検察総長復帰で文大統領終了!裁判所が懲戒処分は不当と判断し、事実上、文大統領の弾劾が確定【世界情勢】

検察総長復帰で文大統領終了!裁判所が懲戒処分は不当と判断し、事実上、文大統領の弾劾が確定【世界情勢】
ユン・ソクヨル検察総長の2ヶ月停職執行を停止することを裁判所が容認しました。これにより文大統領は、事実上の弾劾がはじまるとの声を突きつけられています。歴代大統領たちと同じような悲惨な末路をたどることとなるのでしょうか。■チャプター00:00 オープニング 00:57 朝鮮日報 より 「尹検察総長復帰」判決は文大統...

『検察総長復帰で文大統領終了!裁判所判断で、弾劾確定』

ユン・ソクヨル検察総長の2ヶ月停職執行を停止することを裁判所が容認しました。
これにより文大統領は、事実上の弾劾がはじまるとの声を突きつけられています。
歴代大統領たちと同じような悲惨な末路をたどることとなるのでしょうか。

「尹検察総長復帰」判決は文大統領に対する法の審判だ


ソウル行政裁は24日、ユン・ソクヨル検察総長の「停職2カ月」の懲戒処分に対する執行停止の申し立てを認め、総長職への復帰決定を下した。
ユン総長は月城(ウォルソン)原発1号機の経済性評価ねつ造、蔚山(ウルサン)市長選工作など政権の違法行為に対する捜査を再び指揮できるようになった。
ユン総長の弁護士は「法治主義が何かを問うた歴史的事件」と評した。
ユン総長の懲戒は文在寅大統領が直接主導したものだ。
執行停止の申し立ては「大統領を相手取った訴訟」だった。
裁判所の復帰決定は「大統領に対する審判」だ。
ユン総長の懲戒事由は完全に強引ででたらめであり、手続きは違法を通り越し、工作に近かった。
政権は過去1年間、「検察改革」を名分に掲げ、「ユン・ソクヨル追放」に没頭した。
理由はただ一つ、蔚山)市長選工作、月城原発1号機の経済性評価ねつ造など政権の違法行為に対する検察の捜査を阻止することだった。
いつものように文大統領自身は陰に隠れ、チュ・ミエ法務部長官を立てた。
そうして政権を捜査した検事に対する4回の制裁人事、検察総長に対する3回の指揮権発動、総長の職務排除、懲戒請求を強行した。
最後には文大統領が直接乗り出した。

