韓国がWTO選挙の最終選出に残る!文大統領「韓国をよろしくお願いします!」必死のロビー活動するも米中は…【世界情勢】

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『韓国WTO選挙最終選出に残る!文大統領必死のロビー活動だが…』

WTOの事務総長選挙の決選投票に韓国のユ本部長が残りました。
ダークホースからの決選投票進出できたのは、韓国政府による多大なるごり押しの成果でしょう。
そこまでしてWTO事務総長の座が欲しいのは、輸出管理の訴訟を有利にするためでしょうか?

「WTO事務総長決選進出」…。初の韓国人首長が出るか


通商資源部のユ・ミョンヒ通商交渉本部長が、世界貿易機関(WTO)事務総長選挙で最終ラウンドに進出したとブルームバーグ通信が消息筋の話として報道した。
WTO事務局はこのような内容を8日午前に開かれるWTOの非公式大使級会議で公式発表する予定だ。
ユ本部長とともに決選に進出した候補はナイジェリアの候補だ。
二人の女性候補が並んで最終ラウンドに進出し、25年WTO史上初めて女性事務総長が誕生することになった。
もし、最終的にユ本部長が当選すれば、初のWTO女性事務総長であると同時に、「韓国人史上初のWTO首長」というタイトルをつけることになる。
これに先立ち、WTO事務総長には1995年にキム・チョルス元商工部長官、2013年にパク・テホ元通商交渉本部長が出馬したが、苦杯をなめたことがある。

ユ本部長は、これまでの7月から最近までスイス、米国、フランス、スウェーデンなどを訪問し、各国の大使と要人に会って活発な遊説活動を行った。
氏は、通商一筋に歩んできた専門家であり、現職の通商長官という強みを掲げて、WTO事務総長の適任者であることを強調した。
ここに文在寅大統領が、ドイツなど各国首脳と通話しながらユ本部長に対する支持を訴えるなど、政府が積極的に支援射撃に乗り出し、決戦進出の可能性を高めた。
しかし、相手のオコンゾ・イウエラ候補も手強い相手であるため、競争はし烈な見通しだ。
氏は、ナイジェリア財務長官や外務長官を歴任し、世界銀行に長期間勤務し、知名度が高い。
WTO事務局は、第3ラウンドであり最終ラウンドの協議手続きを今月下旬から来月6日まで進め、最終結論を11月7日前に出す計画だとブルームバーグは伝えた。
最終ラウンドでは164カ国のメンバーが1人の候補に対してのみ好みを示すことができる。

【これに対する私の見解】

レッサーパンダ
ポッチ―


それでは 記事を読んだ僕の感想ですがそもそも今回のWTO事務総長選で決選投票に進出したユ本部長ですが、決して本命候補というわけではありませんでした。
下馬評ではナイジェリアのオコンジョ・イウェアラ元財務大臣とケニアのアミナ・モハメド元外相が本命視されていました。
韓国は当初の女性事務局長を旗印にユ本部長への支持を呼び掛けていましたが、女性候補乱立によりその期待は儚く崩れ去りました。
ではどうやってユ本部長は巻き返したのでしょうか?それは韓国政府の大胆なテコ入れです。


ユ本部長は夫が自由韓国党の政治家のチョン・テオク氏ということもあって、文政権になってからは冷や飯を食わされ続けましたが、昨年に通商交渉本部長になってからは輸出管理問題などにおいて、日本への強硬姿勢などが相まって文大統領の信任を得ることが出来ました。
ユ本部長に対して韓国の外交部長官は勿論のこと、文大統領自ら支持を呼び掛けています。
その甲斐あって何とか最終戦まで勝ち進むことが出来ましたが、これ以上の票の増加は望めそうに無いと僕は思います。
というのも、文大統領が最も重視しているであろう中国が、ナイジェリア支援に回り票固めをしているからです。
韓国単独の外交力ではこの局面を乗り切ることは難しいと言わざるを得ません。


またユ本部長がWTOの事務総長としてふさわしいかという問題もあります。
ユ本部長は出馬する際に「WTOの国際協調体制の復元・強化は韓国経済や国益に重要だ」と、臆面もなく語るなど、あたかも韓国の利益のために行動しようとしている節があります。
言うまでもなく国際機関のリーダーが我田引水のような行いをすることはご法度です。
実際に韓国人として初めて国連事務総長になったパン・ギブン氏は、元国連大使で旧知の友人のチェ・ヨンジン氏を駐コートジボワール国際連合事務総長特別代表に、娘婿のインド人を国際連合イラク支援ミッションの官房長に任命するなどしたことにより、在任中、日本やドイツから猛抗議を受けていました。
パン事務総長の場合は単に個人的な利益誘導に終わりましたが、国家ぐるみの利益誘導を行なうようなことが起きてしまえば、パン事務総長の時とは比べ物にならない反発を受けることが目に見えています。
ユ本部長は「韓国は中堅国だから、米中対立を仲裁することが出来る」などと語っていますが、韓国は日本の輸出管理に猛反発してWTOに提訴するなどトラブルを多く抱えています。
こういった事からも、ユ本部長が韓国の国益のためにWTOを利用する可能性は高く、僕としては事務総長としてふさわしいとは到底思えません。

■この記事に対する反響

ポッチ―
ポッチ―

それでは、この記事に対する反響なのですが…「大韓民国のユ・ミョンヒ本部長が次期WTO事務総長になることをお祈りします」「結果は誰も分からないので最後まで最善を尽くしてほしいです」など、国民からもユ本部長に事務総長になってほしいとの声が上がっています。
ユ本部長は先の輸出管理の一件もあって韓国では人気があり、その根強さを物語っています。
またパン事務総長のように自国に利益誘導をすることを国民が願っているとも捉えられます。
他にも「日本が公に反対していたことを覚えておくべきだ」「日本の奴らが陰でものすごく反対工作をするだろうな」といったように、日本は絶対に反対に回るだろうという声も上がっています。
日本ばかりを目の敵にしていますが、米国からも中国からも見放された状況で、一体どうやって勝利するつもりなのでしょうか?いずれにせよ、あり得ないとは思いますが、ユ本部長がWTOの事務総長になった暁には、公平中立とかけ離れた組織運営になることは目に見えています。

ポッチ―
ポッチ―

自国の為だけに動くと宣言するような利己的な考えの国に国際機関のリーダーは任せられません。

続きは動画で…

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