韓国タンカー船員が解放!韓国イラン間で石油資金未払い問題は?韓国賄賂や米国に対する圧力との見方も…【世界情勢】

韓国タンカー船員が解放!韓国イラン間で石油資金未払い問題は?韓国賄賂や米国に対する圧力との見方も…【世界情勢】
ついに韓国タンカーの船員が解放されたとの情報が韓国メディアから流れ込んできました。船長や船はいまだに拘束されてはいますが、イランの韓国タンカー拿捕から1ヶ月のことでした。韓国に石油資金を払うことを要求し続けていたイランですが、裏でどんな動きがあったのでしょう。■チャプター00:00 オープニング 00:59 記事...

『韓国タンカー船員が解放!石油資金未払い問題は?』

ついに韓国タンカーの船員が解放されたとの情報が韓国メディアから流れ込んできました。
船長や船はいまだに拘束されてはいますが、イランの韓国タンカー拿捕から1ヶ月のことでした。
韓国に石油資金を払うことを要求し続けていたイランですが、裏でどんな動きがあったのでしょう。

【総合】イラン、だ捕から1カ月で「韓国ケミ号」船長を除く全員解放


イラン政府が環境汚染を理由に拿捕した「韓国ケミ号」の船長を除くすべての船員を解放した。
外交部によると、イラン外務部スポークスマンは2日、イラン官営メディアに「イランが環境汚染容疑により拿捕した韓国船舶の船員たちを釈放することを決めた」とし「湾岸海域で抑留した韓国船舶の船員たちが、韓国政府の要請によるイランの人道的措置で出国許可を受けた」と伝えた。
イランのアッバス・アラグチ外交部次官は同日、チェ・ジョンゴン外交部1次官との電話会談で「イラン政府が船長を除いた残りの船員に対する抑留を優先解除することを決めた」と伝えた。
これで船員は拿捕されて30日後に解放された。
当時、船舶には韓国人船員5人を含め、インドネシア、ベトナム、ミャンマー国籍の船員など20人が乗っていた。
政府は、韓国人の船長と船舶の抑留が解除されるまで、イラン側と協議するなど最大限の努力をしていくという立場だ。
チェ次官はイラン側の決定を歓迎し、残留予定の船長と船舶も早期に抑留解除されるようイラン政府に最善の努力をすることを求めた。
これに対して、アラグチ次官は「司法手続きが進行中の間、船長に対して人道的処遇と十分な領事助力を保障する」ことを約束した。
両者は、現状況の早期終了に向け、相互継続的に疎通することにしたと、外交当局は伝えた。

両国はこれまで船舶抑留問題の争点とされていた「凍結・原油資金問題」を解決し、伝統的友好関係を回復していくことに共感した。
イランは、韓国ケミ号を拿捕した直後、その理由を環境汚染だと明らかにしながらも、韓国に凍結された70億ドル(7兆6,000億ウォン)規模の原油凍結資金の返還を求めた。
イランの原油代金は、2018年に米国がイランの中央銀行に制裁を加えて以来凍結されている。
チェ次官は、イラン凍結資金関連で、韓国政府が独自に解決できる部分は迅速に推進し、米国側との協議が必要な問題については、対米協議を透明に進めていくことをイラン側に説明した。
両者は、原油資金問題の実質的進展に向け、外交当局間の緊密な疎通を継続していくことで一致した。
これまで韓国外交当局と政界は、韓国ケミ号船員たちの解放のためにイラン側と持続的に交渉してきた。
チェ・ジョンゴン外交部第1次官は先月10~12日の3日間、イランを訪問して交渉を行い、ソン・ヨンギル国会外交統一委員長もイラン議会関係者に会って凍結資金問題を議論してきた。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
報道 探

船員解放まで1ヶ月もの期間を要した韓国政府ですが、この問題の解決までの道のりが終わったわけではありません。
まず船員を解放したものの、船長はいまだに拘束されたままです。
韓国政府が石油資金を支払う意思を見せ、イランに納得はさせたものの、イラン側は完全に韓国を信用することはできないということでしょう。
第2に、解放された船員19人ですが、実際に帰国するのが難しいとのことです。
船長1人だけ残した場合、船を1人で運行するのが難しいからだそうです。
それに加えて今回解放されたうちの、ミャンマー国籍の船員は、現在クーデター最中の自国に帰国できるかわからないという懸念もあるそうです。
それらを踏まえて「解放」という響きは心地の良いものですが、韓国政府にとっては現実とは裏腹に厳しい状況が続いている実態が見えてきます。
イランの突然の船員解放については「人道的な措置」を理由としていますが、あまりに急な対応だったため、韓国が裏で船員解放のため金銭を支払ったとの噂もあります。
実際数日前までは石油代金の支払いを断固として求めていたイランからは船員解放の雰囲気など全く感じられなかったという声もありました。
そんなことをするぐらいなら、石油代金を払ってしまえば全て解決すると思うのですがね。
韓国政府は「凍結資金問題を解決し伝統的友好関係を回復」と述べていますが、はたして本当に問題解決する気はあるのでしょうか?船と船員が解放されたし、問題を速攻すっぽかしなんてことにならなきゃいいですけどね。
韓国は石油資金問題において他にも「韓国が独自で解決できることはしていくし、米国の協議が必要な場合明確に進めていく」とコメントしています。
これも実際にイランとのやり取りを示す資料は公開されてないので何ともいえませんね。
また、イランについてですが、複雑に絡む思惑が他方で指摘されています。
これはいわずもがなですが、一つは「海洋汚染」を理由に拿捕した背景に、韓国に対して凍結資金の支払いを求めたことです。
とはいえ今でも「海洋汚染」を韓国タンカー拿捕の明確な理由としており、それによる司法手続きも進んでいるようです。
予想されたより迅速に船員が解放されたことも、この拿捕理由が関わっているとも言われています。
そして2つ目ですが、韓国タンカーを拿捕した日に注目です。
韓国タンカーが拿捕された1月4日は、米国がイラン革命防衛隊のカセム・ソレイマニ司令官を1年前に暗殺した日とぴったり重なります。
このことからも米国の影響で石油資金が払えない韓国の船を拿捕することで、米国に何かしらのメッセージを伝えたかった意図があるともいわれています。
強大な米国という相手に立ち向かうイランは石油代金を米国のせいにして払っていなかった韓国を対米の政治手段として最初から利用しようと考えていたのかもしれませんね。

■この記事に対する反響のポイント

ムンさん
ムンさん

とにかく一安心だが、政府の動きに不安も…

報道 探
報道 探

それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国ネット上では「朗報が聞けてよかった!韓国政府を応援しよう」「イランとは従来仲が良かったはずだが世界の動きはわからない」など、とりあえずは船員が解放とのニュースだけでもほっと一息のようです。
しかし不自然ともいえる急な解放宣言に韓国政府の裏金疑惑が拭えないようで「あれだけ揉めていたのに解放とか、イランにいくら渡したんだ?」など、韓国では政治や財閥の賄賂がよく事件になりますから、それを疑う声も見られます。
とはいえ凍結された石油資金を払うという肝心の目的に触れる声は見当たりませんね。
これに対し日本ネット上では「いいからはやく借金返してやれよ」「今の韓国政府は船員などすぐ見捨てるだろう」「イランも韓国を信用できなくなってるな」などの意見があり、この流れはいい流れとは見ていないようです。
イランも日本と同じで、これから韓国の面倒さを味わう事になりそうですね。

報道 探
報道 探

泥沼にはまった感のある石油資金問題。
イランのやり方に賛否両論はあれど、韓国はそれくらいしないと動かないというのは納得です。

続きは動画で…

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