『韓国で膨れ上がる家計債務!地獄の借金ループが待ち受ける』
感染症の影響が広がる中、別の問題が韓国国民の間で広がっています。
何かというと、家計負債の増加が止まるところを知らず増加してるようです。
低金利の貸付が生み出した弊害が、感染症蔓延の経済停滞で顕著になっています。
家計負債がまた「過去最大」…ローン年半来最大上昇、「借金投資」も史上最大
韓国の家計が融資とカード使用などで負った借金の信用が、過去最大記録を塗り替えた。
特に第2四半期(4-6月)だけで住宅担保融資が15兆ウォン近く急増し、資金まで借りて株式を買うという、いわゆる「借金投資」ブームに証券会社の第2四半期の信用供与(きょうよ)額も過去最大に増えた。
中央銀行の韓国銀行が19日に発表した統計によると、7-9月期の家計信用残高は1637兆3千億ウォンとなり、統計を取り始めた2002年10-12月期以来最多となった。
02年以前の家計信用規模は今よりずっと小さかったため、史上最大記録であるわけだ。
家計信用とは、家計が銀行、保険会社、貸付業者、公的金融機関などから受けた融資に、決済前のカード使用金額まで加えた「包括的家計負債」のことを指す。
家計融資の推移を窓口別に見ると、第1四半期末に比べ、預金銀行からの14兆4千億ウォン、その他の金融機関からの9兆3千億ウォンの融資が増加した。
韓銀関係者は「預金銀行の個人向け融資は住宅担保融資を中心に増え、保険会社、年金基金、与信専門会社などその他の金融機関の融資増加はその他の融資が主導した」と説明した。
第2四半期の販売信用残高は91兆6千億ウォンで、クレジットカード会社をはじめとする与信専門会社(1兆9千億ウォン)などで2兆ウォン増加した。
感染症事態による消費萎縮で第1四半期に6兆1千億ウォンも減少したのに比べると、第2四半期のカード消費が多少回復したことになる。
【これに対する私の見解】
まず、この話題に触れるにあたり、韓国において家計負債が増加しているとはどういうことなのか、なぜ家計負債が増加しているのか、それがどんな影響を与えるのかということですが、韓国の現状は、家計負債が経済規模を考慮した場合、世界主要39カ国中で最も多いと言われています。
また、その増加速度も世界3位であり、韓国では大きな問題となっています。
この状況はかつての通貨危機の際に、金融機関が家計への貸出を増加させたのです。
政府は規制緩和を進め、人々に対して不動産投資などを後押ししていくため低金利で貸し付けることで誰でも簡単にお金を借りることができるようにしました。
ここから韓国での家計負債の増加は始まったと言われています。
このような政策によって家計負債が増えてきたわけですが、感染症の蔓延によって、今まで見過ごされてきたリスクが明らかになってきたようです。
あちらの国民からも「金利が少しでも上がると破産家庭が続出する」という声も上がっており、韓国の現状は、非常にいびつなローン社会であるという事を実感しているようで、このままでは、家計における借金のループから抜け出せなくなるのではとも言われています。
今後、政府や金融機関がどのような対策をしていくのでしょうか。
家計負債の増加は、精神的にも辛いでしょうし、人々の生活に苦難を強いることは明白ですね。
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韓国で膨れ上がる家計債務!「借金投資」も過去最大記録!このままでは地獄の借金ループが待ち受ける【世界情勢】
家計負債がまた「過去最大」…ローン年半来最大上昇、「借金投資」も史上最大