駐韓米国大使館が韓国に警告！「大使館前の反米デモ集会をすぐにやめさせろ」韓国警察はこれを記者会見だとスルー【世界情勢】

このように北朝鮮に対して人権問題に立ち向かう団体は告発し、
世界中が非難の声をあげる中国の香港への非人道的行為にも口をつぐむ文政権ですが、
何故かアメリカで起きている黒人男性への差別事件に乗じて、
米国に非難の声を上げる事を繰り返す市民団体には擁護するかのような姿勢を見せています。
このような態度では「反米親中」を決定的に印象付けるようなものですが、
文政権はこの微妙な時期だというのに、気にかけないようです。
文政権以降、韓国国内における「表現の自由」はもはや形骸化しており、
公共の場で批判していいのは日本とアメリカのみで、
北朝鮮と中国を批判することは政府がタブー視してストップをかける…
昨年10月も、ソウルのヨンセ大学で、香港のデモを支持するスローガンが書かれた横断幕が
中国人留学生たちによって撤去される事件が起きました。
横断幕を設置した韓国人学生たちがそれを阻止しようとしたところ、
中国人留学生たちは「One China」というスローガンを叫び、
「人の国の問題に口出しするな」「われわれの行動は愛国だ」などと反発したのです。
こうした衝突は幾度となく起きておりソウル大学では、
香港への応援メッセージを残すことのできる掲示板に
「香港は永遠に中国のもの」というメッセージが残され、
高麗大学では香港デモを支持する内容が記載された壁新聞が破られた後
代わりに中国の国旗が掲示されるなど、中国人と韓国人の水面下の戦いは続いています。
この騒動が起きた大学も、思想の自由を力で封じ込めるような中国人留学生たちに対して、
厳格な指導を行うどころか、韓国人学生たちに自粛を求めることで事態を収めようとしました。
韓国国内でこうした事件がクローズアップされることはほとんどなく、
日本人の個人の発言などを拾い上げ大炎上させることと比較するとその異様さが際立ちます。
また、学生数の減少に悩む大学にとって、外国人留学生たちの存在は重要です。
特に、半数近くを占める中国人留学生たちは「大切なお客さま」であり、
無下に扱うことは決してできないという理由も少なからずはあると思われます。
それにしても、韓国の大学であるのにも関わらず韓国人大学生の発言がもみ消され、
中国人留学生が大きな発言権を持つというのは皮肉なことです。
中国と北朝鮮などのレッドチームへの忖度のためには自国民の表現の自由を平気で奪い
関係悪化によっては多くの韓国国民にとって、
経済的な支障が生じかねない日米への批判は後押しする
こうした歪んだ「自由」が横行しているうちは、
韓国が望んでいる、先進国として世界で受け入れられる事は難しいのではないでしょうか。
そして、文政権の米中対立におけるバランス感覚は、既に失われているようですね。

といったように、韓国国内でも反米デモは容認するのにも関わらず、
反中、反北デモに対する厳しい取り締まりには批判の声が集まっています。
韓国一般国民の多くは北朝鮮と中国への不満や嫌悪感が相当たまっていると言われていますから
もしこれらの国々に対するデモが自由に許されるのであれば、
かなり大規模なものになり、文政権の立場も危うくなるのではないでしょうか。
そして、サムスンの副会長の逮捕状騒動の事も考えると、
韓国国内にビジネスライクで国際的な中立的な振る舞いをすることも難しそうですね。
今後レッドチームへの傾倒がますます顕著になっていけば、
アメリカから、さらなる圧力が掛けられることも考えられます。
もう米中の綱渡りは諦めて、完全に中国に肩入れすることを決めたのでしょうか？

今のままでは、日米を捨てて、
北と中国を取るという事になりますが、
今後どうなっていくのか見ものですね。