文大統領が素直に自分たちの違法行為に対する捜査を受け入れるはずはない。
当面は来年1月の検察人事で月城原発1号機の経済性評価ねつ造事件の捜査を行っている大田(テジョン)地検の捜査班を空中分解させるはずだ。
ユン総長に対するさまざまな疑惑提起など攻撃も続くとみられる。
次には高位公職者犯罪捜査処(公捜処)を最大限速やかに発足させ、政権の不正に関する捜査を検察から強制的に移管させ、もみ消そうとするはずだ。
公捜処長候補は早ければ今月中にも推薦される。
民主党が強行した法改正で公捜処長候補に対する野党の拒否権は削除された。
国会の人事聴聞会で野党が反対したとしても、大統領は任命を強行するだろう。
「新年初めの正式発足を期待している」という文大統領の言葉通りになるはずだ。
警察は野党の蔚山市長候補が公認を受けた日、候補の事務所を家宅捜索し、泥水を浴びせた。
背後には青瓦台がいた。
そうやって文大統領の30年来の友人を当選させ、大統領の願いをかなえた。
この重大な選挙犯罪に対する捜査は現在ストップしている。
月城原発1号機は7000億ウォン(約658億円)をかけ、真新しい設備と同様に改修した原発なのだが、「いつ廃炉にするのか」という大統領の一言で稼働できなくなった。
それによる国民の損害は語り尽くせない。
いくら時間が流れても、こうした事件は必ず究明し、責任者を処罰しなければならない。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
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記事の内容としましては、ユン検察総長に対する、停職2ヶ月の懲戒処分が、裁判所により取り消されたというものでした。
これに対し野党議員や元検事など様々なところから、「この裁判の決定は事実上文大統領への弾劾だ」という声があがっています。
これにより文大統領は職権乱用罪の責任に問われることがほぼ確定といえるでしょう。
この一件を受け、文大統領は、韓国歴代大統領たちと同じ「悲惨な末路」をたどる可能性がでてきました。
韓国はこれまでに文大統領含め12人の大統領が誕生していますが、そのおよそ半数が逮捕、収監、亡命、暗殺などの悲惨な末路をたどっているのです。
文大統領の前任である朴槿恵前大統領は懲役20年、その前任である李明博(イ・ミョンバク)元大統領にも懲役17年の刑が下りました。
いづれも収賄・横領や職権乱用の罪によるものです。
また朴槿恵前大統領の父親であり自身も大統領であった朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領は、側近により暗殺されました。
他にも歴代大統領の盧泰愚(ノ・テウ)氏や金泳三(キム・ヨンサム)氏も、特赦されているものの、同じような刑が下り収監していた時期があります。
今回の件で文大統領がこの悲惨なルートをたどることが現実味を帯びることとなりました。
そもそもなぜこんなことがおこるのでしょうか。
他の国を見渡しても韓国ほど大統領が収監される先進国は他にはないと思います。
まず韓国では、大統領になる人物が、莫大な権力を有することができるといわれています。
国家を代表する「元首」としての地位はもちろん、国軍を統帥する権限や、財政に関しても大きな権限を持っているといいます。
さらに司法や大学院、監査や閣僚の任命権などを有するといいます。
それにより、韓国の大統領は自分の任期の間「好き勝手」にふるまうことができるのです。
また、その権力を有するわりに任期は5年、さらに再戦は不可というきまりがあり、それが暴走政策などの職権乱用に拍車をかけるともいわれています。
そのように大統領が好き勝手した政策を行うので、後任者はほぼ必ずといっていいほど、前任者を裁くような仕組みになっているのです。
それが大統領の弾劾や逮捕、収監、暗殺などにつながっているということです。
また韓国ではそのような背景もあり、政権交代が頻繁におこります。
保守派から進歩派、また保守派と、政権交代が頻繁なことも、後任者が前任者を裁くことを容易にしているようです。
どちらにせよ、政権の不正疑惑を追求し、なおかつ「文大統領」よりも「法」に遵守したユン検事総長の職務停止処分の撤回を、裁判所が認めました。
それはすなわち、すでにユン検事総長という後任者のうちの一人が、前任者である文大統領に鉄槌を下す準備をはじめたともいえるということでしょう。

■この記事に対する反響のポイント

ムンさん
ムンさん

文大統領の未来は…ろうそくスイッチオン?

報道 探
報道 探

それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国ネット上では「ユン氏のような中道が世の中を変えてくれる気がする」「口ばかりでまともな対応ができない現政権には失望した」「ユン氏は公務員であり、政治の人間ではないがこれだけ支持を集めているのだ」「政府は自分たちがどれだけ国民に失望を与えてきたか、反省してくれ」などのコメントが投稿されており、どうやら文政権の時代の終焉はせまってきているようです。
韓国国民が、まだ文政権に任期があるのに、次の次期大統領に希望を見出しています。
まあ、あえて韓国では珍しくない事例と釘を打ってはおきますが、ここまでくると、文大統領にどんな結末が待ち受けているか気になりますね。
日本ネット上では「どうせ最後は叩かれて終わるんだから、誰がなっても一緒だろ」「散々扇動記事を書いておいて、手のひら返しで大統領も陥れる」「誰が大統領になろうが、韓国人であることに変わりはない」「韓国の大統領になりたい人は、国民から嫌われるのが好きなのだろうか」「韓国の大統領がどうなろうが日本には関係ない」といったコメントが投稿されました。
毎度同じ結末をむかえる韓国大統領に、呆れ気味な様子がうかがえます。
まあ、本当に毎度同じような感じですから、これ以外の態度がとれません。
言葉どおり「またか」しか言えないことに共感です。

報道 探
報道 探

今や次期大統領候補筆頭のユン氏。
その人気から、国民の後押しにより文大統領の弾劾がはじまるとされています。

続きは動画で…

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