『バイデン政権の朝鮮半島政策に焦りこのままでは北に入り込めない！』
米国の傘で雨宿りし、中国への浮気と二股外交の文大統領です文政権として最優先事項に掲げた南北融和には、米国としては殆ど賛同できないでしょう米韓外相電話会談で猛アタックするも、浮気相手の中国へ米国は牽制を強めていくのです
バイデン外交、韓国の希望とは異なり北朝鮮の優先度押される
トニー・ブリンケン米国務長官の就任とともに「バイデン外交」が本格的に始まったしかし、韓国政府の希望とは異なり、北朝鮮問題は優先度上位には入らない雰囲気だ２６日（現地時間）、上院承認を通過した後、ブリンケン長官はすぐに電話外交に突入した就任当日だけでカナダ、日本、メキシコ、韓国の４カ国の外相と電話会談し、２７日（現地時間）には、フランス、ドイツ、英国、ＮＡＴＯ（北大西洋条約機構）、オーストラリア、フィリピン、タイ、イスラエルのカウンターパートと電話会談した国境が接しているカナダ、メキシコを除けば、ブリンケン長官は北東アジアの二つの同盟、韓国と日本の外相と一番先に挨拶したことになるトランプ時代に擦り傷が大きい代表的な同盟関係のドイツ、ＮＡＴＯよりも先だったこのような順序自体が、米国の主な関心は中国という点を示唆している実際、ブリンケン長官がカン・ギョンファ外相と日本の茂木敏充外相と電話した後、国務省が出したプレスリリースを見ると、韓米日の協力を共通的に強調していた中国の浮上を牽制するために不可欠な三角安保協力強化の意志を示したのだインド洋と太平洋で中国を包囲して圧迫するという趣旨で考案された概念の「自由で開かれたインド太平洋地域」という表現も欠かさなかったブリンケン長官は、フィリピンのテオドロ・ロクシン外相との電話ではあからさまに「中国が南シナ海で海洋法の許容範囲を超えて海洋領有権を主張していることに反対する米国は中国共産党（ＰＲＣ）の圧迫に対抗して東南アジア諸国に協力することを約束する」と述べたまた、マリズ・ペイン・オーストラリア外相との電話会談では、中国牽制のためのＱｕａｄ（クアッド）安保協議体の重要性を強調したブリンケン長官は２７日、初めての記者会見も行ったが、北朝鮮問題への言及はまったくなかった最も高い優先順位で検討している政策事案が何かという最初の質問に、
イエメンのフーシ派反乱の制裁を挙げるなど、中東問題が質疑応答の中心だった
続いてロシア、米中関係、イランの核合意復元問題などが言及された同日開かれたリンダ・トーマス・グリーンフィールド駐国連大使指名者に対する上院公聴会でも、北朝鮮の核問題は原則的次元で簡単に言及された「（非核化の問題で）同盟と再び協力しなければならない韓国・日本、また、中国・ロシアに再び関与することは、特に対北朝鮮制裁体制の面で押し進めるために非常に重要」という回答が全てだった文在寅大統領は８日、新年辞で韓国・北朝鮮・米国の関係改善について「最後の努力を尽くす」と任期５年目の切迫感を示したが、今から１年目のバイデン政権が感じる感度は韓国とは異なる韓国政府がバイデン政権に向けてトランプ元大統領のシンガポール合意の継承を求めて「韓国のタイムスケジュール」を強く押し通せば、 むしろ韓米同盟間がざらつく状況につながりかねないという懸念が提起されている理由だ実際、ブリンケン長官と康京和長官の通話後、韓国外交部は「２人の長官は、北朝鮮の核問題がバイデン政権でも 早急に扱われなければならない問題ということに共感した」と述べたが、米国務省は「ブリンケン長官は依然として北朝鮮の非核化が必要だと強調した」と表現し、微妙な違いが見られたこれについて国立外交院のキム・ヒョンウク教授は「現在、米国としては北朝鮮よりもイランの問題が先だろうし、地域的にアジア懸案に集中するとしても、北朝鮮の核より韓米日の安保協力会議の強化など同盟の回復を優先順位に置くだろう」と診断したまた、「バイデン政権はトランプのように、特定の懸案のために他の懸案を犠牲にするギブアンドテイク式のアプローチはしない可能性が高いため、韓国が望む南北関係の改善という問題と、米国が望む対中圧迫など、他の問題で共通分母を見つける方案を模索しなければならない」と述べた
