韓国政府も遂に悲観的に！？悪材料のみの「五面楚歌」経済で国家破産リスク倍増…韓国人「今までとは規模が違う」【世界情勢】

『韓国政府も遂に悲観的に！？悪材料のみの
「五面楚歌」経済で国家破産リスク倍増…』

感染症の影響を受けて、あちらを見てもこちらを見ても悪材料しかない状況に
韓国では大きく五つの不安要素を例え、「五面楚歌」と行き詰った状況を例えています。

金融・実体経済ともに危険、韓国経済「五面楚歌」に陥った

２０２０年の新年を迎えた時、小さなウイルスひとつが
世界経済を揺るがすだろうという予想はなかった。
だが「大丈夫だろう」→「まさか」→「しまった」まで
わずか３カ月もかからなかった。
不安な投資家が資産の現金化に出て金融システムが揺れ動き、
感染への懸念から実体経済まで事実上その機能を止めた。
経済危機の影がちらつく。韓国が置かれた状況、
対処余力などを考慮すると影響は小さくないものとみられる。

➊世界的危機に拡散＝韓国が経験した
数回の経済危機を振り返ると現在と違いがある。
１９８７年のブラックマンデーは米国と欧州の金融市場に大きな衝撃を与えた。
だが資本市場開放（１９９８年）が遅れた韓国は当時特別な影響を受けなかった。
反対に１９９８年の通貨危機はアジア中心の危機だった。
韓国国内の不十分な金融システムが出発点で、
韓国では大きな影響を受けたが米国など西欧経済は大きく揺らがなかった。
２００８年の金融危機は世界的に影響が大きかった。
ただ、国別、大陸別で強さに差があった。
韓国は比較的影響をあまり受けず、回復も速かった。

世界保健機関（ＷＨＯ）は１１日、感染症に対し、
世界的大流行を意味する「パンデミック」を宣言した。
１９６８年の香港インフルエンザ、
２００９年の新型インフルエンザに次いで３回目だ。
メリッツ総合金融証券リサーチセンター長のイ・ギョンス氏は
「パンデミックにより世界のすべての資産に体系的危険が発生したもの。
外国人が韓国の資本市場の４０％を占める現時点で打撃は避けられない」と話した。

➋収拾の長期化不可避＝事実上感染症は上半期内の終息は難しい。
発源地の中国はひとまず収拾段階に入り込んだ。
韓国も安心する段階ではないが、ピークは過ぎたと分析される。
しかし米国と欧州はいま拡散が始まった。
国際金融センターのチュ・ヘウォン責任研究員は、
「世界同時多発で発生せず群集移動式で発生する点、潜伏期が長い点、
ワクチンや治療剤の開発が容易でない点を見ると、
事態は相当期間持続する可能性がある」と話した。
国際金融センターは新型肺炎が下半期まで続く場合、
世界の国内総生産（ＧＤＰ）が１.３％減少すると予想した。
来年まで続けば世界のＧＤＰ成長率はマイナス５％に達する見通しだ。

➌グローバルサプライチェーン依存度大きくなった韓国
＝以前と違い韓国は単純な輸出国から
グローバルサプライチェーンの中心国に成長した。
海外生産基地も過去より多く増えた。特に中国の影響を多く受ける。
延世（ヨンセ）大学経済学科のソン・テユン教授は
「部品などを海外から持ってくるだけでなく、
全般的に海外依存度そのものが高まった。
中間財を中心に２００３年のＳＡＲＳ当時と比較して韓国の輸出で
中国が占める割合（２０１９年２５％）ははるかに大きくなった」と話した。

制限措置で日本との貿易にも影響が避けられない。
日本から素材・部品を輸入して中間財に加工した後、
中国で最終生産するモデルそのものが揺らぎかねないという意味だ。
元大（ユアンタ）証券リサーチセンター長のパク・ギヒョン氏は
「製造業のグローバルバリューチェーン自体が一時的に
正常稼働されにくい状況に直面した。中間財、資本財の
供給を担当する韓国の負担は大きい」と話した。

❹揺れ動く実体経済＝市場では今回の事態が
２００８年の金融危機のような世界的なシステム危機に
発展することはないだろうという見通しもある。
金融危機以降にリスク資産投資規制が強化され
当時より資産健全性が良いというのが核心根拠だ。
金融だけ見ればそうなるかもしれない。
だがいまは実体経済がともに崩れている。

実体経済は往来と取引に基盤を置くが感染症の恐怖はこれを短時間で破壊した。
２月の１日平均輸出額は前年同期比１１.７％減った。
消費不振のため半導体と電子部門も揺らぐ、内需はさらに深刻だ。
割引店売り上げは１９.６％、百貨店売り上げは３０.６％減った。
崇実（スンシル）大学経済学科のオン・ギウン教授は
「昨年政府主導で成長率がどうにか２％を達成したほどに
実体経済が弱い状況だが、ここに冷や水を浴びせた局面」と話した。

