ユネスコが韓国の世界遺産登録取消し要請を却下！「決定権限は世界遺産委員会」と念押し【世界情勢】

『ユネスコが韓国の要請を却下！
決定権限は世界遺産委員会』

先日、韓国が日本側が約束を守らなかったとして、軍艦島の世界遺産登録取消しを要請していました。
そしてその返事がユネスコから返ってきたのですが、韓国が望むものではなかったようです。
この返答を受けて、韓国では何か意識の変化はあったのでしょうか？

ユネスコ、日本の近代産業施設遺産に「登録解除は「優れた普遍的価値」毀損時だけ… 決定権限は、世界遺産委員会に」

ユネスコ世界遺産センターのメヒティルド・ロスラー所長は25日、
韓国政府が最近ユネスコに日本近代産業施設遺産登録の取消し検討を要請したことについて、
「指定の取消し決定は世界遺産委員会固有の権限だ」とし、
「（取消し基準は）完全性や真正性など“卓越した普遍的価値”が消えた時だ」と述べた。
ロスラー所長の答弁は、世界遺産登録の取消し権限がユネスコ事務局ではなく、
世界遺産　条約履行　最高　議事機構である世界遺産委員会にあるという点を明確にしながらも、
韓国政府が事由として提示した「約束未履行」は登録の取消し基準に該当しないという点を
遠まわしに明らかにしたものと解釈される。
インタビューでロスラー所長は2015年にユネスコ世界遺産に登録された
日本の近代産業施設遺産関連の進行経過について質問し、
「ユネスコと韓国は何度もこの遺産について議論してきた」と述べた。
彼は日本が登録当時の約束を履行しているかという質問には、
2018年の第42回世界遺産委員会の決定文で日本側に
「全体の歴史解釈において様々な国際模範事例を考慮することを強く促した」と
明らかにした部分に言及した。
日本が国際社会でした約束を守ることを促したものと解釈される。

【これに対する私の見解】

ポッチ―

というわけで、とりあえず、現状は大きな問題はないという当たり前の決着を迎えましたね。
よっぽど納得できなかったのか、記事の後半部分はかなり苦しい捉え方をした内容が報じられていました。
それはあちらの国民も同じ気持ちのようで、この記事に対する反響を見ていると、
「ユネスコの判断にはがっかり」という声がほとんどを占めていますね。

そして、ユネスコに向けて批判的な意見が、かなりの勢いで噴出してますね…
この判断になったのは「お金の力だ」といった意見がみかけられますが、
何故ここまで自分たちの意見が通ると信じて疑わないんでしょうか？
というよりも、普通に考えたら、このようなデリケートな問題を、
一方の国の意見だけをすんなり受け入れる世界機関とか怖すぎると思うんですがね…