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ僕の感想ですがブリンケン米国務長官が、日本の後に韓国との外相電話会談を実施しました何故か、記事の中では「韓国と日本の外相と一番先に」とひとまとめにして、ドイツやNATOより先だとマウントしていますが、先日も会談の順番で大騒ぎしていましたし、本当にマウント取りが好きですね会談の順番についても、日本への電話会談の優先順位が上がるのは必然であり、米国の対中国政策を考えれば、尖閣諸島問題を日米安全保障条約下で処理する案件で有ることを明確にすることが、１番効果的であることを考えたのでしょう韓国への電話会談の優先順位が上がったことは、日本とは違う事情があります目的は同じで、米国の対中国政策の為ですが、韓国のTHAAD問題など韓国と中国の癒着を心配して釘を差すためにも早めに声をかけたのでしょう
話を一旦日米外相電話会談に戻すと米国は、日米韓の協力を強調していますオバマ政権になっても対中国政策では日米韓の同盟強化が不可欠であると考えているのですそのことは、バイデン大統領が日韓合意に深く関わって仲介したことでも明らかですしかし文政権はその後、日韓合意を破棄し、最悪と言われるほどに日韓関係悪化を招いたのです更に韓国は、米国がインド・太平洋地域の安全保障の為に作ったクアッドと言う安保協議体に入ることを遠回しに拒否しています米国としてはそんな態度を続ける文政権は信用できないとしています同盟国でありながら、米国の意思を無視して中国にすり寄る文政権とは、このままでは手を握れないという米国の強い圧力が掛かると思われます
文大統領からすると、米韓外相電話会談でも南北融和路線を訴えましたが、ブリンケン国務長官の初めての記者会見では、北朝鮮問題への言及はまったくなかったのです韓国外交部は米韓外相電話会談後に「２人の長官は、北朝鮮の核問題がバイデン政権でも早急に扱われなければならない問題ということに共感した」と述べましたが、プリンケン国務長官との認識のズレは大きいと言わざる得ないでしょう米国としては、北朝鮮よりは中国を優先するためには、インド・太平洋地域の同盟国や友好国との関係強化にて対中国への牽制を強める事が1番であると思います中国の手先となりうる北朝鮮へも間接的には行動を起こすことになると思います逆に、中国と友好関係にある国への圧力は強くなるでしょう、たとえ同盟国であってもです文政権は、中国迎合政策でTHAAD問題、北朝鮮土下座政策では対北朝鮮ビラ禁止法問題など、米国としては同盟を続けていく上で許しがたい行動を起こしていますお花畑思考の文大統領には、この事態を打開する知恵は持ち合わせておらず、なんとかなるかと開き直っているのでしょう
■この記事に対する反響
それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国国内では「文在寅は大韓民国の国民であり、大統領という考えを持った人ではなく、北朝鮮と中国のラインで大韓民国を崖っぷちに押し込もうとする者としか思えない」「韓国が米国の助けなしに核を保有した北朝鮮から国を守る能力があるのかも疑問だ」など、米韓同盟よりも南北融和を優先している文大統領に対して厳しいコメントが多くあります中国や北に一切頭の上がらない外交姿勢に半ば諦めと取れるコメントが目立ちますまた「韓国の統一戦争を妨害した米帝はすぐに消えろ」などというように、米国との同盟関係を、こちらの方が圧力だと捉えている声も見られます確かに防衛費の分担金交渉など、反米路線に走るきっかけはあるのですが、これは韓国という国の力の無さが招いた結果でしかないでしょうしかし「バイデンが朝鮮半島政策をまともにしている…親北反米主義者達は足が痺れるだろう…」「反米反日で我々が得た物は果たして何だろうか？」など、文政権ではまともな外交が出来ないことを悟った意見の方が多くなってきていますね
血で結ばれた絆ですら忘れる韓国、そんな国と同盟など組めるはずがないです朝鮮戦争で散った韓国軍兵士にも失礼な話です
続きは動画で…
動画
韓国文政権の焦り！米国バイデン政権の朝鮮半島へのアプローチにズレ…このままでは北に入り込めない！【世界情勢】
引用元
バイデン外交、韓国の希望とは異なり北朝鮮の優先度押される
https://japanese.joins.com/JArticle/274955
