ユ本部長にはトランプ大統領の後ろ盾がありましたが、韓国政府がかなり早い段階から、バイデン氏が当選する路線で動いていた事を考えると、バイデン政権でも、後押しをしてもらえると踏んでいたのだと思います。
しかし、辞退のタイミングを考えると、電話会談後すぐという事もあり、関係ないとは言っていますが、その会談の手ごたえで、米国からのバックアップを受けれないと確信したのでしょうね。


さてバイデン大統領はオコンジョイウェアラ元財務相を追認するという形で決着をつけようとしていますが、そうなってくると心配なのが中国の影響力の増加です。
というのもWTOのポストは地域のバランスを取って配分されており、米国がユ本部長にこだわっていたのは、中国を副事務局長の座から蹴落とすことが出来るという面もあります。
バイデン大統領は中国に対して厳しい姿勢を取ると盛んに言っていますが、傍から見たらただの全方位外交にしか見えません。
いずれにせよ米中の覇権争いはWTOの場でも行われており、韓国が米国の強い支持を受けていたのは単に中国に対する当てつけと捉えるのが自然です。
にもかかわらず韓国を米国が全力で支援する最重要国と捉えて天狗になっていた文大統領には、呆れを通り越して感心するばかりです。

■この記事に対する反響

ポッチ―
ポッチ―

それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国国内では「アフリカ出身者に事務局長が務まるのか?これは中国の不正選挙だ」「中国の罠だ!韓国を国際社会から貶めるための卑劣な罠だ」などというように、韓国の敗北を認めない声が上がっています。
中国の不正を疑っていますが、対抗馬が韓国の時点でこの流れは必然だと思います。
そもそも、最初の段階で「韓国の利益の為」と堂々と宣言する国に、公正な国際機関の仕事は務まらないと考えるのは当然です。
一方日本では「やっと諦めたのか、3ヶ月も何をゴネていたのか理解が出来ない」「WTOのルールを守れない国が事務局長なんてちゃんちゃらおかしい、辞退は妥当」など、今まで辞退しなかったことで無駄に引き延ばした事を非難する声が上がっています。
最後の悪あがきは、慣例を無視した見苦しい姿を世界にアピールする事になってしまいましたね。
この選挙で、韓国は何かプラスがあったのでしょうか?

ポッチ―
ポッチ―

決断が遅すぎるし、何より潔くありません。
散々馬鹿にしていたトランプ大統領にすがり己の敗北を認めなかった姿は、韓国外交の汚点として記憶されるでしょう。

続きは動画で…

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