➎使えるカードがない＝１２日にニューヨーク証券市場が急落すると
米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は追加利下げの可能性、
大規模流動性供給計画などを明らかにした。
だが株式市場の恐怖は静まらなかった。
韓国も例外でない。だがこれといったカードがないため
ひとまず通貨政策を出すほかない。
信栄証券リサーチセンター長のキム・ハクキュン氏は
「金利を低くしても動かないため２００８年のような
通貨政策による解決策には限界があるだろう。
結局財政の役割が重要だが、サービス業の割合が高まった状況で
まともに効果を出すのは容易でない」と話した。

【この記事に対する私の見解】

報道探

というわけで、WHOも認めた、この世界的な感染症パニックは、
経済面においても甚大な爪痕を残しながら、さらに世界に広まり続けています。
定期的に起こる金融危機や、経済破綻の余波は、
必ずしも全ての国が影響を受けるわけではないが、今回は「ウイルス」という、
人間の意志でコントロールできないものが引き起こしており、
対外経済に依存している韓国は一段と厳しい状況を迎えているのです。

韓国は国内総生産（GDP）の4割を輸出が占めていますが、
世界中の物流や生産が滞っている今、苦しい状況が続いています。
自動車産業においては、中国からの部品調達が滞り、
韓国国内の工場の操業停止が相次いだことにより、
2月の国内生産台数は前年同月比26%減と落ち込みました。
頼みの綱の、半導体産業においても、アメリカのアップルをはじめとした、
大手スマートフォンメーカーもラインを縮小させているため、回復の鍵とはなりません。

韓国国内の内需で経済を立て直そうにも、韓国では以前から、
経済大国アメリカと、中国の急速な発展によるバブルによる
外需にあやかる経済政策を続けてきたため、経済格差が著しくなっています。
財政政策を用いて内需を喚起しようにも、
韓国国内にはもはやそれだけの財力が残っていないのです。
格差社会における一部の富裕層はこの危機に際しリスク回避姿勢を強め、
さらに経済を停滞させている状況です。
このように、経済においては、アメリカや中国、日本の
「トカゲの尻尾」的な存在であった韓国は、各国が自国を守る体制に入った時、
もちろん「トカゲの尻尾切り」にあい、甚大なダメージを受け、
また、「トカゲの本体」である、他国が回復するのをまたないと、
自国を立て直すこともできません。

かくして韓国はこれほど世界経済の揺さぶりを受けやすい国ですが、
文政権は、今回の感染症の中国への規制の甘さからもわかるように、
極端に中国寄りのスタンスをとってきました。
半導体産業や、中間資材の中継貿易で日米は、韓国にとって
重大なパートナーであったのにも関わらず、良好な関係が築けているとは言えません。
頼りにしていた中国にも、あっさりと入国規制をされてしまった今、
韓国経済の先行き不透明感は高まっていくばかりでしょう。
新型肺炎は世界経済の不安定性を高めています。
それは最早、直接的に韓国の経済的打撃と
イコールになっているといっても過言ではないのです。

■この記事に対する韓国国民のコメント

ムンさん

・ウォンの暴落が止まらないんだが…今までとは規模が違う。
・1ドル1250…このままではウォンはただの紙切れになる。
・最大の不安材料➏！文災害を加えると韓国経済は「六面楚歌」だ！
・文政権の目的は、国を滅ぼして中国に渡すことだ。
・すべての株式市場が暴落している、私たちだけではない！
・税金でも下げてくれなきゃ生きて行けない。
・国家破産リスク指数が2倍に上昇したことを知るべきだ
・文政権には責任を負う人間はいなくて…謝罪する人間もいない。
・これからどうすれば日本を打ち破って大国になれるのだ？
・文災害は能力もないし、運もないね。

【これに対する私の見解】

報道探

このように、韓国国民において、国内の経済を立て直すわけでも、
国際社会で上手く立ち回れるわけでもない文政権は、悩みの種となっています。
今までの経済危機と違って、感染症によって「笑う国」はありません。
全ての国が危機に立たされているのです。
こうなると対外経済中心だった韓国はかなり厳しい状況に追い込まれますが、
それは既にウォンの暴落に現れているようです。
今までダメだった文政権にこの危機を任せられるわけがない、
という不安を全ての韓国国民が抱えているのは明らかです。
本格的な国家の破綻が始まる前に、新しい方向性を打ち出すことが、必要不可欠です。
感染症によって、外交や経済的交流が停滞している今、
回復の鍵となるのは国内の腐敗を取り除くこと以外ないでしょう。