『韓国で信じられない対策を開始!
韓銀が量的緩和で無制限資金供給!?』
先日、セカンドチャンネルでも触れましたが、韓国で耳を疑う経済対策が発表されました。
以前のIMF当時も行わなかった対策を行うという事で、今の状況の厳しさが伺えますが、
このやり方は一歩間違えば、韓国は逆に破滅へと向かう事になるでしょう。
韓国銀行、無制限で資金放出…通貨危機当時も使わなかった「韓国版量的緩和」(1)
韓国銀行が当分金融会社に流動性(資金)を
無制限に供給することにした。
買い戻し条件付き債券(RP)を
金額に関係なく買い入れる方式だ。
事実上の韓国版量的緩和の開始だ。
感染拡大により実体経済が急速に冷え込む状況で、
経済の血管である金融が詰まることだけは
どうにか防ごうという意志だ。
◇韓国銀行、素早く前例のないカード切った
韓国銀行は26日午前に金融通貨委員会を開き、
RPの無制限買い入れと、公開市場運営対象機関と
対象証券の拡大案を盛り込んだ「韓国銀行の
公開市場運営規定と金融機関貸付規定」の
改定案を議決した。
6月末までに毎週1回定期的に無制限の
全額供給方式でRPを買い入れることが核心だ。
公開市場運営の一環であるRP取引は韓国銀行が
市中流動性を管理する代表的な手段だ。
これは1997年の通貨危機や、2008年の
金融危機の時も使わなかった破格なカードだ。
それだけ現在の状況を厳しく認識しているという意味だ。
◇韓国式量的緩和政策登場
必要ならば中央銀行がいくらでも
資金を貸すというもので、市場に
無制限に金融を放出する効果がある。
事実上韓国版量的緩和だ。
金融通貨委員会直後に開かれた記者懇談会で
韓国銀行のユン・ミョンシク副総裁は
RPの無制限買い入れを量的緩和の一環
とみても構わないのかとの質問に、
「大きく違わない。ただ先進国の中央銀行の
量的緩和は政策金利をゼロに低くし、
これ以上の政策手段余力がなくなり
資金を供給する方式で、韓国銀行の措置とは
性格が少し異なる」と説明した。
韓国銀行、無制限で資金放出…通貨危機当時も使わなかった「韓国版量的緩和」(2)
◇債券金利下落など市場安定
韓国銀行が無制限で資金供給に出るという
知らせに債券価格は一斉に上昇(金利下落)した。
市場金利の指標となる3年物国債利回りは
前取引日より0.064%下がった
年1.067%で取引を終えた。
10年物国債も年1.502%から
0.145%下がった。
韓国銀行の措置により24日に韓国政府が
発表した100兆ウォン規模の民生・金融安定
パッケージプログラムも弾みをつける見通しだ。
100兆ウォンのうち相当部分は
金融機関の参加で行われる。
流動性負担が大きければ参加を
敬遠するほかないが、韓国銀行の側面支援を
受けることになった形だ。
◇社債買い入れ、政府が決断すれば可能
状況によって韓国銀行が追加措置を出す
可能性も大きくなった。
ユン副総裁は現在の経済衝撃の大きさについて
「2008年の金融危機と比較すると
だれもがその影響は大きいというだろう。
1997年の通貨危機より大きいかは
過ぎ去ってみなければわからないが、
最上の警戒感を持ち、現在の市場状況を
チェックしている」と話した。
事実上使えるすべてのカードを
動員するという意志と読み取れる。
韓国銀行の社債直接買い入れも取り上げられている。
現在の構造上、韓国銀行が社債や
CPを直接買うことはできない。
政府が保証すれば可能だ。
米連邦準備制度理事会(FRB)の場合、
政府が出資する特殊目的会社(SPV)に
資金を提供して社債やCPを買い入れる。
政府出資金が損失を抱え込む構造のため
事実上政府が保証するとみることができる。
【この記事に対する私の見解】
韓国経済は崖っぷちに立たされている状況が続いていますが、
文大統領は“前例のない対策を”と大言なスローガンを表明しましたが、
肝心の中身は“無制限の量的緩和”を韓国銀行が
韓国史上初めて行うという、捨て鉢な対策でした。
“『韓国版量的緩和』、破格なカードをきった”と何か凄い政策のように報道していますが、
簡単にいえば、中央銀行がウォンを財源担保もなしに
無制限に刷って銀行にバラ撒きますよってことですからね。
去るも地獄残るも地獄、それなら突き進んでしまえという自暴自棄になっています。
感染症の長期化で、国内の銀行の預金解約(ドルや円などの基軸通貨に変える為)を
見越して先に韓銀が対策を打ったともいえますが、
長期的な展望がない あまりにも無謀すぎる対策です。
文政権が韓国総選挙前なので、支持率を伸ばす為に
後先考えず、はったりをかましたともいえます。
一般的に『量的緩和政策』とは、金利を下げても景気が回復しないデフレーションの場合に、
中央銀行(日本は日銀、韓国は韓銀にあたる)が銀行などの
