米製薬会社が感染症抗体の作成成功!感染症対策で一歩前進で、防疫先進国を掲げていた韓国の反応は?【世界情勢】

米製薬会社が感染症抗体の作成成功!感染症対策で一歩前進で、防疫先進国を掲げていた韓国の反応は?【世界情勢】

『米国で感染症抗体の作成成功!防疫先進国韓国の反応は?』

感染症抗体の作成成功を報じるニュースに世界中が喜びの声を上げる中、防疫で世界をリードしたはずの韓国も、熱い視線を送っています。
感染症拡大の封じ込めが進む中、K防疫を掲げていた韓国の反応はどうなのでしょう。

米製薬会社モデルナが「感染症ワクチンの臨床試験で、抗体の形成」


米国の製薬会社のモデルナが、感染症のワクチン開発のための、初期の臨床試験での実験対象者全員から抗体を形成することに成功したと、明らかにしたとロイター通信が14日(現地時間)報道した。
医学ジャーナルのニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに公開された今回の試験結果によると、志願者のうち重篤な副作用を訴えた者はいなかった。
ただし薬を2次投与たり、大量の投与を受けた対象を中心に半分以上が、疲労感、頭痛、悪寒、筋肉痛などのわずかな反応を見せた。

モデルナは去る3月16日、世界で初めて人に感染症ワクチンを投与する臨床試験に突入した。
モデルナは医薬品発売の最終段階である第3相を控えている。
一方、モデルナは27日から感染症ワクチンの第3相臨床試験を開始するとCNBC放送とロイター通信が14日報じた。
米国国立衛生研究所(NIH)の臨床情報登録サイト「クリニカルトライアルズ」によると、今回の臨床試験では、3万人の参加者が登録する予定である。
最終段階に対応する今回の試験は、米国内の87の研究施設で行われる。
試験場所は、30の州とワシントンDCに均一に分布しており、このうち半分がテキサス・カリフォルニア・フロリダ・ジョージア・アリゾナなど、最近ウイルスが流行している地域である。

参加者は、臨床試験の初日に100㎍の実験ワクチンを接種されて29日後に第二の接種をし、数人にはプラセーボ(偽薬)を投与する。
モデルナは去る5月の初期段階の臨床試験の結果、少なくとも8人の参加者の体内に感染症ウイルスに対する中和抗体を作成したと発表した。
米連邦政府は5億ドルに迫る資金を支援し、最大規模の臨床試験を許可するなど、モデルナのワクチン開発を積極的に支援している。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
報道 探

世界的な規模で今なお広がり続けている感染症ですが、まだまだ問題はありそうですが、ようやく待望されていたワクチン開発の目途が立ったというニュースは嬉しいものです。
この記事によると米国のモデルナ社が開発したワクチンは、被験者全員から免疫反応が確認が出来たそうです。
軽度の副作用はあるようですが、治験を阻むような安全上の問題は無いとの事。
臨床試験の最終段階を今月に始めると公表していますが、懸念される感染拡大の第2波に備え、それを待たずに量産体制を整備しています。
さてこのニュース、お隣の韓国でも興味深々のようです。
国民の関心は高いようですが、しかし韓国は感染症の第一波が収まった際「我々は防疫において世界を先導する国になった。
K-防疫は世界の標準となった」と誇らしげに語っていた手前、どうしても気になるのでしょうね。
まずはご自慢の「K-防疫」ですが、当初からその手法には特に先進国から懸念の声が寄せられていました。
個人の携帯電話の位置情報、防犯カメラの映像、クレジットカードの決済記録、等のプライベートな情報を元に、警察官を大量動員して追いかけまわすやり方は、およそ人権意識の発達した民主主義国家とは思えませんでした。
この強引な手法でなんとか感染拡大を一時抑え込み、低下していた文政権の支持率も回復して選挙に圧勝します。
5月10日には前述の「K-防疫は世界の標準」と言う勝利宣言まで飛び出るわけですが、実際にはこの発言前の5月8日、イテウォンのクラブですでに集団感染が確認されていました。
その後も集団感染は続き、プチョン物流センターは臨時閉鎖、ソウルのマーケットカーリー物流センターでは4000人以上が自宅隔離、他にもマルチ商法の説明会や宗教団体のイベントなど、集団感染の例は枚挙にいとまがありません。
日々増え続ける感染症ですが、最近は南西部など、首都圏以外の地域での感染も目立っています。
社会主義国家のような強引な手法を取ってまで感染症対策を行ったのに、結果として特別効果が出たわけでもなく、これが「世界を先導するK-防疫」なのでしょうか。
また、今月14日までに行われた抗体検査の結果も非常に悪いものでした。
この検査では、対象の国内3055人の中で抗体を持つ人が、たったの一人しか確認されなかったのです。
この結果を受けてパク保健福祉相は「抗体を持つ人がほとんどいないということは、韓国社会が集団免疫を形成することが事実上、不可能ということだ」と述べています。
これは感染拡大の第2波が続く状況の中で非常に危険な事態と言えるでしょう。
このように手法も結果も問題だらけですが、このニュースが注目されているという事は、文政権のK-防疫アピールが、国民から全く信用されていない事を表しているのかもしれません。
それでは、この記事に対する反響をポッチー君に教えてもらいましょう。

■この記事に対する反響のポイント

ムンさん
ムンさん

・「K-防疫」は意味がなかった
・米国の普及速度が気になる
・感染症が収まるなら何でもいい

ポッチ―
ポッチ―

アシスタントのポッチーです!それでは、この記事に対する反響なのですが…
防疫については米国に先を越されたわけですが、あちらの国民の意見としては、「口だけのK-防疫より効果がある」といったように、この結果を喜んでいるようです。
「韓国にはいつ普及される?」といったように、何処の国が対処したかより、少しでも早く感染症の猛威を収束させたいという思いが伝わってきます。
そもそも「政府は無駄なアピールをする暇はないだろう」との声からも、政府が掲げていたK-防疫は、既に国民の認識では失敗だったようですね。

【これに対する私の見解】

報道 探
報道 探

ポッチー君ありがとうございました。
やはりというか、K-防疫に対して批判している声も多いですが、先ほどの見解でも述べた通り、韓国の防疫対策は決して上手くいっていません。
今現在も感染者が増え続ける中、文政権が自国の感染症対策を「K-防疫」などとアピールしても、国民の信用を得られる訳がないのです。
このことが国民の不安を招き、ワクチンを望む声の大きさに繋がっているのでしょう。
その様子は、開発に成功した米国を称賛するコメントからも見て取れます。
今までも駐留経費問題やGSOMIA、在韓大使問題など、散々米韓関係を悪化させていましたが、「米国こそ正義の国」というコメントが出るという、手の平返しですからね。
しかし、都合の良い時だけ同盟国というのは少し恥ずかしいと思うのは私だけでしょうか。

報道 探
報道 探

世界に向けて誇らしげに語った「K-防疫」結局は米国にワクチンを売ってもらわないと、どうしようもないようです。

続きは動画で…

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