文大統領の弾劾を求める請願が100万を超えましたが、
この青瓦台に寄せられた請願には法的根拠がありません。
しかし、今回行われた国民同意請願は話しが違い、
10万人が同意した場合、必ず委員会での審議が必要になります。
そして、その請願が遂に10万人を突破したと報じられました。
「文大統領弾劾」国会請願、法司委に回付される見通し
文在寅大統領の弾劾を求める韓国国会の国民請願に10万人が同意し、
審査要件を満たしたことが2日までに判明した。
国会事務処の関係者は2日、「請願が成立要件を備え、
間もなく所管の常任委員会に回付される予定」だとして
「どの常任委に請願を回付するか2~3日中に決定したい」と語った。
先月28日に請願案を出したハンさんは
「今回の問題における文大統領の対処を見れば見るほど、
中国の大統領を見るかのようだ」として
「大統領として自国民のことを考えたならば、
中国全域を対象に入国禁止をすべきだった」と主張した。
韓国国会の国民同意請願は、請願開始から30日以内に同意者が10万人を超えたら、
国会は義務的に審査せねばならないとする制度だ。
別段法的根拠のない「青瓦台国民請願」とは異なり、国会法に根拠を置く。
国会法によると、審査要件を充足した案件は、
国会議員が発議したほかの議案と同一に常任委へ回付される。
文大統領弾劾請願は、分野が「捜査・法務・司法制度」に該当するため、
法制司法委員会で議論される公算が高い。
国民同意請願の案件は、所管常任委の審査を経た後は本会議に発議されるか、
もしくは破棄されるという形で進められる。
ただし与党が請願の審査を拒否したら、
第20代国会の会期中に案件を処理できる可能性は低いというのが政界の見方だ。
【これに対する私の見解】
さて、これまでとは違い本当に国会で弾劾について
審議されることになりました。
私的には、こんな時期に何やってんだと思ってしまうのですが、
韓国国民からすると、最早我慢の限界と言う事なのでしょうね、
しかし、何故ここまで弾劾することを急いているのでしょうか?
それは、国民が今の政権は必ず選挙で介入を行うという
不信感からでしょう。
この介入疑惑ですが、私もこれには同意です。
今回、青瓦台で集められた弾劾を求める請願は、
あっという間に100万を超えました。
しかし、それに対抗する応援請願もそれに追随する様に、
80万以上の数を集めました。
今の政権への反応などを見ていると、とてもそこまで支持があると思えません。
さて、それでは文大統領は、この弾劾請願で
どれ程の窮地に立っているのでしょうか?
実はこの国会審議ですが、記事の最後にも書かれていますが、
まず、本会議に発議されるかどうかの判断が行われ、
棄却される可能性もあります。
そして、このような状況では、与党がこれを通すとは思えません。
今回の件は、国民がここまで本気で弾劾を望んでいるんだぞ!と
文政権に意識させる程度の効果しかないでしょうね。
何せ、この国民同意請願は実名で応募しないといけないのですから。
それでは、韓国国民はこの件にどのような意見を述べているのか
見てみましょう。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・何も考える必要はない!すぐに文大統領を下野しないといけない。
・全ての数字や発表が操作されたものだ、この政権は信頼できない。
・本当は文在寅弾劾の署名には250万人くらい集まっているんだろ?
・まともな韓国人なら、一刻も早く文災害の弾劾を望んでいる。
・もう我慢の限界だ、何時まで国の価値を下げていくつもりだ。
・国民の事は操作で何とかできるから切り捨てたんだろうな。
・応援の請願も必死で自作自演をしているに違いない!
・中国と北との事しか考えていない大統領とか必要ないだろう。
・今回はきちんと効力のある請願だという事を受け止めろ。
・まずはこの政権を何とかしないと韓国は始まらない。
【これに対する私の見解】
これが総意とは思えませんが、国民の声には
“こんな事は後回し”という声はありません。
私としては、そういった声が見れないことが信じられませんよ。
一見まとものな事を言っていますが、
やはり国民も優先順位が分かっていないのか、
もしくは、現状の不満を発散するための当て馬にしているかでしょうね。
こういった行為で余計な混乱を引き起こしているという事に気が回らないで、
自分達の気持ちがスッキリする事が一番重要と言う事なのでしょう。
確かに文大統領の政治は問題だらけで、これまでの不満もあると思いますが、
それに付き合っていた事を忘れてはいけませんよね。
何にせよ、次回総選挙は荒れるでしょうね、
この様な声が上がっているとなると、
例えこのまま政権が続いても、
直に蝋燭と松明で青瓦台前が埋まりそうですね。
続きは動画で…