ミャンマーと光州を重ねる韓国…韓国左派をダブスタと非難する声と文大統領の中国傾倒を嘆く左派【世界情勢】

記事によるとミャンマーで発生したクーデターに対して、韓国でも抗議活動が始まったとあります。
他の先進諸国では既に、反ミャンマー軍の抗議活動が行われており、韓国もそれに続いたと言った印象が強いです。
ミャンマーでも平和的なデモや公務員の職場放棄などで軍に抗議する事が続出していますが、軍が少しづつ弾圧を強めており、予断を許さない状況です。
さて市民団体は抗議デモに対する弾圧を光州（クァンジュ）事件になぞらえていますが、そもそも光州事件とはどのような事件なのでしょうか？光州事件とは1980年にチョン・ドゥファン元大統領が起こしたクーデターと、当時民主活動家だったキム・デジュン元大統領の逮捕に抗議する市民に対して、韓国軍が多数の犠牲者を出しながら鎮圧したという事件です。
その事件は韓国にとっては大きなトラウマとなっており、完全な遡及処罰などが行なわれるなど、懸念を巻き起こしたことがうかがえます。
また、当時学生だった文大統領は直前にこの前哨戦となっていたソウルでのデモに参加していたことから予防拘禁されています。
そしてそのことは文大統領に大きなトラウマを抱かせ、後に政界に進出する契機の一つとなりました。
しかし、その結果がチョン元大統領と同じ独裁国家を作るため、邁進していることであり、皮肉としか言いようがありません。
さてミャンマーでのデモに関しては韓国は概ね好意的に見られますが、僕には一つ懸念点があります。
というのもデモ隊が掲げているポスターには、アウンサンスーチー氏の写真の後ろに放射線状のデザインがあるものがあり、これが旭日旗にとても似ているからです。
韓国は旭日旗アレルギーを発症しており、鬼滅の刃の主人公の耳飾りや駅のデザイン、果ては米国の絵画にまでクレームを出しており、放射線状であるデザインなら手当たり次第文句を言っていると感じます。
僕にはこのデザインはスーチー氏を強調させるための後光か、アウンサンスーチーと太陽をかけたデザインにしか見えません。
まあ韓国は人の意思が介入していないズワイガニさえ似ていると抗議の対象としていることから、そのうち本物の太陽にまで抗議するのではないかと感じます。
もし市民団体が旗を理由にクレームなんかを入れた日には、全世界から韓国はまともな自由主義国家と見なされなくなるでしょう。
僕としては、そんなに旭日旗が嫌いなら是非朝日新聞にも抗議をしてほしいのですが、ダブルスタンダードがお得意の韓国には無理な相談です。

それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国では「文在寅の独裁は賛美してミャンマーでは反対ですか、これがダブスタって奴ですかね？」といったように、韓国左派を皮肉る声が国内からも上がっています。
文大統領はマスコミ改革や検察改革など自由を制限する行為を矢継ぎ早に行っていますが、そのことについて左派は声を上げる気配すらありません。
「文大統領の独裁はいい独裁」とでもいいたいのでしょうかね。
しかし「文大統領が本能的に反抗できない中国が相手で大丈夫でしょうか」「ミャンマー軍部の後ろには中国が居ますよ」などというように、左派からも中国に逆らえない文大統領には何もできやしないという声も上がっています。
実際に昨年、王外相がミャンマーを訪問していることからも中国が一枚噛んでいることは確実であり、先進国の多くが早々と抗議を表明したのはそのことも大きいです。
いずれにせよミャンマークーデターが長引くにつれて、文大統領は中国か国内左派かの究極の選択を強いられることとなるのは確実です。

韓国が絡むとかえって混乱してまとまる事もまとまらなくなるので文大統領は余計な事には首を突っ込まないでほしいです。