米韓合同軍事演習は結局規模縮小！文大統領「感染症が悪い！」とするも、韓国軍の弱体化は深刻…【世界情勢】

北から怒られていた米韓合同軍事演習は、今回も感染症を理由に規模を縮小する事を決定したそうです。
もともと、米韓合同軍事演習の敵国は「北」です。
その敵国からの中止要望に答える軍隊は、世界広しといえども韓国軍ぐらいでしょう。
もう、一年以上「コンピューターシミュレーションのみ」の訓練しかしていないのです。
自動車学校で言えば、シュミレーターの運転だけで免許をもらう感じですね。
そんな状況下でも、有事作戦統制権を米軍から韓国軍への移管を希望している韓国ですが、今回も見送りになりました。
当然の結果と言えますが、かなり韓国は前のめりになり移管を進めようとしたそうです。
訓練無しでどの様に移管を進めるのかは、些か疑問が多く残ります。
米軍とすれば有事作戦統制権の移管よりも、常時戦闘態勢と合同対応態勢の点検に注力したいと記事には書かれていますが、軍隊として当然であります。
作戦統制権は、戦争ゲームのように簡単な話ではないのです。
生身の人間による部隊を動かす、重大な責任のある判断を求められます。
そんな戦争ゲームの延長と考えてる軍隊の指揮下に、自軍の貴重な部隊を派兵することは出来ないのです。
数多くの実践経験がある米軍との訓練すら拒否する韓国軍では、歴然とした差が生まれてしまいます。
この差は、もう合同訓練をするとかえって危険になる可能性すらあります。
少年野球チームとプロ野球チームが本気で試合をやるのと同じですからね。
防衛的な性格が強い今回の米韓合同軍事演習ですら、北は激しく反対をしているようです。
これは、直接的な脅威を北が感じているというわけではなく、何でも言うことを聞く韓国に対してのガキ大将状態で、とりあえず押さえつけておくかという思考だと思います。
一見すると米軍も、北に配慮している様に見えますが、それは間違いです。
米軍は、朝鮮半島も含むアジア・オセアニア地域の安全保障は、日米印豪4カ国のクワッドに軸足を移しています。
クワッドでは、4カ国合同軍事演習も実施しており、当然日本の自衛隊も参加しています。
よって、米軍は米韓合同軍事演習の優先順位が低いのです。
結局は、実践経験だけではなく訓練経験の無い兵隊を増やし続ける韓国軍の弱体化だけが残る結果なのです。
当然、軍事境界線を接する韓国軍が弱体化すれば北にとって好都合ですからね。
仮に、このまま韓国国内で親中感情が高まり、米軍を追い出す様な事があれば、即刻北の軍隊の指揮下に韓国は入るでしょう。

それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国国民は「金正恩が怖くて訓練もできない文在寅」「韓米合同軍事演習に参加したら北朝鮮にロックオンされ、クアッドに参加した瞬間、中国で韓国産不買運動が繰り広げられるだろう」と、北や中国に遠慮して、米韓合同軍事演習が実施出来ないことを察しているようです。
ここまで実践式の訓練をしない韓国軍の軍事力低下は、深刻ではないかと思います。
韓国軍が監視している領域や施設に、数々の脱北者や酔っぱらい、痴呆症の老人など、全く戦闘力を持たない人間が、侵入出来てしまう状態が、軍事力低下のファクトとなっているでしょう。
「同盟韓国を排除して、なぜ日米合同訓練をするのか？左派政権は理解しているのだろうか？」などと、あたかも現在の韓国を把握しているような声も見られますが、前提としてその方向に突き進む大統領を選んだのは国民です。
安易な反日支持で無能なトップを選んだ韓国、現在噴出している不満は、ブーメランだと気付いているのでしょうか？

シミュレーションゲームの様な韓国軍は、合同軍事演習をするだけの基礎軍事力すら無いのかも知れません。