『韓国政府のG7加入に対する執着心復興より優先の姿勢に国民不満』
パンデミックに加え豪雨被害も深刻な韓国ですが、文政権はG7の加入の可否にご執心なようです。
このご時世にカン・ギョンファ外相をドイツに送り出してまで必死にG7加入への道を模索しています。
国民としては、他にも急務の案件があるのではと不満が上がっていますが、韓国の状況を見てみましょう。
韓国G7行行き日増しに曖昧に…トランプ敗北した場合は効力喪失
韓国の主要7ヶ国(G7)首脳会議の正式加盟に向けた環境が、日増しに厳しくなっている。
日本やドイツなど既存の加盟国が韓国の正式加盟に懐疑的な態度を固守するうえ、韓国を招待したドナルド・トランプ米大統領が11月の米大統領選後にG7を開くという立場まで明らかにしたからだ。
ハイコ・マース ドイツ外相は10日(現地時間)、G7拡張問題について、「来るG7に韓国が参加することを心から歓迎する。
韓国は国際的に重要な国家」と明らかにした。
ドイツ・ベルリンを訪問中のカン・ギョンファ外交部長官と第2回韓独外相戦略対話を行ったマース長官が共同記者会見を通じて、今回のG7首脳会議の韓国出席に賛成するという公式立場を明確にしたのだ。
ただ、この発言は、韓国のG7への正式加盟に対する歓迎の立場とは受け止められない。
カン長官は会見で「韓国が米国から(G7に)招待されたことを(ドイツは)歓迎し、積極的に賛成する」とし「G7拡張問題はマース長官の言葉通り、国際社会の枠組みの中で議論を経て進展を成し遂げなければならない状況と見ている」と説明した。
ドイツも、今回のG7首脳会議に韓国が参加することは歓迎するが、正式加盟、すなわちG7拡大問題では、既存加盟国間の議論を経なければならないとして消極的な反応を示したわけだ。
これに日本も乗り出した。
菅義偉日本官房長官は11日の記者会見でG7拡大問題について「G7の枠組みそのものを維持することは極めて重要だ」とし、韓国参加に反対するとの立場を再確認した。
2020年G7首脳会議の議長国である米国のトランプ大統領は6月ムン・ジェイン大統領との電話会談で、ムン大統領のワシントンG7参加を要請した。
トランプ大統領は特に、「G7首脳会議に韓国、ロシア、オーストラリア、インドなどを招待したい」とし、G11やG12に拡大したほうがいいという考えも明らかにした。
政府は、韓国がオブザーバーの資格で出席するのではなく、G11またはG12という新しい国際体制の正式メンバーになったと解釈した。
しかし、思い通りになるかはさらに不透明になっている。
トランプ大統領は10日、ホワイトハウスで行った感染症関連メディアブリーフィングで、「9月に(G7を)しようと思ったが、(11月の)大統領選挙後のある時点にする方向に考えがかなり傾いた」と明らかにした。
参加国に公式招待状を送らなかったとも付け加えた。
当初、6月に開催予定だったG7首脳会議は、感染症の状況のため、9月に1度延期され、今回は11月の米大統領選挙後に延期されたのだ。
トランプ大統領が再選に失敗した場合、G7メンバーの拡大議論は動力を失う可能性が高い。
【この記事に対する私の見解】
といったように、G7加入に対して全力で挑んでいるという姿勢が、このご時世にわざわざ康京和外相をドイツに派遣する事で垣間見える文政権ですが、現在の韓国を取り巻く状況を見ていると、ドイツを訪問することが急務なのか、疑問を感じざるをえません。
防衛費交渉が行き詰まっている米国でもなく、応募工問題で緊張状態にある日本でもなく、外交官へのセクハラ問題で揉めるニュージーランドなど、問題を抱える国々でもない、特に急務の用事も無いドイツを、6カ月ぶりに海外訪問を再開する最初の国として選んだことに、韓国国内からは「そんなことをしてる場合なのか?」と批判の声があがっています。
また、現在韓国はパンデミックに加え、豪雨被害による水害も深刻です。
