韓国でワクチン接種開始も国民は不安…「医療関係者ではなく高齢者が優先？」ロシア産等も検討で実験の可能性も危惧【世界情勢】

記事によると、今月末にも韓国で新型感染症ワクチンの最初の接種が開始される模様です。
当初は2月の初頭に始めるという予定であったのにここまで遅れたあたり、相当確保には苦戦したということが想像できます。
政府の考えている計画によれば、3月の末までに病人や高齢者を中心とする約７７万６９００人のワクチン接種を完了させることとなっています。
しかし、この計画は全てが上手くいった場合の楽観的なシナリオで立てられた計画であり、接種開始の時期が1月近く遅れている現状では、その通りに行く可能性は限りなく低いといえます。
また記事には75万人分のワクチンしか入荷しておらず、政府の予定にある接種をするためには2万6900人分足りません。
まあ、接種のスケジュールが遅れていることから、入荷が間に合ってこのことが有耶無耶になることも十分考えられますが、もし在庫のワクチンを全て使い切り、病院がワクチン待機の状態にでもなった日には、文大統領の支持率は1桁にまで下がってもおかしくありません。
そのようなこともあり、韓国政府はロシアの感染症ワクチンの導入を検討しています。
しかし、ロシア製ワクチンは安全性が補償されておらず、ドイツの保健相が十分な試験がされていないことを理由に危険だと呼びかけています。
そのような声を跳ね返すためにプーチン大統領は発展途上国を中心にワクチンの営業を精力的に行っています。
しかし、当のプーチン大統領はロシア製ワクチンの接種について、「接種することはない」と表明しており、先進国からは失笑の的を買っています。
ロシアが敵愾心を燃やす米国では、国民にワクチンの接種を呼びかけるためにバイデン大統領だけでなく、引退したオバマ元大統領やクリントン元大統領も自身のワクチン接種する場面をテレビで中継させました。
プーチン大統領は販売したワクチンを接種記録をとってそれを試験代わりにしようという算段ですが、資金的な問題で欧米のワクチンが買えない発展途上国ならともかく、先進国であるはずの韓国が手を課すのは全く理解できませんね。
また、チョン首相は副作用を心配する質問に対し、他のワクチンを接種すれば大丈夫と的外れな回答をしています。
言うまでもなく副作用が出ている患者に対して他のワクチンを接種しても何も意味がありません。
もしくは「副作用が出たワクチンに対し未接種の人は？」という意図で答えたのかもしれませんが、もしそれなら国民全員のワクチンが確保できていない現状をあまりにも見ていないといえます。

それでは、この記事に対する反響なのですが…「すっかり世界最高峰のｋ防疫とやらは紙面から駆逐されてしまいましたね…」「予定は未定だからね、文在寅の予定は順調に進むことが皆無だからね」など、文大統領の現在の防疫政策を見て「あの自画自賛はなんだったの？」という声が上がっています。
壮大な計画だけは立てますが、それが順調にいく保障はないことは、韓国国民の間でも周知の事実となっています。
また「普通、ワクチン接種の優先順位には医療従事者が先に来ると思うけど、韓国では違う。
もちろん、熟考したうえでの決定だと思いますが、なぜそうしたのかを教えてください」などワクチン接種の順番を批判する声が高まっています。
確かに他国では、医療従事者に対してワクチンが優先接種されますが、韓国においては高齢者が真っ先になるのに違和感を感じる声も見られます。
僕は、韓国という国が目上を敬うという事が大事にされる国なのではと思っていましたが、国民の間では高齢者を実験台にしようとしているという考え方もあるみたいですね。
まあ韓国の事ですから、失敗したら全ての責任を製薬会社に押し付けるのではないですかね。

どうなろうが日本には関係の無い事ですが、とにかく全力で収束には向かって進めて行って欲しいですね。