金融機関から国債や手形を買うことで資金を供給し、
市中銀行のマネーストックを増やす政策で、金融システムの安定を維持する上では、
限定的には効果がある対処法と一般的にはいわれています。
日本ではデフレ脱却の為に2001年から行われ、消費者物価上昇率が
0%より上回ったことで2006年に解除された例があります。
韓銀は、1997年、2008年の韓国通貨危機でも使わなかったとありますが、
当時はIMFや日本が援助したことで、韓国通貨危機を乗り越えたという経緯があります。
韓国はそれにもかかわらず、その後は感謝どころか、
IMFの助言を無視、反日を扇動する始末です。
今回の感染症による韓国通貨危機は、IMFや日本の援助はないので、
万策尽き延命策として『韓国版量的緩和(無制限の量的緩和政策)』を
最後の手段として使ったともいえます。
現状韓国市場では、外国人投資家の売りが懸念され、ウォンの価値が不安定です
無制限にウォンを市場にバラ撒くわけですから、
この対策は、折角落ち着いてきたウォン安に加速装置をつけるようなものです。
投資家はもちろん世界の金融機関も、韓国市場からいち早く撤退しようと考えます。
国内含めてウォンを手放そうとする人が一気に溢れますので、
市場に大量のウォンが流出し、さらにウォンは価値を失います。
要するに、ウォン安が負のスパイラルに陥るわけです。
これらを踏まえると、韓国は高確率でハイパーインフレになるでしょう。
またウォンの価値が紙屑同然まで下がると、
韓国経済の中心である貿易の輸入が、材料費が賄えずできなくなる為、
韓国を支えている輸出関連企業が致命的なダメージを受けることも考えられます。
輸出関連企業のほとんどは財閥系ですが、これらが全て
海外移転することになれば韓国は終わりでしょう。
今回の韓国銀行の発表は、文政権のパフォーマンスとして利用されたのであれば、
あまりにも無責任で経済政策として愚の骨頂といえます。
日本の金融機関は韓国に貸付を行っていますが、
不良債権回収不能になることも考えられますので、
日本政府としては、日韓スワップだけは絶対に拒否しなくてはいけません。
韓国経済は、破綻へ一直線で、国家自体の存亡の危機にまで踏み込んだといえるでしょう。
これらの件に関して韓国国民からは、ウォン安についての声が多くみられます。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・基軸通貨でもないのにこんな事をしたら、ウォンは紙切れに…
・何を考えてお金を無制限に用意するんだ!ウォン安が止まらなくなるぞ!
・後に韓国の若者たちが払わなければならない借金です…
・経済の「け」の字も知らない者が国を運営するとは嘆かわしい。
・こんなことをしたら本当に国が滅亡するぞ。
・こんな馬鹿な量的緩和が現実になるとは…
・私たちは米国の様に強くない!完全に狂った政策だ!
・次は地獄のインフレを見せてくれるというのか?
・実体経済についていかなければ、確実にスタグフレーションだろう。
・国民年金解約させてください…ドルを買わないと…
【これに対する私の見解】
といったように、この対策はウォンの価値がなくなってしまうという声が多いですね。
意見でもあるように、基軸通貨でもない通貨がこの対策をすると、
通貨として強いドルや円に変えようとするため、さらにウォンの価値が低下するだけです。
完全に狂った政策ともありますが、その通りで経済がわかっている人間ならば
長期化すれば高確率でハイパーインフレが起こるので国内はボロボロになりますからね。
また文政権の経済政策の無能さを指摘する声も多いですが、
この政策で支持率がまだ50%もあることに驚きを隠せません。
世論誘導しているか、韓国国民も見る目が全くないとしか思えません。
スタフグレーションのコメントをしている方もいますが、
韓国は景気悪化でデフレともいえますが、ウォン安からインフレ圧力もありますし、
既にスタグフレーションに突入しかかっている状態といえるのではないでしょうか。
今回の韓国版量的緩和という無謀な対策でこの先注目ですね。
この状況でも、他国が盛り返せば
韓国は数字的には良くなります。
しかし、それでよしとすることは
たまたま運がよかっただけなのです。
それと、この対策が重なった時
大いなるい勘違いが生まれるでしょう。
続きは動画で…
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韓国で信じられない対策を開始!韓銀が量的緩和で無制限資金供給!?韓国人「地獄のインフレが始まる」【世界情勢】
韓国銀行、無制限で資金放出…通貨危機当時も使わなかった「韓国版量的緩和」(1)
韓国銀行、無制限で資金放出…通貨危機当時も使わなかった「韓国版量的緩和」(2)