文大統領は「一日も早く日常に復帰できるよう最善を尽くしてほしい」とは述べていますが、口ばかりで水害復興のための補正予算案も乗り気ではないようです。
それに加え、特に緊急性のないドイツを訪問し、G7参加の説得に行ったというのですから、その国民の生活を軽視する姿勢には、あちらの国民も不満を募らせたようです。
しかし、以前お伝えしたように、国内の批判を顧みずドイツに飛んだものの、ドイツの側からは社交辞令程度の回答しか得られず、G7の枠拡大には依然として否定的なドイツの態度を、改めて実感させられる結果となってしまいました。
そもそも、G7諸国においては、韓国の加入について意識をしている国は無いようです。
どの国も、ロシアの参加について否定的な意見を述べていますが、前提としてG7の枠を拡大するという解釈は無いものとしているようです。
そうでないとしても、トランプ大統領の見据えているG7の枠の拡大は、中国をメインのターゲットとした包囲網を作るという事ですから、文政権が見せていた中国や北に傾倒した動きは、その機能として相応しく無いと言えます。
今でも、中国といち早く人的交流を再開したりはしますが、各国が追及している感染症隠蔽疑惑には言及しない姿勢を貫いていおり、また、香港における人権侵害でもお茶を濁すように明言を避けていたという事もあり、G7加入した場合も不安要素にしかならないと考えられます。
そして、トランプ大統領も、G7の開催を大統領選挙後に見送る姿勢を見せており、今回のG7の枠拡大は、トランプ大統領のアイディアですから、大統領選の結果次第では、文政権が国内政治を放置してまで奔走した、G7への加入という話そのものが無くなってしまうでしょう。
文政権はまたしても力の入れる箇所を間違えてしまったようですね。
それでは、この記事に対する反響をポッチー君に教えてもらいましょう。
■この記事に対する反響のポイント
・G7加入は韓国の復興より優先なのかという疑問
・G7加入によるメリットが明確ではない
・結局この話はなくなると思われている
アシスタントのポッチーです!それでは、この記事に対する反響なのですが…殆どが政府のG7優先の行動に対して否定的な意見となっているようで、「先進国の看板は重要だがまずは国の復興だ」や「国をほっといてまでする事か」といったように、G7加入よりもやることがあるという意見が多く見られます。
またG7加入について疑問を述べる意見も出てきているようです。
「G7に入る事で無駄な出費が増えるのでは?」や「見栄を張る為の行為だ」など、なんとなく先進国の仲間入りの為と捉えていた層が、国をほっぽり出してまでそこに執着する必要があるのかという流れになっているようです。
そして、現状を鑑みて「どうせお流れになる」と加入を諦めている声も見られます。
【これに対する私の見解】
ポッチー君ありがとうございました。
このように、韓国国内では文政権の異常なまでのG7への執着には国民の熱意はついてきていない様子が見て取れます。
G7に参加しようと他国に媚びへつらう様子に嫌悪感を感じる国民も多いようです。
また、トランプ大統領の思いつきとリップサービスにいちいち踊らされる政府に呆れている様子も感じられます。
災害などの国内問題だけでなく、外交問題も山積している韓国で、G7に参加することに全振りしている様子は側から見ているぶんには滑稽ですが、当事者の韓国国民からすれば恥ずかしさだけではなく、危機感を感じることでしょう。
いずれにせよG7加入を果たすには、根本的な問題として、中国と北との関係性をはっきりさせなければなりませんが、親中、親北の文大統領には難しい選択なのかもしれません。
そして、それが出来なければ、日本は反対の意思表示をして終了となるでしょうね。
ドイツ側も韓国で加入を認めたと報じられ困惑していたのでしょうか?
続きは動画で…